ワザック西新井大師西【予想以上の趣のある共用空間】2階43㎡3,380万円(坪単価260万円)
続けて、ワザック西新井大師西。
設計はスタイレックス、施工は多田建設、そしてデザイン監修はシー・アンド・スタイルです。
先行するワザック大和中央同様にシー・アンド・スタイルを起用しており、デザイン上の共通点は少なくありません。
今後のワザックもこのデザインコードを踏襲するのか定かではありませんが、ワザック大和中央の際に言及したようにバルコニーの軒裏の一部を木目としたデザインは素敵ですし、バルコニー周りに不規則にホワイトグリッドや二重のマリオンを設けたことで遠目からの存在感も高いものとなっています。
ワザック大和中央のような大きなキャノピーこそないものの、やはりエントランス周りは物件スケール以上のゆとりある空間設計となっており、シンボルツリーのもみじや杉板型枠のコンクリート打ち放しの壁面など和モダンな雰囲気を纏ったデザイン面での見どころも少なくありません。
茶室の意匠や精神を取り入れたというエントランスホール(Hiroma)から通路(Roji)、そして集会室(Cha-Shitsu)のデザインもかなり凝ったものですし、40~60㎡台の総戸数57戸という小ぶりなスケールを考えても(戸あたりの負担額が大きくなる)これは予想を裏切るものでしたね。
外観は大和中央のように高さが出せていないので、そこまでのインパクトがあるわけではないのですが、大和もしかりで価格帯的(エリア的)にデザインに力を入れる物件が少ないため小ぶりでもそれなりの存在感を放つことが出来るのではないでしょうか。
前回のワザック西新井大師西。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK、西向き中住戸です。西側道路の向かいは戸建が主となる低層住宅街ですのでこの階でも圧迫感はなく日照も得られます。
間取りは物件内で最も小さな40㎡台ということで、前回の記事で書いたように子育て世代にとってバランスの良さを感じるポジションですので違和感がないと言えば嘘になります。中住戸は40~50㎡台が中心ですからね…。
1LDKの43㎡は近年の狭小トレンドからするとか~なり大きな方で、広めの1LDKをお探しの単身者にはフィットするのかもしれませんけど、大き目であるがゆえにグロス価格はそれなりの水準になっており、30㎡台半ばの近年の平均的な大きさの1LDKならばもっと便利な立地のものも手が届いてしまいますからね。
間取りは細長めながらキッチンを動線上にはめていますし、柱の食い込みも抑えられているため効率性は上々です。
ただ、洋室がリビングイン×行灯部屋というのは残念ですし、43㎡という大きな1LDKであることを考えるともう少し違った形であって欲しかったという思いもありますね。
坪単価は260万円。前回の記事で言及したようにグロスがそれなりに嵩んでくる60㎡台に比べ単価が上がっていること自体は珍しいことではなく違和感はありません。
ただ、上述のように近年の1LDKとしては珍しいほど面積が大きなものになるため、グロスがそれなりの水準になってしまっているのは気になりますね。
そもそもエリア的に1LDKニーズがどこまで?という疑問もなくはないのですが、それはさておき1LDKを設けるのであれば大きくとも40㎡で良かったように思います。
設備仕様面は、小規模ですのでディスポーザーがないのは当然のことですし、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターなどがなくとも違和感はありません。
管理費は240円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、小ぶりなスケールが影響したのかやや高めの設定です。
駐車場は身障者用を含む全9台で平置(うち4台が建物1階部分の屋内)になります。
設計はスタイレックス、施工は多田建設、そしてデザイン監修はシー・アンド・スタイルです。
先行するワザック大和中央同様にシー・アンド・スタイルを起用しており、デザイン上の共通点は少なくありません。
今後のワザックもこのデザインコードを踏襲するのか定かではありませんが、ワザック大和中央の際に言及したようにバルコニーの軒裏の一部を木目としたデザインは素敵ですし、バルコニー周りに不規則にホワイトグリッドや二重のマリオンを設けたことで遠目からの存在感も高いものとなっています。
ワザック大和中央のような大きなキャノピーこそないものの、やはりエントランス周りは物件スケール以上のゆとりある空間設計となっており、シンボルツリーのもみじや杉板型枠のコンクリート打ち放しの壁面など和モダンな雰囲気を纏ったデザイン面での見どころも少なくありません。
茶室の意匠や精神を取り入れたというエントランスホール(Hiroma)から通路(Roji)、そして集会室(Cha-Shitsu)のデザインもかなり凝ったものですし、40~60㎡台の総戸数57戸という小ぶりなスケールを考えても(戸あたりの負担額が大きくなる)これは予想を裏切るものでしたね。
外観は大和中央のように高さが出せていないので、そこまでのインパクトがあるわけではないのですが、大和もしかりで価格帯的(エリア的)にデザインに力を入れる物件が少ないため小ぶりでもそれなりの存在感を放つことが出来るのではないでしょうか。
前回のワザック西新井大師西。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK、西向き中住戸です。西側道路の向かいは戸建が主となる低層住宅街ですのでこの階でも圧迫感はなく日照も得られます。
間取りは物件内で最も小さな40㎡台ということで、前回の記事で書いたように子育て世代にとってバランスの良さを感じるポジションですので違和感がないと言えば嘘になります。中住戸は40~50㎡台が中心ですからね…。
1LDKの43㎡は近年の狭小トレンドからするとか~なり大きな方で、広めの1LDKをお探しの単身者にはフィットするのかもしれませんけど、大き目であるがゆえにグロス価格はそれなりの水準になっており、30㎡台半ばの近年の平均的な大きさの1LDKならばもっと便利な立地のものも手が届いてしまいますからね。
間取りは細長めながらキッチンを動線上にはめていますし、柱の食い込みも抑えられているため効率性は上々です。
ただ、洋室がリビングイン×行灯部屋というのは残念ですし、43㎡という大きな1LDKであることを考えるともう少し違った形であって欲しかったという思いもありますね。
坪単価は260万円。前回の記事で言及したようにグロスがそれなりに嵩んでくる60㎡台に比べ単価が上がっていること自体は珍しいことではなく違和感はありません。
ただ、上述のように近年の1LDKとしては珍しいほど面積が大きなものになるため、グロスがそれなりの水準になってしまっているのは気になりますね。
そもそもエリア的に1LDKニーズがどこまで?という疑問もなくはないのですが、それはさておき1LDKを設けるのであれば大きくとも40㎡で良かったように思います。
設備仕様面は、小規模ですのでディスポーザーがないのは当然のことですし、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターなどがなくとも違和感はありません。
管理費は240円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、小ぶりなスケールが影響したのかやや高めの設定です。
駐車場は身障者用を含む全9台で平置(うち4台が建物1階部分の屋内)になります。