ファインレジデンス小田急相模原【南口、南に住宅街を望む駅徒歩4分】11階65㎡4,648万円(坪単価235万円)

ファインレジデンス小田急相模原。

所在地:神奈川県座間市相模が丘5-483-1(地番)
交通:小田急相模原駅徒歩4分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、78戸(事業協力者住戸9戸含む)

小田急相模原駅での分譲マンションの供給は、2019年のレーベン小田急相模原Vuitoa以来になります。

レーベンは北口側、かつ、相模原市アドレスの駅徒歩4分だったので、駅距離ほど近い存在ではないとは思います(北口はタワマンを含む再開発でデッキも整備され駅前の雰囲気が一変していますが、南口は駅前に風俗店もありますし、まだまだですね)。
ただ、こちらのホームページには「OS4(オダサガ4min)」というアピールがなされているように、こちらも駅近の利便性を享受できるポジションではあるでしょう。

敷地形状的に西向き中心(正確には西南西)ではあるものの、南方向は第一種住居地域になるため半永久的に視界抜けが保たれる可能性が高いですし、駅前の通りから1本内に入った落ち着きも窺えるポジションです。

スーパーで言うと、小田急OX徒歩5分、イトーヨーカドー徒歩6分、三和徒歩11分と駅に比べ遠くなってはしまうのですが、ビッグ・エー(野菜なども販売するディスカウントストア)が徒歩3分にありますし、駅前にはサウザンロード相模台商店街やアクト南口一番街商店街もありますので普通に利便性は高いですね。

一方、通学区は相模が丘小学校で徒歩12分と少々遠いですね。市境あるあるでしょう。

公式ホームページ
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お部屋は65㎡の3LDK、南西角住戸です。西側は3階建マンションですし、その先も低層建物が続いています。しかしながら、西側はこちらと同じ商業地域で、この物件がコートプラザ小田急相模原の西向き住戸の視界を塞いだのと同じで、いつ何時同じような状況にならないとも限らないのは気になる点です。

当プランは角住戸になるため南側にも面しており、南方向は上述のように第一種住居地域の低層住宅街(こちらの商業地域と同じで高度地区の斜線制限はないが容積率が200%と低いため高い建物が立つ可能性はほぼありません)になっているので、この上層階住戸からの視界はとても魅力的ではあるのですが、この開口部では…。

南側は普通に接道し、両サイド隣地からもある程度の離隔が図れているので、特段の防火上の制限(網入りガラスなど)も必要ないはずです。せっかく恵まれたポジションであるにもかかわらずこの開口部は残念でなりません。

また、プラン的にも好ポジションながら60㎡台中盤まで面積を絞っており、消極的な印象になってしまいますね。

LDの西側開口部は充実している上、キッチンにも窓があるあたりは魅力でしょう。
しかしながら、3LDKとしては面積をかなり絞っていながら共用廊下側の柱がガッツリ食い込んでいますし、収納は少な目、浴室も1418ではなく1317になっているなど手狭さは否めません。
LDKは大き目ですし、L字キッチンを採用するなどLDK周りに力を入れた結果でもあるのでしょうが…。

坪単価は235万円。1フロア1戸だけ南に面したお部屋ですし、物件内では上限に近い設定になります。

小さなものだと40㎡台もある物件ですが、面積による単価差は小さく概ね200〜240万円のレンジのため平均では220万円程度になるでしょうか。

近年の供給事例としては、リビオタワー小田急相模原レジデンス(2017年分譲/駅徒歩2分・座間市/約195万円)、レーベン小田急相模原Vuitoa(2019年分譲/駅徒歩4分・相模原市/約205万円)があるのみですが、こちらは南口ポジションでもありますのでやはり時期的な値上がりは小さいとは言えないでしょう。

ただ、お隣相模大野駅では、近年に駅前のプレシス相模大野パークサイドコート(2021年分譲/駅徒歩3分/約255万円)、駅距離のあるパークホームズ相模大野(2022年分譲/駅徒歩9分/約225万円)が供給されており、駅力の差が反映されている印象ではありますので大きな違和感はありません。

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