プラウド御茶ノ水【起伏を生かした絶妙なエントランス×床快フル】2階69㎡11,780万円(坪単価567万円)
続けて、プラウド御茶ノ水。
設計・施工は前田建設工業でミライフルが採用されています。
また、建築・デザイン監修はフィールドフォー・デザインオフィスになります。
敷地は清水坂に面した1,700㎡超のそこそこの大きさを有しており、坂に面している部分(間口)がかなり長いのですが、それを生かしたランドプランが当物件の最大の魅力と言っても過言ではないでしょう。
まず、建物の1階エントランス部分の高さを”坂の高い方(北側)”のグラウンドレベルに合わせ、メインアプローチを”坂の低い方(南側)”から階段を上るアプローチとしているのがとても上手だと思います(”高い方”にもサブアプローチがあるのでベビーカーなどでのアプローチも問題ありません)。
“一般的”にとまでは言いませんが、こういった起伏のある接道条件では大方の物件が”低い方”のグラウンドレベルにエントランスフロアを設けていることが多いのです。しかしながら、こちらはそのように高い方に設け、かつ、贅沢に共用空間を施しているのが素晴らしいですね。
建物(エントランス)は清水坂から十分にセットバックした位置に建てられ、清水坂との間には豊かな植栽、そして外壁も質感豊かな石張りを贅沢に用いているため、非常に見栄えのするものと出来ています。当物件に訪れた方はもちろんのこと、道行く人の憧れの存在になりうるだけの素敵なランドプラン(デザイン)ですね。
曲面の壁が美しいエントランスラウンジは清水坂方向を向いてはいますが、そのように清水坂からセットバックされ、なおかつ、実質的に2階相当の高さが実現出来ているためプライバシー面も問題になりません(窓からは植栽に加え水盤も望めるとても気持ちの良い空間です)。
なお、共用施設としては、そのラウンジの他にテレワークスペース(個室×2)と屋上テラスがありますね。
周囲は同じような高さの建物で構成されているのですが、屋上テラスであればちょっとした視界抜けが望めますし、単なるデッキスペースで終わるのではなく植栽やベンチがデザインされたものになっているのも良いでしょう。
前回のプラウド御茶ノ水。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の2LDK+DEN、東向き中住戸です。南東角住戸の北隣に位置した中住戸で、"敷地南寄り"なので、目の前の清水坂とのレベル差は大きい方です。実質的には3階相当の感覚になるはずで、眼下にはエントランスラウンジ(2階)の前に広がる植栽なども望めることでしょう。
清水坂の向かいには10階建前後の建物がありますので、本来低層階からの視界は芳しくなく圧迫感も伴うのですが、このぐらいセットバックされ植栽が望めるのであれば都心物件としてはむしろ魅力的な方と言えるでしょうね。
間取りは70㎡近い2LDKで、この専有面積にしてはかなり廊下が長いのが勿体ないと感じます。
3室がバルコニーに面していますし、洋室2室共にノンリビングインというのは結構珍しいため廊下が長いなりの設計という印象ではあるものの、LDは11.7畳と小さ目ですし、もう少し”面積帯なりの部分”が欲しかったですね。
カウンターデスクが備わったDENは籠る空間としてなかなか居心地が良さそうではありますが…。
坪単価は567万円。低層階とは言えども、上述のように東側の設計(ランドプラン)はとても優れており、このお部屋はその恩恵を十分過ぎるほど受けることが出来ることを鑑みれば、500万円台中盤という数字的な魅力は小さくないように思います。
ただ、「2LDK+S」のような実質3LDKではなく廊下の長い2LDKで、"70㎡近いことによるグロス価格の嵩み"があっての単価設定という印象にはなりますね。
前回の記事で書いたように当物件は最上階を除くと70㎡そこそこの3LDKが多くなっており、こういった2LDKとの面積差(つまりはグロス価格の差)がほとんどないのが気になります。DENはあるとはいえ、ほぼ2LDKでの12,000万円弱は少々重いかと…。
なお、第1期では64戸を供給しておりほぼほぼ億ション(最低額住戸でも9,680万円)でのものですのでプラウドおそるべし…でしょう。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、キッチンのクォーツストーン天板、廊下床タイル貼、フラットラインLED照明、スロップシンク、さらに酸素美泡湯、シーリングバスオーディオ(天井点検口フタを振動させることによりバスルーム全体を包み込むような臨場感のあるサウンドを実現)、お掃除トイレ、玄関電気錠と、とても充実しています。
上述のミライフルに加えZEHマンション、そして、床快フルも搭載されているので本当に凄いですね。
床快フルは、2020年分譲開始のプラウドタワー亀戸クロス以来、プラウド文京千駄木、プラウド神楽坂ヒルトップ、プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナなどに導入されていますが、まだまだ導入されることは少ないですし、ここにはUVクリーンユニット(ウイルス抑制・消臭システム)まで付いているのも嬉しい点でしょう。
管理費は383円/㎡。ディスポーザー付の内廊下、エレベーターも総戸数98戸で2基と多めですので違和感はないでしょう。
常々言っているようにランニングコストは購入者の支払能力(つまりは物件価格)に少なからず比例するもので(足元を見るもので)、平均で600万円を超える物件価格からすれば抑えられている方とも言えます。
駐車場は全25台で来客用及び身障者用を除く23台が機械式になります。地下(清水坂の"低い方"からのアプローチ)なので雨風の影響を受けることはありません。
設計・施工は前田建設工業でミライフルが採用されています。
また、建築・デザイン監修はフィールドフォー・デザインオフィスになります。
敷地は清水坂に面した1,700㎡超のそこそこの大きさを有しており、坂に面している部分(間口)がかなり長いのですが、それを生かしたランドプランが当物件の最大の魅力と言っても過言ではないでしょう。
まず、建物の1階エントランス部分の高さを”坂の高い方(北側)”のグラウンドレベルに合わせ、メインアプローチを”坂の低い方(南側)”から階段を上るアプローチとしているのがとても上手だと思います(”高い方”にもサブアプローチがあるのでベビーカーなどでのアプローチも問題ありません)。
“一般的”にとまでは言いませんが、こういった起伏のある接道条件では大方の物件が”低い方”のグラウンドレベルにエントランスフロアを設けていることが多いのです。しかしながら、こちらはそのように高い方に設け、かつ、贅沢に共用空間を施しているのが素晴らしいですね。
建物(エントランス)は清水坂から十分にセットバックした位置に建てられ、清水坂との間には豊かな植栽、そして外壁も質感豊かな石張りを贅沢に用いているため、非常に見栄えのするものと出来ています。当物件に訪れた方はもちろんのこと、道行く人の憧れの存在になりうるだけの素敵なランドプラン(デザイン)ですね。
曲面の壁が美しいエントランスラウンジは清水坂方向を向いてはいますが、そのように清水坂からセットバックされ、なおかつ、実質的に2階相当の高さが実現出来ているためプライバシー面も問題になりません(窓からは植栽に加え水盤も望めるとても気持ちの良い空間です)。
なお、共用施設としては、そのラウンジの他にテレワークスペース(個室×2)と屋上テラスがありますね。
周囲は同じような高さの建物で構成されているのですが、屋上テラスであればちょっとした視界抜けが望めますし、単なるデッキスペースで終わるのではなく植栽やベンチがデザインされたものになっているのも良いでしょう。
前回のプラウド御茶ノ水。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の2LDK+DEN、東向き中住戸です。南東角住戸の北隣に位置した中住戸で、"敷地南寄り"なので、目の前の清水坂とのレベル差は大きい方です。実質的には3階相当の感覚になるはずで、眼下にはエントランスラウンジ(2階)の前に広がる植栽なども望めることでしょう。
清水坂の向かいには10階建前後の建物がありますので、本来低層階からの視界は芳しくなく圧迫感も伴うのですが、このぐらいセットバックされ植栽が望めるのであれば都心物件としてはむしろ魅力的な方と言えるでしょうね。
間取りは70㎡近い2LDKで、この専有面積にしてはかなり廊下が長いのが勿体ないと感じます。
3室がバルコニーに面していますし、洋室2室共にノンリビングインというのは結構珍しいため廊下が長いなりの設計という印象ではあるものの、LDは11.7畳と小さ目ですし、もう少し”面積帯なりの部分”が欲しかったですね。
カウンターデスクが備わったDENは籠る空間としてなかなか居心地が良さそうではありますが…。
坪単価は567万円。低層階とは言えども、上述のように東側の設計(ランドプラン)はとても優れており、このお部屋はその恩恵を十分過ぎるほど受けることが出来ることを鑑みれば、500万円台中盤という数字的な魅力は小さくないように思います。
ただ、「2LDK+S」のような実質3LDKではなく廊下の長い2LDKで、"70㎡近いことによるグロス価格の嵩み"があっての単価設定という印象にはなりますね。
前回の記事で書いたように当物件は最上階を除くと70㎡そこそこの3LDKが多くなっており、こういった2LDKとの面積差(つまりはグロス価格の差)がほとんどないのが気になります。DENはあるとはいえ、ほぼ2LDKでの12,000万円弱は少々重いかと…。
なお、第1期では64戸を供給しておりほぼほぼ億ション(最低額住戸でも9,680万円)でのものですのでプラウドおそるべし…でしょう。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、キッチンのクォーツストーン天板、廊下床タイル貼、フラットラインLED照明、スロップシンク、さらに酸素美泡湯、シーリングバスオーディオ(天井点検口フタを振動させることによりバスルーム全体を包み込むような臨場感のあるサウンドを実現)、お掃除トイレ、玄関電気錠と、とても充実しています。
上述のミライフルに加えZEHマンション、そして、床快フルも搭載されているので本当に凄いですね。
床快フルは、2020年分譲開始のプラウドタワー亀戸クロス以来、プラウド文京千駄木、プラウド神楽坂ヒルトップ、プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナなどに導入されていますが、まだまだ導入されることは少ないですし、ここにはUVクリーンユニット(ウイルス抑制・消臭システム)まで付いているのも嬉しい点でしょう。
管理費は383円/㎡。ディスポーザー付の内廊下、エレベーターも総戸数98戸で2基と多めですので違和感はないでしょう。
常々言っているようにランニングコストは購入者の支払能力(つまりは物件価格)に少なからず比例するもので(足元を見るもので)、平均で600万円を超える物件価格からすれば抑えられている方とも言えます。
駐車場は全25台で来客用及び身障者用を除く23台が機械式になります。地下(清水坂の"低い方"からのアプローチ)なので雨風の影響を受けることはありません。
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