プライム川崎【スケールのわりにシンプルな共用部と充実した設備】4階35㎡3,790万円(坪単価355万円)
続けて、プライム川崎。
設計・施工は長谷工(プライムスタイル川崎は東急建設と京急建設の共同事業体)で、もしかして直床?と思いきや普通に二重床でほっとしました。
プライムスタイルは18階建168戸(こちらと同じ30~60㎡台の構成)だったのに対し、こちらは14階建199戸ということで高さ的な存在感には欠けるものの、スケール的には上回るぐらいのものになります。
敷地北側、大師道(409号)沿いの隣接地に既存マンションが残る形のため敷地形状がやや歪ではあるものの、敷地面積は2,400㎡弱あり、空地率も約49%ということでそこそこのゆとりを生み出すことが出来ています。
空地の多くは機械式駐車場といった感じにはなるものの、総戸数199戸なりに共用施設における特徴を有した物件になります。
共用施設は、プライベートブース(HACO BOOTH。可動式の箱型のもの)や、電話対応用のフォンブースも備わるワークラウンジがあるものの、総戸数199戸にしてはやや小ぶり印象です。ただ、デザインにはかなり拘りを感じるもので、個性あるスキップフロア設計、さらに水栓を完備しているあたりも今時と言えるでしょうか。
また、屋上にはスカイテラスが用意されており、花火などの際の特等席になってきます。
エントランスは2層吹抜などにはなっていないですし、外観デザイン的にも前回の記事で取り上げた東角住戸周りの鋭角なバルコニーや、バルコニーガラス手摺の複数パターン(ランダムに配置)ぐらいにはなるのですが、敷地南東面のワイドな間口を生かした充実した植栽は1つのポイントになるでしょうか。
前回のプライム川崎。
公式ホームページ

お部屋は35㎡の1LDK、北東向き中住戸です。日照はほぼ得られませんが、やはり大師道(409号)の先に多摩川を望むことが出来るポジションで(間にポンプ場の建物があるのでこの階だとギリギリでしょうか)、賑やかながらも視界的な魅力は小さくありません。
もちろん開口部には二重サッシが採用されているので、窓を閉めている限り影響はほとんどないでしょう。
間取りは30㎡台中盤のオーソドックスな大きさの1LDKで、数字上の違和感はないものの、LD内の実質的な廊下部分が大きな設計は少々気になりますね。
洋室のウォールドアを開け放つことで空間的な広がりが得られはするものの、LDKで9.2畳しかなく、純粋なLDは5畳あればいい方でしょうか。
こういった大きさの1LDKにしてはバルコニーの奥行がかなりしっかりしているのはポイントの1つですね。
坪単価は355万円。60㎡台などと比べグロス価格が嵩まないことから幾らか高めの単価設定になっています。
とはいえ、こういった面積帯の方がこの周辺環境も受け入れやすいところがあるのは確かですし、コンパクト目の近隣供給物件オープンレジデンシア川崎(2022年分譲/川崎駅徒歩6分/約395万円)、デュオステージ川崎(2021年分譲/川崎駅徒歩11分/約345万円)、プレシス川崎レジデンス(2020年分譲/川崎駅徒歩8分/約365万円)、プライムスタイル川崎(2020年分譲/京急川崎駅徒歩5分/約335万円)、リシャール川崎ザ・ウエスト(2018年分譲/川崎駅徒歩8分/約390万円)、クレアホームズ川崎ザ・フロント(2018年分譲/川崎駅徒歩5分/約375万円)といった価格帯を鑑みればこのご時世として悪くない水準と言えるでしょうね。
ちなみに、第1期は51戸の供給とのことです。
設備仕様面は、スケールを生かしたディスポーザーに加え、食洗機(面積の小さな一部住戸除く)、トイレ手洗いカウンター(面積の小さな一部住戸除く)、水回りのフィオレストーン天板、さらにお掃除浴槽と充実しています。
プライムスタイル川崎はエコ性能の高いゼッチマンション(ZEH-M Oriented)であったのに対しこちらはゼッチ基準を満たせていないのですが、あちらにはなかった床暖房も普通に付いています。
管理費は222円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準ですのでリーズナブルですね。スケールが生きていると感じます。
駐車場は全45台で身障者用・カーシェア用を含む3台のみが平置、残りの42台が機械式になります。2割ちょっとの設置率ではありますが、交通利便性の高いポジションの物件ですし、30~60㎡台で構成されていますので思っていたよりもむしろ多いぐらいの感覚になりますね。
設計・施工は長谷工(プライムスタイル川崎は東急建設と京急建設の共同事業体)で、もしかして直床?と思いきや普通に二重床でほっとしました。
プライムスタイルは18階建168戸(こちらと同じ30~60㎡台の構成)だったのに対し、こちらは14階建199戸ということで高さ的な存在感には欠けるものの、スケール的には上回るぐらいのものになります。
敷地北側、大師道(409号)沿いの隣接地に既存マンションが残る形のため敷地形状がやや歪ではあるものの、敷地面積は2,400㎡弱あり、空地率も約49%ということでそこそこのゆとりを生み出すことが出来ています。
空地の多くは機械式駐車場といった感じにはなるものの、総戸数199戸なりに共用施設における特徴を有した物件になります。
共用施設は、プライベートブース(HACO BOOTH。可動式の箱型のもの)や、電話対応用のフォンブースも備わるワークラウンジがあるものの、総戸数199戸にしてはやや小ぶり印象です。ただ、デザインにはかなり拘りを感じるもので、個性あるスキップフロア設計、さらに水栓を完備しているあたりも今時と言えるでしょうか。
また、屋上にはスカイテラスが用意されており、花火などの際の特等席になってきます。
エントランスは2層吹抜などにはなっていないですし、外観デザイン的にも前回の記事で取り上げた東角住戸周りの鋭角なバルコニーや、バルコニーガラス手摺の複数パターン(ランダムに配置)ぐらいにはなるのですが、敷地南東面のワイドな間口を生かした充実した植栽は1つのポイントになるでしょうか。
前回のプライム川崎。
公式ホームページ

お部屋は35㎡の1LDK、北東向き中住戸です。日照はほぼ得られませんが、やはり大師道(409号)の先に多摩川を望むことが出来るポジションで(間にポンプ場の建物があるのでこの階だとギリギリでしょうか)、賑やかながらも視界的な魅力は小さくありません。
もちろん開口部には二重サッシが採用されているので、窓を閉めている限り影響はほとんどないでしょう。
間取りは30㎡台中盤のオーソドックスな大きさの1LDKで、数字上の違和感はないものの、LD内の実質的な廊下部分が大きな設計は少々気になりますね。
洋室のウォールドアを開け放つことで空間的な広がりが得られはするものの、LDKで9.2畳しかなく、純粋なLDは5畳あればいい方でしょうか。
こういった大きさの1LDKにしてはバルコニーの奥行がかなりしっかりしているのはポイントの1つですね。
坪単価は355万円。60㎡台などと比べグロス価格が嵩まないことから幾らか高めの単価設定になっています。
とはいえ、こういった面積帯の方がこの周辺環境も受け入れやすいところがあるのは確かですし、コンパクト目の近隣供給物件オープンレジデンシア川崎(2022年分譲/川崎駅徒歩6分/約395万円)、デュオステージ川崎(2021年分譲/川崎駅徒歩11分/約345万円)、プレシス川崎レジデンス(2020年分譲/川崎駅徒歩8分/約365万円)、プライムスタイル川崎(2020年分譲/京急川崎駅徒歩5分/約335万円)、リシャール川崎ザ・ウエスト(2018年分譲/川崎駅徒歩8分/約390万円)、クレアホームズ川崎ザ・フロント(2018年分譲/川崎駅徒歩5分/約375万円)といった価格帯を鑑みればこのご時世として悪くない水準と言えるでしょうね。
ちなみに、第1期は51戸の供給とのことです。
設備仕様面は、スケールを生かしたディスポーザーに加え、食洗機(面積の小さな一部住戸除く)、トイレ手洗いカウンター(面積の小さな一部住戸除く)、水回りのフィオレストーン天板、さらにお掃除浴槽と充実しています。
プライムスタイル川崎はエコ性能の高いゼッチマンション(ZEH-M Oriented)であったのに対しこちらはゼッチ基準を満たせていないのですが、あちらにはなかった床暖房も普通に付いています。
管理費は222円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準ですのでリーズナブルですね。スケールが生きていると感じます。
駐車場は全45台で身障者用・カーシェア用を含む3台のみが平置、残りの42台が機械式になります。2割ちょっとの設置率ではありますが、交通利便性の高いポジションの物件ですし、30~60㎡台で構成されていますので思っていたよりもむしろ多いぐらいの感覚になりますね。
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