クリオ鵠沼海岸グランロワ【ギャップの大きなダブルエントランス】3階61㎡7,497万円(坪単価405万円)
続けて、クリオ鵠沼海岸グランロワ。
設計は共同エンジニアリング、施工は三木組です。
総戸数27戸という数字からはスケールを感じにくいものの、100㎡超が多く設けられた物件(最上階以外にも100㎡超があります)ですので敷地面積は約1,650㎡とけして小さなものではありません。
敷地は134号を含め3方が接道しており、エントランスが南と北の両面に設けられているのですが、そのデザインのギャップが大きな特徴になると言っても過言ではないでしょう。
北は閑静な住宅街、南は海岸沿い(134)ということでそれぞれの雰囲気に合わせたということなのですが、北のタウンエントランスは三笠会館時代の既存のクロマツを生かした和の趣、南はありがちなヤシの木を植樹したビーチリゾート風ということで少々ギャップが大き過ぎる印象にはなりますかね。
三笠会館時代にもヤシの木はあったと思いますし、そのギャップも売りっちゃ売りなのでしょう。ただ、南側まで和の趣でガッツリいくぐらいの方がより存在感が増したでしょうし、全体的に和のイメージで統一した方がバルコニー軒裏の木目調仕上げなどとの愛称も良かったように思うのです。
優美なクロマツが出迎えてくれるタウンエントランスはかなり良い雰囲気ですし、けして悪くはないのですが、小ぶりなエントランスホールや屋外機械式駐車場は至って普通な印象になってしまいますね(※サーフボード置場は備わっています)。
ちなみに、流石にスケールが違うのでこちらが完成したらあまり目立たなくなるのかもしれませんが、個人的にはマックの駐車場の北側にある外周全てにスロープが施された超個性的な設計のお宅から目が離せませんでした…。あれは凄い…。
前回のクリオ鵠沼海岸グランロワ。
公式ホームページ

お部屋は61㎡の2LDK、北東角住戸です。北側・東側共に前建は2階建ですが、東側は戸建の隣がその超個性的なお宅になります。
南東方向にはマックの駐車場の向こうに134号が見えますが、防砂林があるので海岸までは見えないでしょうね。ただ、江の島の花火は見えるのではないでしょうか。
間取りは南向き(海岸向き)ではないので物件内では小さめ(最低50㎡台〜)なのですが、60㎡超なので2LDKとしては大きいです。
そのわりにLDが小さいのは残念なのですが、収納がとても充実していますし、奥行3mのスクエアバルコニーは魅力的でしょう。
坪単価は405万円。南向き(海岸向き)がほぼ500~700万円台なので控えめに感じる一方で、防砂林によりパーシャルオーシャンビューにもならないお部屋ですし、同時期分譲のレーベン鵠沼海岸BLUENOVA(駅徒歩11分、134号沿いなどではない)の300万円前後の水準や2018年に分譲された134号沿いのグランレ・ジェイド湘南江ノ島R134の内陸向き住戸が300万円を切る水準だったことを考えると強く感じてしまいますね。
また、前回の記事で言及したように、134号沿いのライオンズ湘南江ノ島シーサイド(2012年築)の南東向きや東向き(海岸向きではない)の直近の成約が200~220万円ほどというあたりからしてもどうなのかなと思ってしまいます。
まぁ、こういった物件(新築物件)の価格設定につられて中古物件の価格が吊り上がるのはよくあることですが…。
設備仕様面は、総戸数27戸とはいえ100㎡超が多くある物件ですし、価格帯(購入者の支払能力)からすればディスポーザーがある方が自然だったでしょう。
食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板(トイレ手洗いカウンターまで。※最上階屋上テラス付の3戸はシーザーストーン天板になります)などは備わってはいるものの、単価帯的にはやや平凡な印象になってしまうでしょうね。
管理費は255円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下にしては高めですが違和感はありません。多少高くなろうがディスポーザー付の内廊下が見たかったとは思いますけど…。
駐車場は全28台で身障者用(平置)を除いた27台が機械式になります。100%超の設置は流石ですけどプレミアム住戸用に数台の平置があると良かったようには思いますね。
設計は共同エンジニアリング、施工は三木組です。
総戸数27戸という数字からはスケールを感じにくいものの、100㎡超が多く設けられた物件(最上階以外にも100㎡超があります)ですので敷地面積は約1,650㎡とけして小さなものではありません。
敷地は134号を含め3方が接道しており、エントランスが南と北の両面に設けられているのですが、そのデザインのギャップが大きな特徴になると言っても過言ではないでしょう。
北は閑静な住宅街、南は海岸沿い(134)ということでそれぞれの雰囲気に合わせたということなのですが、北のタウンエントランスは三笠会館時代の既存のクロマツを生かした和の趣、南はありがちなヤシの木を植樹したビーチリゾート風ということで少々ギャップが大き過ぎる印象にはなりますかね。
三笠会館時代にもヤシの木はあったと思いますし、そのギャップも売りっちゃ売りなのでしょう。ただ、南側まで和の趣でガッツリいくぐらいの方がより存在感が増したでしょうし、全体的に和のイメージで統一した方がバルコニー軒裏の木目調仕上げなどとの愛称も良かったように思うのです。
優美なクロマツが出迎えてくれるタウンエントランスはかなり良い雰囲気ですし、けして悪くはないのですが、小ぶりなエントランスホールや屋外機械式駐車場は至って普通な印象になってしまいますね(※サーフボード置場は備わっています)。
ちなみに、流石にスケールが違うのでこちらが完成したらあまり目立たなくなるのかもしれませんが、個人的にはマックの駐車場の北側にある外周全てにスロープが施された超個性的な設計のお宅から目が離せませんでした…。あれは凄い…。
前回のクリオ鵠沼海岸グランロワ。
公式ホームページ

お部屋は61㎡の2LDK、北東角住戸です。北側・東側共に前建は2階建ですが、東側は戸建の隣がその超個性的なお宅になります。
南東方向にはマックの駐車場の向こうに134号が見えますが、防砂林があるので海岸までは見えないでしょうね。ただ、江の島の花火は見えるのではないでしょうか。
間取りは南向き(海岸向き)ではないので物件内では小さめ(最低50㎡台〜)なのですが、60㎡超なので2LDKとしては大きいです。
そのわりにLDが小さいのは残念なのですが、収納がとても充実していますし、奥行3mのスクエアバルコニーは魅力的でしょう。
坪単価は405万円。南向き(海岸向き)がほぼ500~700万円台なので控えめに感じる一方で、防砂林によりパーシャルオーシャンビューにもならないお部屋ですし、同時期分譲のレーベン鵠沼海岸BLUENOVA(駅徒歩11分、134号沿いなどではない)の300万円前後の水準や2018年に分譲された134号沿いのグランレ・ジェイド湘南江ノ島R134の内陸向き住戸が300万円を切る水準だったことを考えると強く感じてしまいますね。
また、前回の記事で言及したように、134号沿いのライオンズ湘南江ノ島シーサイド(2012年築)の南東向きや東向き(海岸向きではない)の直近の成約が200~220万円ほどというあたりからしてもどうなのかなと思ってしまいます。
まぁ、こういった物件(新築物件)の価格設定につられて中古物件の価格が吊り上がるのはよくあることですが…。
設備仕様面は、総戸数27戸とはいえ100㎡超が多くある物件ですし、価格帯(購入者の支払能力)からすればディスポーザーがある方が自然だったでしょう。
食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板(トイレ手洗いカウンターまで。※最上階屋上テラス付の3戸はシーザーストーン天板になります)などは備わってはいるものの、単価帯的にはやや平凡な印象になってしまうでしょうね。
管理費は255円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下にしては高めですが違和感はありません。多少高くなろうがディスポーザー付の内廊下が見たかったとは思いますけど…。
駐車場は全28台で身障者用(平置)を除いた27台が機械式になります。100%超の設置は流石ですけどプレミアム住戸用に数台の平置があると良かったようには思いますね。
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