オープンレジデンシア千川フロント【これでもオプレジの中では良い方?】45㎡5,780万円(坪単価424万円)

続けて、オープンレジデンシア千川フロント。

設計は中原建築設計事務所、施工は古久根建設です。

敷地面積500㎡ちょっとの総戸数24戸というごくごく平均的なオプレジで、スケール感は微塵もありません。

デザイン的には近年のオプレジの例に漏れずシックなトーンではありますが、上層2フロアのバルコニー手摺を縦格子としているあたりはむしろマイナスなんじゃないかと思いますし、エントランスもこじんまりとしています。

エントランス周りの石調のマテリアルからは重厚さも窺えはしますが、この価格帯の物件としてはシンプル・淡泊な印象にはなるでしょう。

前回のオープンレジデンシア千川フロント

公式ホームページ
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お部屋は45㎡の2LDK、西向き中住戸です。西側は道路の向かいに3階建の建物が複数ある形ですので圧迫感はありませんし、やや南西に傾いていますので日照時間も長めですね。

間取りは30~70㎡台で構成された物件内では小さな方にはなるのですが、40㎡台半ばでも2LDKを採用しており、シングル~ディンクスまである程度幅広いニーズに応えることのできるタイプと言えるでしょう。駅徒歩4分に適した面積帯ですね。

間取りに関しては細長さ(奥行が長い)がいかにも”オプレジ的”ですし、お世辞にも魅力的なプランとは言えないのですが、奥行をカバーすべく動線上にキッチンをはめ込んでいるので廊下はとても短いですし、オプレジにしちゃ柱の食い込みが抑えられているため効率性も良い方でしょう。

収納はやはり少な目ではありますが、効率性が高いためか居室畳数はわりと確保出来ていますし、専有面積を考えれば上手にまとまった印象になりますね。

地味な間取りではありますが、オプレジにしては良い方なのではないでしょうか。

坪単価は424万円。先ほどのような面積が大き目のファミリータイプに比べるとグロス価格が嵩まないのをいいことに強めの単価設定がなされています。そのようにオプレジにしては効率性が高い方なので違和感少なく2LDKとして使えはするものの、40㎡台半ばまで面積を絞ったがゆえの単価設定に違いないでしょう。50㎡台の2LDKでは難しい単価でしょうね。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありませんし、水回りの天然石天板仕様も採用されていませんが、食洗機とトイレ手洗い器が備わっているので大きな違和感まではありません。

管理費は324円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので小規模なりに高めですね。

駐車場は1台だけあり、平置になります。

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