ラ・グラース吉祥寺【専有面積のわりにこなれた単価設定】2階36㎡4,678万円(坪単価426万円)
続けて、ラ・グラース吉祥寺。
設計はブレン設計事務所、施工は新三平建設です。
30~50㎡台の総戸数20戸というかなり小さな物件で、敷地面積は300㎡ちょっとしかありません。
そのため、エントランスホールはこじんまりとしてしまいますし、当然のことながら目立った共用空間もないですね。
一方で、デザインに関しては価格帯なりに力を入れているようで、最大の特徴は大理石調の斜め壁となったエントランスゲートでしょう。ゲートは、ダークグレーとグレージュのタイルが採用された外壁タイルとは異なるオフホワイトカラーなので、旧五日市街道沿いから目立つものになるでしょう。
なお、駐車場はありませんが、30~50㎡台の構成ですので特に気にはなりません。
前回のラ・グラース吉祥寺。
公式ホームページ

お部屋は36㎡の1LDK、西向き中住戸です。1フロア4戸が南北に並ぶ中で南側から2つ目に位置した南寄りのポジションになります。そのため、正面方向前建はほぼ2階建になっているので、圧迫感は小さいですね(北西~西方向は4階建)。
間取りは30㎡台中盤の1LDKで、近年の狭小トレンドからすると1LDKとしては気持ち大きいぐらいのものになります。
この面積帯にしてはスパンがしっかりと確保されているため奥行(玄関からバルコニーまでの距離)も短めで、廊下も効率的な設計になっているあたりに好感が持てるでしょう。
洋室の引き戸はきれいに開け放てるタイプになっていると良かったようには思いますが、収納も充実していますし浴室も1216ではなく1317となるなど専有面積なりのゆとりも感じることが出来ますね。
ちなみに、玄関横には「シューズインクローク」とありますが、シューズクロークの間違いでしょうね…。これに”イン”したら収納場所ないです…(笑)。
坪単価は426万円。1階などにはもう少し安いものもありますが、物件内では控えめな水準になります。
前回の記事で述べたように、400万円台半ばの物件平均自体が中小デベロッパーの小規模物件なりこなれていると感じる物件で、50㎡台はともかくこういった30㎡台はグロス的な魅力は小さくないでしょう。
グロスは4,000万円台半ばにとどまっており、このぐらいの面積帯のお部屋であればもっと強い単価設定になっていても何ら不思議ではなかったと思いますね(50㎡台に比べ30㎡台はもう少し単価高の設定になっていてもおかしくなかった)。
まぁ、以下の設備面はちょっとアレですけども。
設備仕様面は、小規模コンパクトですのでディスポーザーがないのは当然なのですが、食洗機、トイレ手洗いカウンターどころか床暖房すらないのは残念ですね。30~50㎡台のみの構成でキッチンは小さ目になりますので食洗機がないのはそれほど違和感はないものの、それなりの単価帯の物件ですので床暖房とトイレ手洗いカウンターはねぇ…。
浴室のフラットラインLED照明、タイル貼の廊下・洗面・トイレ床、玄関電気錠などが備わっているのは良い点です。
管理費は414円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、かなりの小規模物件でスケールメリットが皆無なことが影響し高くなってしまっています。
なお、駐車場はありません。
設計はブレン設計事務所、施工は新三平建設です。
30~50㎡台の総戸数20戸というかなり小さな物件で、敷地面積は300㎡ちょっとしかありません。
そのため、エントランスホールはこじんまりとしてしまいますし、当然のことながら目立った共用空間もないですね。
一方で、デザインに関しては価格帯なりに力を入れているようで、最大の特徴は大理石調の斜め壁となったエントランスゲートでしょう。ゲートは、ダークグレーとグレージュのタイルが採用された外壁タイルとは異なるオフホワイトカラーなので、旧五日市街道沿いから目立つものになるでしょう。
なお、駐車場はありませんが、30~50㎡台の構成ですので特に気にはなりません。
前回のラ・グラース吉祥寺。
公式ホームページ

お部屋は36㎡の1LDK、西向き中住戸です。1フロア4戸が南北に並ぶ中で南側から2つ目に位置した南寄りのポジションになります。そのため、正面方向前建はほぼ2階建になっているので、圧迫感は小さいですね(北西~西方向は4階建)。
間取りは30㎡台中盤の1LDKで、近年の狭小トレンドからすると1LDKとしては気持ち大きいぐらいのものになります。
この面積帯にしてはスパンがしっかりと確保されているため奥行(玄関からバルコニーまでの距離)も短めで、廊下も効率的な設計になっているあたりに好感が持てるでしょう。
洋室の引き戸はきれいに開け放てるタイプになっていると良かったようには思いますが、収納も充実していますし浴室も1216ではなく1317となるなど専有面積なりのゆとりも感じることが出来ますね。
ちなみに、玄関横には「シューズインクローク」とありますが、シューズクロークの間違いでしょうね…。これに”イン”したら収納場所ないです…(笑)。
坪単価は426万円。1階などにはもう少し安いものもありますが、物件内では控えめな水準になります。
前回の記事で述べたように、400万円台半ばの物件平均自体が中小デベロッパーの小規模物件なりこなれていると感じる物件で、50㎡台はともかくこういった30㎡台はグロス的な魅力は小さくないでしょう。
グロスは4,000万円台半ばにとどまっており、このぐらいの面積帯のお部屋であればもっと強い単価設定になっていても何ら不思議ではなかったと思いますね(50㎡台に比べ30㎡台はもう少し単価高の設定になっていてもおかしくなかった)。
まぁ、以下の設備面はちょっとアレですけども。
設備仕様面は、小規模コンパクトですのでディスポーザーがないのは当然なのですが、食洗機、トイレ手洗いカウンターどころか床暖房すらないのは残念ですね。30~50㎡台のみの構成でキッチンは小さ目になりますので食洗機がないのはそれほど違和感はないものの、それなりの単価帯の物件ですので床暖房とトイレ手洗いカウンターはねぇ…。
浴室のフラットラインLED照明、タイル貼の廊下・洗面・トイレ床、玄関電気錠などが備わっているのは良い点です。
管理費は414円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、かなりの小規模物件でスケールメリットが皆無なことが影響し高くなってしまっています。
なお、駐車場はありません。