サンウッド元代々木町【小規模ながら屋内平置駐車場×各階ゴミ置場】2階75㎡15,280万円(坪単価677万円)
続けて、サンウッド元代々木町。
設計は長谷川建築企画、施工は南海辰村建設になります。
長谷川建築企画、南海辰村建設共に三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス」の実績が豊富、また、南海辰村建設はサンウッド青山、サンウッド神楽坂など近年のサンウッドにも多く携わっています。
デザイン監修は、デザインエイト(Design Eight)になります。初めてお目にかかるのですが、レジデンスの他、商業施設、ホテル、レストランなどの実績も豊富な方のようで、エントランスアプローチからエントランスラウンジに向かうアプローチ周りのデザインはこの価格帯の物件なりのホテルライクなものと言えるでしょう。
一方で、ちょっと気になるのは動線面(設計面)ですね。敷地形状などを考慮した結果なのだとは思いますが、歩行者動線(駐輪場含む)と駐車場動線が敷地南東部に合わさってしまっており、少々の苦しさを感じてしまうのです。
敷地周囲には起伏があるため動線の確保が難しいという事情もあるとは思いますし、セキュリティ性を高めた結果とも言えるのですが、敷地北側の接道部分にサブエントランスを設けるという選択肢は十分にあったように思いますし、この価格帯の高額物件であることを考えるとさらなる配慮が欲しかったですね。
駐車場が全て屋内平置に出来ている点や小規模ながら各階ゴミ置場が備わっているあたりは"まさに高額物件"という印象です。しかしながら、外壁タイルも白を基調としたシンプル過ぎる嫌いがあり、"分かりやすさ"や"インパクト"といった点でちょっと弱く感じてしまう物件ですね。
サンウッド瀬田一丁目は各階ゴミ置場こそありませんでしたが、全体的な雰囲気(デザイン)がかなり良かったのでこちらにも期待していたところがあったのですが、小さくまとまってしまったような印象になるでしょうか。
共用施設としては1階(建築基準法上の地下1階)に10席ほどのラウンジがあります。
前回のサンウッド元代々木町。
公式ホームページ

お部屋は75㎡の2LDK、南向き中住戸です。エントランス(地下1階)の2つ上のフロアに位置しており、南側は戸建に視界を塞がれはするものの、圧迫感のない日照良好なポジションになります。
間取りは70㎡台中盤ながら2LDKを採用した立地なりのゆとりを感じるものです。3LDKとしても使えるような柔軟性のあるプランではないですし、子育てを控えるファミリーというよりも子が巣立った老夫婦などをターゲットにした形なのでしょうか。
先ほどのプラン同様に柱の食い込みが見られはするものの、廊下がお手本のような効率的、かつ、プライバシー面への配慮がなされた設計で、この廊下の長さで全室及び洗面所がノンリビングインというのは魅力的ですね。
やや勿体なく感じるのはそこそこのワイドスパンながらLDの開口部幅が狭い点でしょうか。マスターベッドルームは10畳と大きいですし、開口部的にもマスターベッドルームが重視された感のあるプランになりますね。
坪単価は677万円。印象としては前回のプラン同様ですね。前回の記事で挙げた近年の近隣供給物件と比較した場合、直近の価格高騰も加味し大きな違和感を覚えることはないものの、近年は大手デベロッパーの力の入った物件が多く供給されているエリアになるため、そういった物件と比べてしまうとややシンプルというか、単価帯のわりには大人しい物件という印象になります。
設備仕様面は、小規模ながらもしっかりとディスポーザーが付いていますし、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様、さらに、磁器質タイル貼の浴室、カップボード、LDビルトインエアコンなど単価帯なりに悪くありません。
管理費は440円/㎡。小規模ながらディスポーザー付の内廊下設計、さらに各階ゴミ置場も備わっていることを考えればむしろリーズナブルな方だと思います。
駐車場は身障者用を含む全9台で全て平置(屋内)になります。台数は多くはありませんが、前回の記事で述べたように40~60㎡台も多い物件ですので違和感はありません。
設計は長谷川建築企画、施工は南海辰村建設になります。
長谷川建築企画、南海辰村建設共に三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス」の実績が豊富、また、南海辰村建設はサンウッド青山、サンウッド神楽坂など近年のサンウッドにも多く携わっています。
デザイン監修は、デザインエイト(Design Eight)になります。初めてお目にかかるのですが、レジデンスの他、商業施設、ホテル、レストランなどの実績も豊富な方のようで、エントランスアプローチからエントランスラウンジに向かうアプローチ周りのデザインはこの価格帯の物件なりのホテルライクなものと言えるでしょう。
一方で、ちょっと気になるのは動線面(設計面)ですね。敷地形状などを考慮した結果なのだとは思いますが、歩行者動線(駐輪場含む)と駐車場動線が敷地南東部に合わさってしまっており、少々の苦しさを感じてしまうのです。
敷地周囲には起伏があるため動線の確保が難しいという事情もあるとは思いますし、セキュリティ性を高めた結果とも言えるのですが、敷地北側の接道部分にサブエントランスを設けるという選択肢は十分にあったように思いますし、この価格帯の高額物件であることを考えるとさらなる配慮が欲しかったですね。
駐車場が全て屋内平置に出来ている点や小規模ながら各階ゴミ置場が備わっているあたりは"まさに高額物件"という印象です。しかしながら、外壁タイルも白を基調としたシンプル過ぎる嫌いがあり、"分かりやすさ"や"インパクト"といった点でちょっと弱く感じてしまう物件ですね。
サンウッド瀬田一丁目は各階ゴミ置場こそありませんでしたが、全体的な雰囲気(デザイン)がかなり良かったのでこちらにも期待していたところがあったのですが、小さくまとまってしまったような印象になるでしょうか。
共用施設としては1階(建築基準法上の地下1階)に10席ほどのラウンジがあります。
前回のサンウッド元代々木町。
公式ホームページ

お部屋は75㎡の2LDK、南向き中住戸です。エントランス(地下1階)の2つ上のフロアに位置しており、南側は戸建に視界を塞がれはするものの、圧迫感のない日照良好なポジションになります。
間取りは70㎡台中盤ながら2LDKを採用した立地なりのゆとりを感じるものです。3LDKとしても使えるような柔軟性のあるプランではないですし、子育てを控えるファミリーというよりも子が巣立った老夫婦などをターゲットにした形なのでしょうか。
先ほどのプラン同様に柱の食い込みが見られはするものの、廊下がお手本のような効率的、かつ、プライバシー面への配慮がなされた設計で、この廊下の長さで全室及び洗面所がノンリビングインというのは魅力的ですね。
やや勿体なく感じるのはそこそこのワイドスパンながらLDの開口部幅が狭い点でしょうか。マスターベッドルームは10畳と大きいですし、開口部的にもマスターベッドルームが重視された感のあるプランになりますね。
坪単価は677万円。印象としては前回のプラン同様ですね。前回の記事で挙げた近年の近隣供給物件と比較した場合、直近の価格高騰も加味し大きな違和感を覚えることはないものの、近年は大手デベロッパーの力の入った物件が多く供給されているエリアになるため、そういった物件と比べてしまうとややシンプルというか、単価帯のわりには大人しい物件という印象になります。
設備仕様面は、小規模ながらもしっかりとディスポーザーが付いていますし、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様、さらに、磁器質タイル貼の浴室、カップボード、LDビルトインエアコンなど単価帯なりに悪くありません。
管理費は440円/㎡。小規模ながらディスポーザー付の内廊下設計、さらに各階ゴミ置場も備わっていることを考えればむしろリーズナブルな方だと思います。
駐車場は身障者用を含む全9台で全て平置(屋内)になります。台数は多くはありませんが、前回の記事で述べたように40~60㎡台も多い物件ですので違和感はありません。
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