パークホームズ相模大野【低容積率と敷地形状を生かしたゆとりの15階建】3階70㎡4,398万円(坪単価207万円)
続けて、パークホームズ相模大野。
設計・施工は長谷工で直床、また、6月竣工済の完成売りになります。
最大のポイントは”豊かな空地を生かした15階建”という点でしょう。
当物件は全戸70㎡台の総戸数64戸とはいえ、その数字自体にスケール感を覚えることはありません。
しかしながら、敷地面積は2,400㎡弱もありちょっとマンションや建築に馴染みのある方からすればかなり大きな印象になるのではないでしょうか(2,000㎡程度あると”30階建総戸数200戸クラス”のタワマンが立っていることもあるぐらいです)。
高さ制限に加えこの土地は容積率200%と低くなっていますので、そういったタワマンになることはありえないわけですが、だからこそゆとりあるランドプランが実現しているのです。敷地南端に寄せて(敷地北側を空けて)設計する余裕があるため日影規制などの高さ制限がある中で15階建に出来ているというわけですね。
空地率約68%といっても多くは全34台の平置駐車場や109台の駐輪場(全戸70㎡台の物件ながら戸あたり2台分ないのはちょっと気になります…)で消費されています。
とはいえ、このエリアに15階建を実現出来ているのは大きな敷地のおかげであることは言うまでもありませんし、エントランスラウンジに隣接する位置に桜や欅などが植えられたガーデン空間が設けられているあたりも魅力でしょう。
南西部道路沿い、エントランスアプローチ周りの植栽も充実、かつ、低層部(1~3階部分)を中上層部(4階以上)よりもシックなトーンで設えることで存在感を高めているあたりも上手いと感じます。
なお、ラウンジ内には個室などではなくカウンタータイプになりますが、スタディコーナーも設けられています。
前回のパークホームズ相模大野。
公式ホームページ

お部屋は70㎡の3LDK、南西向き中住戸です。中和田線の向かいは低層のネッツトヨタになりますので低層階でも日照良好なポジションです。眼下には敷地内の植栽も望めるでしょう。
間取りは物件内で最も小さいながらも70㎡に乗っており、中小デベロッパーではまず不可能な”三井不動産らしい余裕”を感じることが出来ます。
そのようにややペンシル感のある15階建(2~3階は1フロア6戸の大きさがあるが、4階以上は1フロア4戸と細くなる)ゆえに共用廊下側の柱は太目で食い込みによる凹凸は気になります。
ただ、玄関及び洋室2を共用廊下から幾らかセットバックしたことで玄関前にアルコーブ的な空間を捻出することが出来ていますし、70㎡台なりに収納もかなり充実していると感じるプランですね。LD~洋室3にまたがるウォークスルークローゼットは柔軟な使い方が出来そうです。
坪単価は207万円。低層階なりにこなれた水準です。前回の記事で挙げたように、3〜4年前の物件と比べても大きな差のない水準ですし、流石にこういった下限水準になると駅前物件とは価格帯が被りづらいので特に新築に魅力を感じる方には検討しやすい水準でしょう。
設備仕様面は、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様がないことに違和感はありませんが、トイレ手洗いカウンターもなく食洗機すら付いていないということで分譲マンションとしてはシンプルですね(以下のように給湯器もリースです)。
ただ、床暖房は普通に付いていますし、この単価帯で連窓サッシが導入されているなど代えられない部分に魅力があるので悪くはないでしょう。
管理費は213円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で、スケールも”それなり”、駐車場も全て平置ですのでやや高く感じます。
管理費とは別に2,431円/月の給湯器リース料がかかりますし、ランニングコストはやや嵩んでいますね。
駐車場は身障者用を含む全34台で、そのように全て平置になります。
設計・施工は長谷工で直床、また、6月竣工済の完成売りになります。
最大のポイントは”豊かな空地を生かした15階建”という点でしょう。
当物件は全戸70㎡台の総戸数64戸とはいえ、その数字自体にスケール感を覚えることはありません。
しかしながら、敷地面積は2,400㎡弱もありちょっとマンションや建築に馴染みのある方からすればかなり大きな印象になるのではないでしょうか(2,000㎡程度あると”30階建総戸数200戸クラス”のタワマンが立っていることもあるぐらいです)。
高さ制限に加えこの土地は容積率200%と低くなっていますので、そういったタワマンになることはありえないわけですが、だからこそゆとりあるランドプランが実現しているのです。敷地南端に寄せて(敷地北側を空けて)設計する余裕があるため日影規制などの高さ制限がある中で15階建に出来ているというわけですね。
空地率約68%といっても多くは全34台の平置駐車場や109台の駐輪場(全戸70㎡台の物件ながら戸あたり2台分ないのはちょっと気になります…)で消費されています。
とはいえ、このエリアに15階建を実現出来ているのは大きな敷地のおかげであることは言うまでもありませんし、エントランスラウンジに隣接する位置に桜や欅などが植えられたガーデン空間が設けられているあたりも魅力でしょう。
南西部道路沿い、エントランスアプローチ周りの植栽も充実、かつ、低層部(1~3階部分)を中上層部(4階以上)よりもシックなトーンで設えることで存在感を高めているあたりも上手いと感じます。
なお、ラウンジ内には個室などではなくカウンタータイプになりますが、スタディコーナーも設けられています。
前回のパークホームズ相模大野。
公式ホームページ

お部屋は70㎡の3LDK、南西向き中住戸です。中和田線の向かいは低層のネッツトヨタになりますので低層階でも日照良好なポジションです。眼下には敷地内の植栽も望めるでしょう。
間取りは物件内で最も小さいながらも70㎡に乗っており、中小デベロッパーではまず不可能な”三井不動産らしい余裕”を感じることが出来ます。
そのようにややペンシル感のある15階建(2~3階は1フロア6戸の大きさがあるが、4階以上は1フロア4戸と細くなる)ゆえに共用廊下側の柱は太目で食い込みによる凹凸は気になります。
ただ、玄関及び洋室2を共用廊下から幾らかセットバックしたことで玄関前にアルコーブ的な空間を捻出することが出来ていますし、70㎡台なりに収納もかなり充実していると感じるプランですね。LD~洋室3にまたがるウォークスルークローゼットは柔軟な使い方が出来そうです。
坪単価は207万円。低層階なりにこなれた水準です。前回の記事で挙げたように、3〜4年前の物件と比べても大きな差のない水準ですし、流石にこういった下限水準になると駅前物件とは価格帯が被りづらいので特に新築に魅力を感じる方には検討しやすい水準でしょう。
設備仕様面は、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様がないことに違和感はありませんが、トイレ手洗いカウンターもなく食洗機すら付いていないということで分譲マンションとしてはシンプルですね(以下のように給湯器もリースです)。
ただ、床暖房は普通に付いていますし、この単価帯で連窓サッシが導入されているなど代えられない部分に魅力があるので悪くはないでしょう。
管理費は213円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で、スケールも”それなり”、駐車場も全て平置ですのでやや高く感じます。
管理費とは別に2,431円/月の給湯器リース料がかかりますし、ランニングコストはやや嵩んでいますね。
駐車場は身障者用を含む全34台で、そのように全て平置になります。
関連記事
- ザ・パークハウス本厚木【円形車寄せのダブルエントランス×3~4戸1エレベーター】3階73㎡4,798万円(坪単価217万円)
- ザ・パークハウス本厚木【新市庁舎寄りの駅徒歩6分】9階86㎡5,998万円(坪単価232万円)
- パークホームズ相模大野【低容積率と敷地形状を生かしたゆとりの15階建】3階70㎡4,398万円(坪単価207万円)
- パークホームズ相模大野【日照眺望に優れた15階建】15階74㎡5,688万円(坪単価254万円)
- ウエリス湘南台【ゆとりの車寄せと1,800㎡超の緑化】3階68㎡4,548万円(坪単価221万円)