シティハウス西池袋【共用廊下側のデザインに配慮した結果の「1LDK+2S」】2階64㎡8,600万円(坪単価441万円)
続けて、シティハウス西池袋。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床になります。
前回の記事で述べたように地権者住戸の多い物件で、分譲住戸自体は58戸と少な目ではあるのですが、全体としては19階建137戸というそれなりのスケールを有しています。
敷地面積も1,700㎡弱あり、山手通りのゆったりとした歩道に面したエントランス周りの植栽の雰囲気も悪くありません。
最大の特徴はやはり外観デザインでしょう。
山手通り沿いになる西側は共用廊下になっているのですが、多くがガラス手摺及びガラスウォール(前回の記事で言及した角住戸の”バルコニー”に設けられている)で仕上げられており、そのガラスがライトグリーン色を纏っているのがポイントになります。
また、エントランスホールの2層吹抜も特徴の1つです。
読者の方ならばご承知の通り近年の住不の2層吹抜エントランスは"2層吹抜と言いたいだけの小面積、かつ、淡泊なデザインのもの"を頻繁に見かけるのですが、ここは上部に至るまで大判タイルを用いたデザイン的にもまずまずのもので、面積的にも違和感はないでしょう。
一方で、リモートワーク対応のラウンジスペースなどの共用部がないのは残念で、地権者住戸が多いとはいえども総戸数137戸というスケールを考えれば何かしらの共用施設は欲しかったですね。
※地権者が賃貸運用する際にも大きなメリットになったでしょう。
前回のシティハウス西池袋。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の1LDK+S、東向き中住戸です。東側は当物件の機械式駐車場(及び車路)の先に3階建の低層建物ということでけして悪いポジションではありません。南東方向も戸建なので、日照も得られるでしょう。
ただ、明確なネックになってしまうのが「1LDK+2S」という点でしょう。西側共用廊下の向かいがエレベーター及びエレベーターホールになったポジションで、上述のようなデザイン(ガラス面を豊かにする)を考慮しエレベーターホールも囲っているため、共用廊下の採光が不十分で(実際には窓がありそこまで悪いとは思いませんが、建築基準法上は正面方向の建物(物体)までの離隔距離で判断される)、2室が建築基準法上の居室要件(採光要件)を満たせずサービスルーム表示になってしまっているのです。
3LDKでも1室がサービスルームで「2LDK+S」表示になっているケースは多くありますが、「1LDK+2S」はあまりなく(ないことはないです。当ブログでも「1LDK+2S」で検索するとそこそこヒットします)、言うまでもないことですが、リセール時などにおいて検索の際にヒットしづらいという状況になります。
エレベーターホールがなくとも共用廊下側の採光なんでたかが知れているので、実質的な差は大きくはないのですが、やっぱり表示は大切ですからね…。
その他に関しては、先ほどのプランよりは柱の食い込みがありますが、基本的には同様の印象になります。
坪単価は441万円。当初の全58戸供給時は最低7,900万円(坪単価405万円)だったので、最下階中住戸(しかも1LDK+2S)のこちらがこの水準というのは説明がつきません。一旦供給した後に価格改定したのでしょうね。
当初の価格設定の平均坪単価は約460万円で、同時期分譲だったシティハウス池袋(2021年分譲/池袋駅徒歩14分(他大塚駅徒歩8分など)/約450万円)ともほぼ同じ水準だったのですが、シティハウス池袋も今現在は価格を上げています。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンターが備わっているので単価帯なりに大きな違和感はありません。ただ、ビルトインエアコンなどはもちろんないですし、住不物件らしい月並みのものになります。
管理費は288円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付ですので違和感のない水準です。
駐車場は、全26台で身障者用を含む5台が平置、21台が機械式になります。いずれも屋外で屋根がないのは残念ですね。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床になります。
前回の記事で述べたように地権者住戸の多い物件で、分譲住戸自体は58戸と少な目ではあるのですが、全体としては19階建137戸というそれなりのスケールを有しています。
敷地面積も1,700㎡弱あり、山手通りのゆったりとした歩道に面したエントランス周りの植栽の雰囲気も悪くありません。
最大の特徴はやはり外観デザインでしょう。
山手通り沿いになる西側は共用廊下になっているのですが、多くがガラス手摺及びガラスウォール(前回の記事で言及した角住戸の”バルコニー”に設けられている)で仕上げられており、そのガラスがライトグリーン色を纏っているのがポイントになります。
また、エントランスホールの2層吹抜も特徴の1つです。
読者の方ならばご承知の通り近年の住不の2層吹抜エントランスは"2層吹抜と言いたいだけの小面積、かつ、淡泊なデザインのもの"を頻繁に見かけるのですが、ここは上部に至るまで大判タイルを用いたデザイン的にもまずまずのもので、面積的にも違和感はないでしょう。
一方で、リモートワーク対応のラウンジスペースなどの共用部がないのは残念で、地権者住戸が多いとはいえども総戸数137戸というスケールを考えれば何かしらの共用施設は欲しかったですね。
※地権者が賃貸運用する際にも大きなメリットになったでしょう。
前回のシティハウス西池袋。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の1LDK+S、東向き中住戸です。東側は当物件の機械式駐車場(及び車路)の先に3階建の低層建物ということでけして悪いポジションではありません。南東方向も戸建なので、日照も得られるでしょう。
ただ、明確なネックになってしまうのが「1LDK+2S」という点でしょう。西側共用廊下の向かいがエレベーター及びエレベーターホールになったポジションで、上述のようなデザイン(ガラス面を豊かにする)を考慮しエレベーターホールも囲っているため、共用廊下の採光が不十分で(実際には窓がありそこまで悪いとは思いませんが、建築基準法上は正面方向の建物(物体)までの離隔距離で判断される)、2室が建築基準法上の居室要件(採光要件)を満たせずサービスルーム表示になってしまっているのです。
3LDKでも1室がサービスルームで「2LDK+S」表示になっているケースは多くありますが、「1LDK+2S」はあまりなく(ないことはないです。当ブログでも「1LDK+2S」で検索するとそこそこヒットします)、言うまでもないことですが、リセール時などにおいて検索の際にヒットしづらいという状況になります。
エレベーターホールがなくとも共用廊下側の採光なんでたかが知れているので、実質的な差は大きくはないのですが、やっぱり表示は大切ですからね…。
その他に関しては、先ほどのプランよりは柱の食い込みがありますが、基本的には同様の印象になります。
坪単価は441万円。当初の全58戸供給時は最低7,900万円(坪単価405万円)だったので、最下階中住戸(しかも1LDK+2S)のこちらがこの水準というのは説明がつきません。一旦供給した後に価格改定したのでしょうね。
当初の価格設定の平均坪単価は約460万円で、同時期分譲だったシティハウス池袋(2021年分譲/池袋駅徒歩14分(他大塚駅徒歩8分など)/約450万円)ともほぼ同じ水準だったのですが、シティハウス池袋も今現在は価格を上げています。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンターが備わっているので単価帯なりに大きな違和感はありません。ただ、ビルトインエアコンなどはもちろんないですし、住不物件らしい月並みのものになります。
管理費は288円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付ですので違和感のない水準です。
駐車場は、全26台で身障者用を含む5台が平置、21台が機械式になります。いずれも屋外で屋根がないのは残念ですね。
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