レーベン鵠沼海岸BLUENOVA【当初は「プレミスト」、デザインは淡泊だけどディスポーザー付】2階74㎡5,832万円(坪単価259万円)
続けて、レーベン鵠沼海岸BLUENOVA。
設計は花岡都市建築設計、施工は新日本建設で、前回の記事で述べたように当初は大和ハウスが「プレミスト鵠沼海岸」として分譲する予定だったものになります。
花岡都市建築設計はプレミストでの実績が豊富で、基本的な設計コンセプトは大和ハウスの意向そのままで、白を基調とした外観デザインなんかからもプレミストっぽさが窺えますね。
ここは海沿いのリゾート寄りの物件ですので当初からタカラレーベンが携わっていても流石に近年のレーベンシリーズでよく見かけるダークなトーンでまとめるといったことはなかったはずですが、上層階に300万円台中盤の立派な単価帯のお部屋があることを考えると少々淡泊な印象にはなってしまうでしょうか。
自社の意向が反映されたデザインではないことからホームページなどにもデザイン面をあまり掲載しておらず、そういったあたりからもタカラレーベン的には納得できていない部分があるものと思われますね。
敷地南東部のガラス面豊かなエントランスは、ラウンジスペースもある明るい空間になっているので悪くはありません。
ただ、外観的に大きな特徴があるかというとそういった感じではないですし、外壁も吹き付けが結構目立ちますね。白を基調としたガラス手摺中心のデザインは爽やかでエリア的に大きな違和感はないのですが、逆に言うと特徴に欠けてしまいます。
小ぶりな物件ながらディスポーザーを搭載しているあたりはそこそこの価格帯を意識したものと思われますが、デザイン的にももう少し頑張って欲しかったですね。タカラレーベンに譲渡してしまうぐらいですからコスト的にも苦しい状況にあったのは想像に難くありませんが…。
なお、敷地内にはサーフボード置場や多目的水洗い場が設けられています。
前回のレーベン鵠沼海岸BLUENOVA。
公式ホームページ

お部屋は74㎡の3LDK、南向き中住戸です。南側細い道路の向かいはセブンイレブン(平屋建)なのでこの階でも視界抜けが得られますし、日照ももちろん良好です。当物件は南と東(南東)の二面接道で配棟的にも南と東(南東)のL字になっているのですが、東側はそこそこ交通量のある通りですし、この物件の南向きは低層階と言えどもかなり恵まれていると思います。
間取りは70㎡台中盤の大き目の中住戸で、田の字ベースの横長リビングプランになりますね。
横長リビングプランなりに廊下(LDの入口付近のデッドスペースを含む)はやや長めではあるものの、柱のアウトフレームはこちらも良好で、大きな違和感なく整ったプランという印象になるでしょう。
専有面積のわりにはやや収納が少な目(小さ目)の印象がある反面、洋室1を7畳とするなど居室畳数に豊かさを感じることが出来ますね。
坪単価は259万円。東向きの低層階などと同じかむしろ少し安いぐらいの単価設定になっており、グロスの嵩み(東向きの中住戸には60㎡台などもありますし、74㎡は近年の中住戸としては大き目)を考慮した感がありますね。
南側が未来永劫セブンイレブンである保証はもちろんありませんが、低層階でも条件の良いポジションであることを考えればまずまずの水準だと思いますね。
近年の近隣供給事例としては、クリオ鵠沼海岸(2018年分譲/駅徒歩3分/平均坪単価約300万円)、レ・ジェイド辻堂東海岸シーサイドヴィラ(2019年分譲/駅徒歩17分/平均坪単価約250万円)といった感じで、上層階はともかく低層階に関してはクリオの低層階よりも安いぐらいの水準ですので、ここ1~2年の価格高騰を加味すれば妥当というかむしろややこなれているぐらいの印象になるでしょうか。
設備仕様面は、総戸数51戸ながらディスポーザーが付いているのは意外でした。後付けは出来ないので大和ハウスの意向によるものになります。食洗機はもちろん付いていますし、トイレはキャビネット型、そしてラクセスキー(玄関電気錠)搭載といったあたりも魅力になるでしょう。
管理費は237円/㎡。外廊下ですが、このスケールでディスポーザー付であることを考えるとリーズナブルな方と言えますね。
駐車場は全37台で内訳は平置11台(身障者用1台及び1階住戸隣接の専用駐車場4台含む)、機械式26台になります。
設計は花岡都市建築設計、施工は新日本建設で、前回の記事で述べたように当初は大和ハウスが「プレミスト鵠沼海岸」として分譲する予定だったものになります。
花岡都市建築設計はプレミストでの実績が豊富で、基本的な設計コンセプトは大和ハウスの意向そのままで、白を基調とした外観デザインなんかからもプレミストっぽさが窺えますね。
ここは海沿いのリゾート寄りの物件ですので当初からタカラレーベンが携わっていても流石に近年のレーベンシリーズでよく見かけるダークなトーンでまとめるといったことはなかったはずですが、上層階に300万円台中盤の立派な単価帯のお部屋があることを考えると少々淡泊な印象にはなってしまうでしょうか。
自社の意向が反映されたデザインではないことからホームページなどにもデザイン面をあまり掲載しておらず、そういったあたりからもタカラレーベン的には納得できていない部分があるものと思われますね。
敷地南東部のガラス面豊かなエントランスは、ラウンジスペースもある明るい空間になっているので悪くはありません。
ただ、外観的に大きな特徴があるかというとそういった感じではないですし、外壁も吹き付けが結構目立ちますね。白を基調としたガラス手摺中心のデザインは爽やかでエリア的に大きな違和感はないのですが、逆に言うと特徴に欠けてしまいます。
小ぶりな物件ながらディスポーザーを搭載しているあたりはそこそこの価格帯を意識したものと思われますが、デザイン的にももう少し頑張って欲しかったですね。タカラレーベンに譲渡してしまうぐらいですからコスト的にも苦しい状況にあったのは想像に難くありませんが…。
なお、敷地内にはサーフボード置場や多目的水洗い場が設けられています。
前回のレーベン鵠沼海岸BLUENOVA。
公式ホームページ

お部屋は74㎡の3LDK、南向き中住戸です。南側細い道路の向かいはセブンイレブン(平屋建)なのでこの階でも視界抜けが得られますし、日照ももちろん良好です。当物件は南と東(南東)の二面接道で配棟的にも南と東(南東)のL字になっているのですが、東側はそこそこ交通量のある通りですし、この物件の南向きは低層階と言えどもかなり恵まれていると思います。
間取りは70㎡台中盤の大き目の中住戸で、田の字ベースの横長リビングプランになりますね。
横長リビングプランなりに廊下(LDの入口付近のデッドスペースを含む)はやや長めではあるものの、柱のアウトフレームはこちらも良好で、大きな違和感なく整ったプランという印象になるでしょう。
専有面積のわりにはやや収納が少な目(小さ目)の印象がある反面、洋室1を7畳とするなど居室畳数に豊かさを感じることが出来ますね。
坪単価は259万円。東向きの低層階などと同じかむしろ少し安いぐらいの単価設定になっており、グロスの嵩み(東向きの中住戸には60㎡台などもありますし、74㎡は近年の中住戸としては大き目)を考慮した感がありますね。
南側が未来永劫セブンイレブンである保証はもちろんありませんが、低層階でも条件の良いポジションであることを考えればまずまずの水準だと思いますね。
近年の近隣供給事例としては、クリオ鵠沼海岸(2018年分譲/駅徒歩3分/平均坪単価約300万円)、レ・ジェイド辻堂東海岸シーサイドヴィラ(2019年分譲/駅徒歩17分/平均坪単価約250万円)といった感じで、上層階はともかく低層階に関してはクリオの低層階よりも安いぐらいの水準ですので、ここ1~2年の価格高騰を加味すれば妥当というかむしろややこなれているぐらいの印象になるでしょうか。
設備仕様面は、総戸数51戸ながらディスポーザーが付いているのは意外でした。後付けは出来ないので大和ハウスの意向によるものになります。食洗機はもちろん付いていますし、トイレはキャビネット型、そしてラクセスキー(玄関電気錠)搭載といったあたりも魅力になるでしょう。
管理費は237円/㎡。外廊下ですが、このスケールでディスポーザー付であることを考えるとリーズナブルな方と言えますね。
駐車場は全37台で内訳は平置11台(身障者用1台及び1階住戸隣接の専用駐車場4台含む)、機械式26台になります。
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