クリオ横濱生麦アーバンマークス【第一京浜にも線路にも面していない南面良好の地】2階71㎡5,595万円(坪単価262万円)

クリオ横濱生麦アーバンマークス。

所在地:神奈川県横浜市鶴見区生麦4-828-1他(地番)
交通:生麦駅徒歩5分、花月総持寺駅徒歩7分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、50戸

生麦駅と花月総持寺駅の中間付近で、凄く駅に近いわけではありませんが、第一京浜を越える必要のない駅徒歩5分、かつ、第一京浜にも線路にも面していないというわりと珍しい条件ですね。

2020年分譲のサンリヤン横浜鶴見ブランシエラ(花月総持寺駅徒歩4分、生麦駅徒歩7分)も同様に第一京浜にも線路にも面していないポジションで、駅距離的にも非常に似ているのですが(花月総持寺駅と生麦駅の距離が逆転したような形)、サンリヤンは南東側の前建の影響が大きかったのに対し(そのため、南西向きと北東向きの構成だった。南西向きは日照良好だったが、同時に北西側の線路の影響が少なくなかった)、こちらは南東~南方向に横浜市生麦地区センターの低層建物が広がっているのは少なからずポイントになるでしょう。

スーパー便で言うと、最寄りはサンリヤン至近のマルエツと生麦駅前のまいばすでいずれも徒歩5分になります。

通学区は生麦小学校で徒歩4分、サンリヤンの分譲時にはまだ出来ていなかった大きな鶴見花月園公園(花月園競輪場跡地の最開発。マンションも予定されている)が徒歩10分になるのも魅力の1つですね。

公式ホームページ
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お部屋は70㎡超の3LDK、南角住戸です。上述のように道路の向かい南東~南にかけて2階建の生麦地区センターの大きな敷地(第一京浜との間)が広がっており、低層階でも圧迫感のない好ポジションです。南西側も平屋建のふれあいの家なので日照良好ですね。
こういった低層階は”抜け”まではない分、第一京浜や線路の影響を受けにくいというメリットもあると思います。

間取りはそのような長い日照時間を考慮した物件内で最も大きなタイプになるのですが、それでも70㎡ちょっとですし、角住戸なりに廊下も長めなことが影響してかLD単体では10畳あるかないかぐらいの大きさしかないのは気になるところでしょう。

洋室1の部分が凸になった歪なプランのため、洋室1付近に加えLDの一部にも柱の食い込みが見られますし、70㎡程度の角住戸であればもう少し効率性を重視した設計の方が良かったかもしれません。

一方で、洋室1を凸位置にしたことで開口部は全体的に充実させることが出来ており、LDから洋室3にかけては「連窓サッシ×スライディングドア」が採用されているので扉を開くことで広がりのある空間にすることも可能です。

洗面室の形状からはやや苦しさを感じてしまいますし、この感じであれば扉は開き戸ではなく引き戸が相応しかったようには思いますけど…。

坪単価は262万円。同階南東向き中住戸(60㎡台の3LDK)は280万円近い水準になっており、最も日照条件に優れた南角住戸としては控えめな設定ですね。

第1期(4戸だけ)では上層階住戸は販売対象外になるので全体的な比較は難しいのですが、こちらの低層階南角住戸に関してはそのサンリヤン横浜鶴見ブランシエラ(平均坪単価約245万円)の低層階南角住戸が250万円ほどの水準でしたので、価格上昇度合いは小さくなっています。

ちなみに、生麦駅では昨年ヴェレーナブリエ横浜生麦(駅徒歩3分/約285万円)が分譲されていますが、30~50㎡台のみのコンパクトでしたのでこういったファミリータイプと比較するのはナンセンスでしょう。
むしろ昨日のウィルローズ横浜鶴見(京急鶴見駅徒歩8分・鶴見駅徒歩10分・花月総持寺駅徒歩6分/平均で300万円弱?)との比較においてファミリータイプの平均が280~290万円程度になるであろう水準は少々強気に感じてしまいます。

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