シエリア与野中央公園【JR2駅徒歩圏×与野中央公園パークサイド】5階72㎡5,788万円(坪単価264万円)
シエリア与野中央公園。
所在地:埼玉県さいたま市中央区新中里4-1251-1他(地番)
交通:与野本町駅徒歩9分、与野駅徒歩13分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:6階建、80戸
パナソニックの社宅跡地の3,200㎡超で、その名の通り西~南西にかけて与野中央公園が広がるパークサイドポジションになります。
与野中央公園は、鴻沼川・高沼用水東縁に挟まれた現状でも約2.1haという大きな公園なのですが、鴻沼川の西側の広大な空地スペースにまで拡張することも検討(あくまで「検討」で、確定していません)されており、緑地や多目的広場だけでなく複合スポーツ施設も想定されているのはちょっと楽しみな材料でしょうか。
当物件の敷地北側はタツミ通りに面しており、駅からのアプローチの大半は両駅共にほぼタツミ通りになります。与野駅に向かうアプローチはやや上りになりますし、駅徒歩13分は少々距離があるものの、JR2駅が徒歩圏という点は少なからず魅力になるでしょう。タツミ通りの歩道は場所にもよりますが背の高いガードがなく、幅的に狭いところがあるのはちょっと気になりますが…。
買物便で言うと、スーパーはやや距離があります。西友とオーケーは共に徒歩9分ですが、中山道沿いで駅とは離れているのが玉に瑕です。駅前ということになると与野本町駅前のフードガーデンが徒歩9分になりますね。
通学区は、大戸小学校で徒歩16分とかなり距離感があります。小さなお子さんにとってはちょっと大変で、ファミリー世帯にとってはネックの1つになるかもしれません。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、南西角住戸です。敷地南西端に位置した角住戸で、西に与野中央公園(手前に高沼用水東縁)、南に戸建住宅街を望む物件内で恵まれたポジションになります。
賑やかなポジションどころかむしろ落ち着きがあるにもかかわらず二重サッシになっていることに違和感を覚える方もいらっしゃるかと思いますが、二重サッシはゼッチ基準を満たすために断熱性を高めたことによるものです。個人的には二重サッシは開放感を損なうところがあるので、Low-Eペアガラスで基準を満たすものとして欲しかったとは思いますが…(当物件はプランによってペアガラスのものもあります)。
意外だったのは70㎡そこそこの面積帯ですね。当物件には80㎡前後のプランもあり、中でも北東角住戸は最も大きな86㎡(ルーバル付の1点限りの特殊プランなどではない)になっているのです。
こういっちゃなんですが北東角は特に魅力的なポジションではなく、こちらのパークサイド、かつ、日照良好な南西角の方が大分良い条件になるため、教科書的な設計を行うのであれば"こちらのポジションに物件内で最も大きなプランが用意されているもの"なので、真逆のケースなのです。
おそらく"条件が良いなりに単価を高くしつつ、面積を大きくしてしまう"とグロスが嵩み過ぎて販売に支障をきたすことを嫌ったのだと思いますが、以下のようにこの面積帯でも単価があまり伸ばせていないので…。
間取りとしては、南側は隣地との距離が十分ではないため開口部が限定的なのですが、洋室2・3共に大きく開け放てる引き戸設計が採用されているのは良い点ですし、角住戸にしては廊下が短めながらも洋室1室と洗面所がノンリビングインに出来ているのも悪くないでしょう。
柱のアウトフレームが行き届いているので、効率性という点でも良好です。
残念に思うのは、LDが角位置(二面採光)ではない上、西側の開口部もごくごく一般的な2連サッシでしかない点でしょうか。
坪単価は264万円。平均としては250万円ぐらいになるでしょうか。
近年の近隣供給事例としては、サンクレイドル与野(2020年分譲/与野駅徒歩8分/約225万円)、シティハウス浦和針ヶ谷(2021年より分譲中/与野駅徒歩11分※浦和区/約250万円)といったところで、直近の相場上昇の影響を感じるお値段設定です。
ただ、シティハウスの浦和区アドレスに対しこちらはJR2駅が徒歩圏になるという魅力がありますし、上述のように与野中央公園向き住戸は思っていたほど単価が伸びていない印象にはなるのでパークサイドに魅力を感じる方にとってはこのご時世なりに悪くない水準だとは思いますね。
パークサイドポジションはファミリー向きと言える反面、小学校が遠いのはやはり気になるところではありますが…。
所在地:埼玉県さいたま市中央区新中里4-1251-1他(地番)
交通:与野本町駅徒歩9分、与野駅徒歩13分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:6階建、80戸
パナソニックの社宅跡地の3,200㎡超で、その名の通り西~南西にかけて与野中央公園が広がるパークサイドポジションになります。
与野中央公園は、鴻沼川・高沼用水東縁に挟まれた現状でも約2.1haという大きな公園なのですが、鴻沼川の西側の広大な空地スペースにまで拡張することも検討(あくまで「検討」で、確定していません)されており、緑地や多目的広場だけでなく複合スポーツ施設も想定されているのはちょっと楽しみな材料でしょうか。
当物件の敷地北側はタツミ通りに面しており、駅からのアプローチの大半は両駅共にほぼタツミ通りになります。与野駅に向かうアプローチはやや上りになりますし、駅徒歩13分は少々距離があるものの、JR2駅が徒歩圏という点は少なからず魅力になるでしょう。タツミ通りの歩道は場所にもよりますが背の高いガードがなく、幅的に狭いところがあるのはちょっと気になりますが…。
買物便で言うと、スーパーはやや距離があります。西友とオーケーは共に徒歩9分ですが、中山道沿いで駅とは離れているのが玉に瑕です。駅前ということになると与野本町駅前のフードガーデンが徒歩9分になりますね。
通学区は、大戸小学校で徒歩16分とかなり距離感があります。小さなお子さんにとってはちょっと大変で、ファミリー世帯にとってはネックの1つになるかもしれません。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、南西角住戸です。敷地南西端に位置した角住戸で、西に与野中央公園(手前に高沼用水東縁)、南に戸建住宅街を望む物件内で恵まれたポジションになります。
賑やかなポジションどころかむしろ落ち着きがあるにもかかわらず二重サッシになっていることに違和感を覚える方もいらっしゃるかと思いますが、二重サッシはゼッチ基準を満たすために断熱性を高めたことによるものです。個人的には二重サッシは開放感を損なうところがあるので、Low-Eペアガラスで基準を満たすものとして欲しかったとは思いますが…(当物件はプランによってペアガラスのものもあります)。
意外だったのは70㎡そこそこの面積帯ですね。当物件には80㎡前後のプランもあり、中でも北東角住戸は最も大きな86㎡(ルーバル付の1点限りの特殊プランなどではない)になっているのです。
こういっちゃなんですが北東角は特に魅力的なポジションではなく、こちらのパークサイド、かつ、日照良好な南西角の方が大分良い条件になるため、教科書的な設計を行うのであれば"こちらのポジションに物件内で最も大きなプランが用意されているもの"なので、真逆のケースなのです。
おそらく"条件が良いなりに単価を高くしつつ、面積を大きくしてしまう"とグロスが嵩み過ぎて販売に支障をきたすことを嫌ったのだと思いますが、以下のようにこの面積帯でも単価があまり伸ばせていないので…。
間取りとしては、南側は隣地との距離が十分ではないため開口部が限定的なのですが、洋室2・3共に大きく開け放てる引き戸設計が採用されているのは良い点ですし、角住戸にしては廊下が短めながらも洋室1室と洗面所がノンリビングインに出来ているのも悪くないでしょう。
柱のアウトフレームが行き届いているので、効率性という点でも良好です。
残念に思うのは、LDが角位置(二面採光)ではない上、西側の開口部もごくごく一般的な2連サッシでしかない点でしょうか。
坪単価は264万円。平均としては250万円ぐらいになるでしょうか。
近年の近隣供給事例としては、サンクレイドル与野(2020年分譲/与野駅徒歩8分/約225万円)、シティハウス浦和針ヶ谷(2021年より分譲中/与野駅徒歩11分※浦和区/約250万円)といったところで、直近の相場上昇の影響を感じるお値段設定です。
ただ、シティハウスの浦和区アドレスに対しこちらはJR2駅が徒歩圏になるという魅力がありますし、上述のように与野中央公園向き住戸は思っていたほど単価が伸びていない印象にはなるのでパークサイドに魅力を感じる方にとってはこのご時世なりに悪くない水準だとは思いますね。
パークサイドポジションはファミリー向きと言える反面、小学校が遠いのはやはり気になるところではありますが…。
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