ザ・パークハウス広尾【広尾5丁目、良好な駅徒歩4分の住居系地域】4階100㎡27,580万円(坪単価911万円)

ザ・パークハウス広尾。

所在地:東京都渋谷区広尾5-3-1(地番)
交通:広尾駅徒歩4分
用途地域:第一種住居地域、商業地域
階建・総戸数:地上6階地下1階建、22戸(募集対象外住戸3戸含む)

広尾5丁目、聖心女子大学南門の目の前に誕生する物件で、自宅の目の前をたくさんの女子大生が通過するという夢のようなポジションになります(笑)。

まぁ、そんな立地なので静かとまでは言えないのですが(曜日・時間帯による)、外苑西通りや明治通りから広尾商店街(広尾散歩通り)を内に入った先の住居系地域の入口ポジションで、広尾駅徒歩4分という駅近でのこの環境は恵まれていると思います。
聖心女子大学の敷地はとても緑が豊かですし、さらに近隣にはお寺も多いため緑が多く残っているエリアで体感温度が低くなりそうなエリアでもありますね。
※三菱地所はまもなくザ・パークハウス南麻布(外苑西通り沿いの広尾駅徒歩2分)も分譲しますが、駅の反対方向となる港区南麻布5丁目で、定期借地権物件でもあるのでかなり属性の異なる立地になります。

内に入った住居系地域ながらも駅近ゆえにスーパー便は良好で、リコス徒歩3分、明治屋徒歩4分、自然食品F&Fとまいばす徒歩5分といった感じになります。恵比寿駅も徒歩14分ほどの距離感になるので、ちょっと足を延ばすと選択肢がさらに増えますね。

なお、通学区の臨川小学校も徒歩4分ととっても近いです。

公式ホームページ
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お部屋は100㎡の3LDK、南西角住戸です。敷地南西端に位置しており、いずれも接道していません。ただ、西側は東江寺で2階建ですので、この階だと日照に加え視界抜けも出てきますね。
なお、南側隣接地には現状3階建の建物が立っているのですが、6階建の建築計画(2024年1月完成予定)があり、どの部分までが6階建になるかにもよりますが、この階だと視界への影響は大きくなりそうです。

間取りは、分譲住戸19戸のうち3戸だけしかない100㎡超プランのうちの1つになります。
残りの2戸(5・6階)とは異なりルーバルはないのですが、なかなか個性的なプランですね。

最大の特徴はLDでしょうか。1つ1つの窓はけして大きくはないものの三面採光になった明るい気持ちの良い空間になります。柱の食い込みや梁による下り天井(約2.1m)などもありはしますが、最大天井高は2.65mと高く、LDKで22.4畳という十分な広さがあります。

また、玄関・廊下の配置は理想に近いもので広がりのある玄関から両サイドにPP分離がそこそこに図れているあたりも良い点でしょう。洗面所はダブルボウル、LD入口ドアのサイドがFIXガラスになっているあたりも◎です。

坪単価は911万円。1つ上の階の南西角住戸はルーバル付の118㎡なのですが、坪単価は870万円とこちらよりも安くちょっと意味が分かりません…。面積が大きい分、グロスは31,000万円になりますけど、この価格帯を検討する方にとっては誤差の範囲かと…。

一方、最上階の123㎡(ルーバル付)は流石に1,052万円になるのですが、それでも差はそこまで大きくありません。
当プランもそのように"目玉プランの1つ"ではあるのですが、最上階123㎡のように東側の東京タワービューが望めませんし、4階だと南側に建築予定の建物による視界への影響が小さくないことが予想されるためさらに差があって(こちらがもう少しこなれた水準であって)欲しかったですね。

昨今の高騰相場からすると最上階住戸(1フロア1戸の王様住戸でもあります)が思っていたよりも抑えられている印象もあるのですが、「ザ・パークハウスグラン」ではないのに1,000万円超というのはどうなのかなという思いもあります。

なお、近年の近隣供給事例との比較は次記事で行います。

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