オープンレジデンシア中野セントラル【2つの大規模公園がほど近い住宅街の三方角地】70㎡9,288万円(坪単価438万円)

オープンレジデンシア中野セントラル。

所在地:東京都中野区野方1-1611-6(地番)
交通:中野駅徒歩12分
用途地域:第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:地上5階地下1階建、30戸

年初に新井1丁目で分譲されたオープンレジデンシア中野新井テラス・コートのように徒歩10分圏内に駅(新井薬師駅)があるわけではありませんが、こちらも中野駅までの距離が同じぐらいになります。

こちらの立地は四季の森公園内を通ることでショートカットが出来ますし、現在開発中の新改札(新北口)からだともう少し駅が近くなるはずです。

三井の囲町東地区や中野サンプラザなど駅前の再開発エリアを身近に感じることの出来るポジションでありながら、野方2丁目の落ち着きある住宅街(住居系地域)に位置しており、中野四季の森公園か徒歩4分、平和の森公園も徒歩7分といった良好な環境面とのバランスの高さはかなりものと言えるでしょう。
従前は群馬銀行の中野寮があったところで住宅地としての魅力も小さくありません。

スーパー便は、ヨークフーズが徒歩7分、西友(中野ブロードウェイ)が徒歩8分、さらにライフも徒歩10分程度になるので悪くはないでしょう。

また、通学区は、平和の森小学校で徒歩5分の距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の2LDK+S、南東角住戸です。南側は3階建のマンションがありますが、東は2階建の野方児童館ですし、周囲も第一種中高層住居専用地域らしく低層の建物が多くなっていますね(早稲田通り沿いの商業地域除く)。

間取りは、70㎡に乗せた物件内で大きなもので日照良好な南東角らしさを感じはするのですが、相変わらず設計がちょっと…。

南側(妻面)は隣地間距離が十分ではありませんのでむしろ開口部が充実している方ではあるものの、メインとなる東側がねぇ…。

柱の食い込みはオプレジでは当たり前とはいえ、この価格帯ならば頑張って欲しい気持ちはありますし、LDの開口部は残念でなりません。

南東方向には野方児童遊園もあるちょっとしたパークフロントですし、なんでこうなっちゃうのかね。
せっかくの角住戸なのに勿体なさ過ぎませんか…。

玄関扉を開けるとエレベーターの目の前ですし、敷地面積は700㎡超ある三方角地という条件はそこまで窮屈なものではないのでさらなる配慮が欲しかったですね。

坪単価は438万円。地下住戸には400万円を切るものもある一方で、上層階には400万円台後半もあるので平均でもこちらと同じぐらいの水準になるでしょうか。

近年の近隣供給事例は、プレミスト中野通り(2019年分譲/新井薬師前駅徒歩4分・中野駅徒歩17分/平均坪単価約355万円)、シティハウス中野テラス(2018年分譲/沼袋駅徒歩6分・新井薬師前駅徒歩10分・中野駅徒歩14分/平均坪単価約380万円)、そしてその今年分譲されたオープンレジデンシア中野新井テラス(中野駅徒歩12分・新井薬師駅徒歩6分/平均坪単価約385万円)、オープンレジデンシア中野新井コート(中野駅徒歩13分・新井薬師駅徒歩7分/平均坪単価約400万円)といった感じになります。

直近の中野駅までの距離がほぼ同じ2つのオプレジと比べると立派な印象にはなりますが、こちらは上述のように利便性と環境がかなり高いレベルでバランスしたポジションで新改札が出来ると駅も幾らか近くなることを考えれば大きな違和感はないでしょう。

ブランド力や高級感に欠けることに加え、間取りがアレな分、実質単価はもう少し上と考えたほうがよさそうではありますが…。

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