グランリビオ表参道【管理費は安いわぁ…】54㎡9,800万円台(予定)(坪単価約603万円)
続けて、グランリビオ表参道。
設計は東急設計コンサルタント、施工はアイサワ工業です。
50㎡台中心の総戸数64戸の小ぶりな物件で、敷地面積も約760㎡と小さめです。
しかしながら、建物を敷地南側道路からしっかりとセットバックした位置にしたことでエントランスアプローチにゆとりを持たせることが出来ているのは良いですし、敷地北側も微妙に接道していることによりサブエントランスが設けられているのもプラスでしょう。
エントランスアプローチの両サイドにはかなり厚みのある植栽を施し、かつ、エントランス周りの壁面などに質感豊かな石素材をふんだんに用いたことでかなり雰囲気の良い空間を造り上げることが出来ています。
価格帯からすれば驚くようなレベルではないのですが、歴代最高額のグランリビオシリーズなりの頑張りを感じることは出来ますね。
エントランスホール脇にラウンジ、さらにその奥にプライベートラウンジ(ワークスペース)の2つがあり、小ぶりな物件スケールを鑑みれば共用施設も充実している方と言えます。
前回のグランリビオ表参道。
公式ホームページ

お部屋は54㎡の2LDK、北西角住戸です。いずれも接道していませんが、北側正面は3階建なので、この4階からだとギリギリ越えるかたちにはなります。ただ、西側に加え、北東側にも5階建が隣接しますし、将来的にも不安な残るポジションではあるでしょう。
間取りはオーソドックスな大きさの2LDKで、かなり凹凸のあるプランながらも柱の食い込みを少なく出来ているのは良いですね(梁による天井部の凹凸は目立ちます)。
角住戸ながら玄関・廊下をコンパクトにすると共に洋室1室と洗面所をノンリビングインに出来ているのも◎でしょう。
また、洋室2にはウォールドアを採用し、違和感少なく大空間にすることが可能、また、浴室に窓を設けているあたりには好感が持てますね。
キッチンの背後にカウンターがあるあたりも上手だと思います。
洗面所はもう少しゆとりがあると良かったように思いますし、南面とは異なり逆梁ではないため掃き出し窓のサッシ高も低いのは残念ですね。
坪単価は予定価格で約603万円。上層階は700万円超の設定で、低層階ゆえの囲まれ感が反映された水準ではあります。
南向きの低層階は700万円近いですし、ポジションなりに控えめな単価設定を心掛けているのでしょう。
平均は700万円ぐらいになるでしょうか。
同渋谷2丁目のアトラス青山レジデンシャル(2022年分譲/表参道駅徒歩8分/約675万円)、アトラス表参道(2020年分譲/表参道駅徒歩7分/約625万円)、後はピアース渋谷(2021年分譲/渋谷駅徒歩7分・桜丘町/約645万円)あたりが参考になりやすく、ここは直近の価格高騰が強く感じますね。
時期的にアトラス青山レジデンシャルとは同じであって欲しかったところでしょう。
設備仕様面は、50㎡台中心の小ぶりなスケールが影響しディスポーザーはありません。
ただ、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板、LDビルトインエアコン、廊下・トイレ・洗面床のタイル貼、タイル・天然石を用いたバスルームなどが備わっており(20〜40㎡台は例外あり)、単価帯なりの印象です。
管理費は222円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下を採用した小ぶりな物件ですので意外なほど安いですね。アトラス青山レジデンシャルもリーズナブルでしたがそれよりもさらに安いです。管理会社は普通に日鉄系が入る予定となっていますが、建替プロジェクトということで”地権者からの圧(無言の圧も含む。笑)”もあったのかもしれません。
このような販売価格帯の物件における200円そこそこはめちゃくちゃ貴重ですね。
ちなみに、昨今のインフレ基調下においては、数年前と同じ管理内容でも管理費単価が上がっているのが当たり前で、管理受託料を上げづらい既存物件の埋め合わせを新築物件で行っているのが現実でしょう。
※管理会社は認めませんが、既存物件の管理費値上げが容易ではない以上、"新築物件の利幅を多少なりとも大き目"に設定しないことには経営が厳しくなります。それが“埋め合わせ”にあたるか否かはグレーなところですが、明らかに築古物件に比べ割高な設定が多いのです。
駐車場は全15台で機械式になります。
設計は東急設計コンサルタント、施工はアイサワ工業です。
50㎡台中心の総戸数64戸の小ぶりな物件で、敷地面積も約760㎡と小さめです。
しかしながら、建物を敷地南側道路からしっかりとセットバックした位置にしたことでエントランスアプローチにゆとりを持たせることが出来ているのは良いですし、敷地北側も微妙に接道していることによりサブエントランスが設けられているのもプラスでしょう。
エントランスアプローチの両サイドにはかなり厚みのある植栽を施し、かつ、エントランス周りの壁面などに質感豊かな石素材をふんだんに用いたことでかなり雰囲気の良い空間を造り上げることが出来ています。
価格帯からすれば驚くようなレベルではないのですが、歴代最高額のグランリビオシリーズなりの頑張りを感じることは出来ますね。
エントランスホール脇にラウンジ、さらにその奥にプライベートラウンジ(ワークスペース)の2つがあり、小ぶりな物件スケールを鑑みれば共用施設も充実している方と言えます。
前回のグランリビオ表参道。
公式ホームページ

お部屋は54㎡の2LDK、北西角住戸です。いずれも接道していませんが、北側正面は3階建なので、この4階からだとギリギリ越えるかたちにはなります。ただ、西側に加え、北東側にも5階建が隣接しますし、将来的にも不安な残るポジションではあるでしょう。
間取りはオーソドックスな大きさの2LDKで、かなり凹凸のあるプランながらも柱の食い込みを少なく出来ているのは良いですね(梁による天井部の凹凸は目立ちます)。
角住戸ながら玄関・廊下をコンパクトにすると共に洋室1室と洗面所をノンリビングインに出来ているのも◎でしょう。
また、洋室2にはウォールドアを採用し、違和感少なく大空間にすることが可能、また、浴室に窓を設けているあたりには好感が持てますね。
キッチンの背後にカウンターがあるあたりも上手だと思います。
洗面所はもう少しゆとりがあると良かったように思いますし、南面とは異なり逆梁ではないため掃き出し窓のサッシ高も低いのは残念ですね。
坪単価は予定価格で約603万円。上層階は700万円超の設定で、低層階ゆえの囲まれ感が反映された水準ではあります。
南向きの低層階は700万円近いですし、ポジションなりに控えめな単価設定を心掛けているのでしょう。
平均は700万円ぐらいになるでしょうか。
同渋谷2丁目のアトラス青山レジデンシャル(2022年分譲/表参道駅徒歩8分/約675万円)、アトラス表参道(2020年分譲/表参道駅徒歩7分/約625万円)、後はピアース渋谷(2021年分譲/渋谷駅徒歩7分・桜丘町/約645万円)あたりが参考になりやすく、ここは直近の価格高騰が強く感じますね。
時期的にアトラス青山レジデンシャルとは同じであって欲しかったところでしょう。
設備仕様面は、50㎡台中心の小ぶりなスケールが影響しディスポーザーはありません。
ただ、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板、LDビルトインエアコン、廊下・トイレ・洗面床のタイル貼、タイル・天然石を用いたバスルームなどが備わっており(20〜40㎡台は例外あり)、単価帯なりの印象です。
管理費は222円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下を採用した小ぶりな物件ですので意外なほど安いですね。アトラス青山レジデンシャルもリーズナブルでしたがそれよりもさらに安いです。管理会社は普通に日鉄系が入る予定となっていますが、建替プロジェクトということで”地権者からの圧(無言の圧も含む。笑)”もあったのかもしれません。
このような販売価格帯の物件における200円そこそこはめちゃくちゃ貴重ですね。
ちなみに、昨今のインフレ基調下においては、数年前と同じ管理内容でも管理費単価が上がっているのが当たり前で、管理受託料を上げづらい既存物件の埋め合わせを新築物件で行っているのが現実でしょう。
※管理会社は認めませんが、既存物件の管理費値上げが容易ではない以上、"新築物件の利幅を多少なりとも大き目"に設定しないことには経営が厳しくなります。それが“埋め合わせ”にあたるか否かはグレーなところですが、明らかに築古物件に比べ割高な設定が多いのです。
駐車場は全15台で機械式になります。