ザ・ヨコハマフロントタワー【初の40㎡台】13階40㎡7,780万円(坪単価637万円)
ザ・ヨコハマフロントタワー。
昨年11月の水面下での分譲中に記事化して以来になります。
その一般公開前の第1期(120戸)及びその後行われた5月の第2期(148戸)は50㎡台以上の分譲でしたが、先日行われた第3期(59戸)はいよいよ40㎡台のプランが出てきましたので再度取り上げることにしました。
第3期までの合計327戸は分譲対象住戸424戸の8割近くに達しており、第1期は33階以上の全ての分譲住戸を含む高層階中心(50㎡台~)、第2期までで60㎡台以上の全て(こちらも50㎡台~)といった感じで、上層階や面積の大きなものから供給されてきた中で第3期ではついに40㎡台が出てきましたね。
以前から申し上げているように第1期の水面下での120戸の供給(即日完売)がさらなる人気を煽る形になったのは確かですが、それ以前にやはりこれだけの貴重な立地の物件ともなると「1つ持っておきたい」と考える富裕層や投資家が多いのは事実で、今後第4期以降に分譲される20~30㎡台もすぐに売れてしまうのでしょう…。
※40㎡台はまだ残されているお部屋がありますし、物件内で最も多い50㎡台もまだあるので第4期以降は20~50㎡台になります。
前回までのザ・ヨコハマフロントタワー。
公式ホームページ
お部屋は40㎡の1LDK、東向き中住戸です。6~12階にはホテル・サービスアパートメントが入るためこの13階はいわゆるザ・ヨコハマフロントタワーの住戸の中では最も下の階に位置しています。
しかしながら、東側のホテルメッツ横浜を考慮しての設計でもあり、13階でもそれを越えてくるので線路の向こう側までの視界抜けが得られる良好なポジションです(音の影響は不可避)。
間取りはギリギリですが40㎡台に乗せた1LDKで、近年の狭小トレンド化においては多くない大き目の1LDKになります。
どこにでもあるような物件でこういった大きさの1LDKを用意してしまうとグロス価格が嵩んでしまいニーズを見出しにくいといったようなケースもあるのですが、当物件ならば話は別でしょう。
プラン的にも40㎡台なりのゆとりが感じられますし、この立地この物件ならばフィットする面積帯だと思います。
気になるのはLDの入口付近の中途半端なスペースでしょうか。
キッチンが縦に入っているのですが、普通に横にして東側にキッチン天板の奥行を延ばしたカウンターではダメだったのかね。キッチンは横に入れた方が入口付近のデッドスペースが小さく済みますし、カウンターの出っ張りがLDにとってはちょっと邪魔気もするのです。
バルコニーに出ることの出来ないサービスバルコニー設計は当初から申し上げている通りですが、連窓サッシが導入されていない点、マスターベッドルームの引き戸の開きが中途半端な点、さらにこの面積帯の1LDKながら浴室が1216と小さい点なども気になりますね。
坪単価は677万円。同階の2LDK55㎡(同東向き)は599万円でしたので、グロスが異なるとはいえ、人気物件ゆえに足元を見ている感は小さくありません。第1期で供給された33階の50㎡台は坪単価598万円でしたので、販売が進むに従い実質的な値上げが行われている物件になります。市況の影響もありますし仕方のないこととはいえ、第1期も安いと感じるレベルではなかったですし、以下のように40㎡台以下は設備面が50㎡台以上に比べ大分落ちるあたりからしてもちょっと残念ではありますね…。
40㎡台は20階以下にしかないため数も少ないですし、同価格設定の西向きよりも眺望が良いのは魅力ですけども…。
なお、第4期以降はさらに小さな20~30㎡台が出てくるので単価がまた上がるのでしょう。単価が上がるのは当然として、焦点は物件内でも少々浮いた存在のかなり小さな23㎡と30㎡台との単価差がどのぐらいになるかでしょうね。
設備仕様面は、2LDK(50㎡台)以上と比べ、かなり落ちます。最も残念なのは全熱交換器がない点でしょうか。
LDビルトインエアコンやキッチンカップボードもないですし、タイル貼だった廊下・洗面・トイレ床がフローリングという平凡な仕様になります。上述のように40㎡台は近年の1LDKの中ではかなりしっかりとした大きさになりますし、単価・グロス的にもちょっと寂しい印象になってしまいますね。
昨年11月の水面下での分譲中に記事化して以来になります。
その一般公開前の第1期(120戸)及びその後行われた5月の第2期(148戸)は50㎡台以上の分譲でしたが、先日行われた第3期(59戸)はいよいよ40㎡台のプランが出てきましたので再度取り上げることにしました。
第3期までの合計327戸は分譲対象住戸424戸の8割近くに達しており、第1期は33階以上の全ての分譲住戸を含む高層階中心(50㎡台~)、第2期までで60㎡台以上の全て(こちらも50㎡台~)といった感じで、上層階や面積の大きなものから供給されてきた中で第3期ではついに40㎡台が出てきましたね。
以前から申し上げているように第1期の水面下での120戸の供給(即日完売)がさらなる人気を煽る形になったのは確かですが、それ以前にやはりこれだけの貴重な立地の物件ともなると「1つ持っておきたい」と考える富裕層や投資家が多いのは事実で、今後第4期以降に分譲される20~30㎡台もすぐに売れてしまうのでしょう…。
※40㎡台はまだ残されているお部屋がありますし、物件内で最も多い50㎡台もまだあるので第4期以降は20~50㎡台になります。
前回までのザ・ヨコハマフロントタワー。
公式ホームページ
お部屋は40㎡の1LDK、東向き中住戸です。6~12階にはホテル・サービスアパートメントが入るためこの13階はいわゆるザ・ヨコハマフロントタワーの住戸の中では最も下の階に位置しています。
しかしながら、東側のホテルメッツ横浜を考慮しての設計でもあり、13階でもそれを越えてくるので線路の向こう側までの視界抜けが得られる良好なポジションです(音の影響は不可避)。
間取りはギリギリですが40㎡台に乗せた1LDKで、近年の狭小トレンド化においては多くない大き目の1LDKになります。
どこにでもあるような物件でこういった大きさの1LDKを用意してしまうとグロス価格が嵩んでしまいニーズを見出しにくいといったようなケースもあるのですが、当物件ならば話は別でしょう。
プラン的にも40㎡台なりのゆとりが感じられますし、この立地この物件ならばフィットする面積帯だと思います。
気になるのはLDの入口付近の中途半端なスペースでしょうか。
キッチンが縦に入っているのですが、普通に横にして東側にキッチン天板の奥行を延ばしたカウンターではダメだったのかね。キッチンは横に入れた方が入口付近のデッドスペースが小さく済みますし、カウンターの出っ張りがLDにとってはちょっと邪魔気もするのです。
バルコニーに出ることの出来ないサービスバルコニー設計は当初から申し上げている通りですが、連窓サッシが導入されていない点、マスターベッドルームの引き戸の開きが中途半端な点、さらにこの面積帯の1LDKながら浴室が1216と小さい点なども気になりますね。
坪単価は677万円。同階の2LDK55㎡(同東向き)は599万円でしたので、グロスが異なるとはいえ、人気物件ゆえに足元を見ている感は小さくありません。第1期で供給された33階の50㎡台は坪単価598万円でしたので、販売が進むに従い実質的な値上げが行われている物件になります。市況の影響もありますし仕方のないこととはいえ、第1期も安いと感じるレベルではなかったですし、以下のように40㎡台以下は設備面が50㎡台以上に比べ大分落ちるあたりからしてもちょっと残念ではありますね…。
40㎡台は20階以下にしかないため数も少ないですし、同価格設定の西向きよりも眺望が良いのは魅力ですけども…。
なお、第4期以降はさらに小さな20~30㎡台が出てくるので単価がまた上がるのでしょう。単価が上がるのは当然として、焦点は物件内でも少々浮いた存在のかなり小さな23㎡と30㎡台との単価差がどのぐらいになるかでしょうね。
設備仕様面は、2LDK(50㎡台)以上と比べ、かなり落ちます。最も残念なのは全熱交換器がない点でしょうか。
LDビルトインエアコンやキッチンカップボードもないですし、タイル貼だった廊下・洗面・トイレ床がフローリングという平凡な仕様になります。上述のように40㎡台は近年の1LDKの中ではかなりしっかりとした大きさになりますし、単価・グロス的にもちょっと寂しい印象になってしまいますね。