プラウド横浜岡野一丁目【JR横浜駅徒歩9分の住居系地域】1階74㎡9,440万円(坪単価424万円)

プラウド横浜岡野一丁目。

所在地:神奈川県横浜市西区岡野1-17-10(地番)
交通:平沼橋駅徒歩5分、横浜駅徒歩9分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:5階建、31戸

岡野の交差点(新横浜通り)を越える必要はあるものの、横浜駅西口からほぼ一直線となる徒歩9分ということで、非常に横浜駅界隈を身近に感じることのできるポジションです。従前は真如苑横浜支部のあったところですね。

現在は駅直結のザ・ヨコハマフロントタワーが分譲中、さらに北幸2丁目のJR徒歩7分でシティハウス横浜が分譲されるなど横浜駅西口の好立地にかつてないほどマンションが誕生するような状況になっており(ブランズ横浜の際に言及しているように、駅徒歩5分圏内の多くの部分は業務・商業専用地区のため住宅は建築出来ない)、そういった物件と比べると駅距離やスケールでは遠く及びません。

しかしながら、広域に渡り繁華街が広がる横浜駅ですので駅徒歩5分圏内はもちろんのこと駅徒歩10分圏内で見ても分譲マンションは限られていますし、この物件のある岡野1丁目界隈は横浜駅が徒歩10分ほどでありながら貴重な第一種住居地域(住居系地域)になっているのが大きなポイントですね。

横浜駅徒歩10分圏内はほぼほぼ商業地域と近隣商業地域で、多くが繁華街ですのでこの周辺環境は住居系地域ならではのものと言えます。当物件のポジションは岡野公園の交差点に面しているので交通量が結構ありはしますが、いわゆる大通り沿いではないですし、岡野公園(とはいえ野球場ではあるので木々が豊かとかそういう感じではない)を斜向かいに望む三方角地という点も魅力でしょう。

スーパー便で言うと、現状はまいばすが徒歩4分、さらにサミットストアが徒歩5分にあるものの、サミットは横浜駅の反対方向になります。しかしながら、横浜駅帰りであればジョイナス地下のクイーンズ伊勢丹(徒歩9分)や高島屋のデパ地下などが利用しやすいですし来年にはダイエー跡地にイオンモールが出来ますのでかなり良いものになるでしょう。

通学区は、平沼橋駅(線路)の向こう側の平沼小学校なので徒歩9分とやや距離があります。

公式ホームページ
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お部屋は74㎡の3LDK、南東角住戸です。南は道路の向かいが平沼高校の大きなグラウンド、東も戸建街ということで、1階でも日照良好なポジションになります。ただ、学校隣接の物件あるあるで、風の強い日には砂埃などが飛んでくることもあるかもしれません。

目の前が歩道ですので、もう少し奥行のあるバルコニーやテラスが確保出来ていると良かった印象ではあるのですが、歩道との間には植栽も施されます。

間取りはそのようなポジションなりに最上階の3戸(うち2戸が100㎡超)を除くと物件内で最大級のものになります(73~74㎡台が数プランあります)。

角住戸としてはけして大きな方ではないものの、廊下を短めに出来ていることでかなり効率性に長けていますね。
LDの入口ドアがかなり玄関寄りにあり、LDの畳数表示を水増ししている感は否定できませんが(洋室1をリビングインとすることでLDと一体で採光要件(居室要件)を満たすように設計した結果でしょうか。居室にならないと2LDK+Sになります)、その実質的な廊下部分を含めても角住戸にしては廊下は短めですし、洗面所とランドリークロークをつなげたことで生まれた回遊動線も魅力です。専有面積以上の広がりを感じることが出来るのではないでしょうか。

なお、ランドリークロークには「乾太くん(ガス衣類乾燥機)」が標準装備されているのも当物件の特徴の1つになるでしょう。
乾太くんはスピード乾燥が特長でローレルコート国立が首都圏初導入でしたね(ここは神奈川初)。

また、一般的な順梁設計ながら掃き出し窓のサッシ高を約2.1m確保(最大天井高は一般的な2.5m)出来ているのも魅力でしょう。

坪単価は424万円。最上階ルーバル付南東角住戸105㎡(最大天井高2.8m)は坪単価578万円になっており少戸数ながら単価のバラつきが大きな物件になります。
そのため、平均坪単価が分かりづらいのですが(というか平均の数字があまり意味をなさない)、一般的な中層階住戸は400万円台中盤となっており、中央値で言うと450~460万円になりそうですね。

近年の横浜駅徒歩10分前後の供給事例としては、プラウド横浜岡野(2019年分譲/横浜駅徒歩12分・平沼橋駅徒歩6分/約330万円)、クリオ横濱ディアマークス(2019年分譲/横浜駅徒歩13分・平沼橋駅徒歩11分/約355万円)、オープンレジデンシア横浜台町(2020年分譲/横浜駅徒歩9分/約380万円)、シティテラス横浜ノース(2020年分譲/横浜駅徒歩8分・平沼橋駅徒歩2分/約345万円※現在は値上げし400万円前後が多くなっています)、シティテラス横浜サウス(2020年分譲/横浜駅徒歩9分・平沼橋駅徒歩2分/約340万円※現在は値上げし400万円前後が多くなっています)、オープンレジデンシア横浜(2021年分譲/横浜駅徒歩10分・平沼橋駅徒歩1分/約340万円)、ブリシア横浜(2021年分譲/横浜駅徒歩12分・高島町駅徒歩3分・戸部駅徒歩3分他/約345万円)、アトラス横浜レジデンス(2022年分譲/横浜駅徒歩12分・高島町駅徒歩3分・戸部駅徒歩5分/約370万円)といった感じになります。
※横浜駅の徒歩分数はJRのものになります。

駅徒歩10分圏内はもちろんのこと、上述のように貴重な住居系地域に位置した物件なのである程度立派なお値段になるのだとは思っていましたが、400万円台中盤が中心というのは予想以上の水準でした。

次の記事で言及しますが、小ぶりな物件のためかデザインやランドプランもそこまで高級感がないですし、もう少し価格を抑えて欲しかった印象になります。
この価格でも第1期で21戸を供給しますし、野村不動産をもってすれば31戸の販売は余裕なのでしょうが…。

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