プラネスーペリア成増【公園隣接、起伏ありの徒歩13分】3階84㎡6,298万円(坪単価248万円)

プラネスーペリア成増。

所在地:東京都板橋区成増5-343-51(地番)
交通:成増駅徒歩13分、地下鉄成増駅徒歩14分
用途地域:第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:6階建、103戸

成増五丁目公園の南東側、成増駅周りからは少々距離があり、起伏も伴うポジションです。

2019年に分譲されたリビオ成増と駅距離やアプローチは近似していますが、リビオが白子川に向かう北傾斜地であったのに対し、こちらはほぼフラットな標高約23mの高台ポジション(成増五丁目公園を見下ろす感じ)になるのは分かりやすい魅力と言えるでしょう。
また、近年供給された和光市側のイニシア和光やローレルコート和光よりも地下鉄成増駅が遠いポジションではあるものの、こちらは白子川の手前であり、白子川沿いの低地を経由する必要がないので起伏はまだマシな方と言えるでしょう。

成増五丁目公園に隣接、そして、第一種中高層住居専用地域の住宅街に位置した環境面が最大のポイントになる物件ですが、買物便もまずまずです。
マルエツとリコスが徒歩6分にあり、駅前まで行かずとも済むのはポイントの1つでしょう。起伏は結構ありますけども…。
他では駅前の西友徒歩11分、業務スーパー徒歩13分という距離感で、複数の商店街のある成増駅前まで出れば大概のものはそろいますね。

なお、通学区の成増ヶ丘小学校は徒歩8分の距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋はウエストベースの84㎡の4LDK、南西角住戸です。敷地の南西コーナー部に位置しており、南側は道路、西側は大きな庭のある戸建というポジションです。
南側の道路の向かいには7階建のライネスハイム成増がありますので視界は妨げられはしますが、斜線制限により北側に向かって上階がセットバックされているため、この階でも日照に関しては問題ないでしょう。

間取りは物件内で最大級のものになります(1戸だけこちらよりも少し大きなルーバル付プランがあります)。
4LDKということを考えてもこのご時世にしてはしっかりとした面積が確保されており、エリア・スケールを考慮した提案と言えるでしょう。

角住戸なりに廊下が少々長めなことも影響してか、効率性は高い方ではなく、収納がやや少なめな印象(ウォークインクローゼットがないのは逆に珍しい)になりますし、浴室が1620ではなく1418なのも残念ではあるのですが、大きな違和感なく纏まった印象ではありますね。

いわゆる妻面4室設計ですのでLDは角位置(二面採光)ではないのですが、LDの開口部がサッシ2枚半分確保しているあたりに頑張りを感じますし、隣接する洋室4の引き戸がきれいに開け放てるタイプになっているため開くことで窓面が充実した二面採光空間になるのも良い点でしょう。

坪単価は248万円。上層階は260万円ほどの設定、一方で低層階や北向きには200万円そこそこのものがあり、平均では240~250万円ほどになるでしょうか。

和光市側も含めた近年の成増駅界隈の供給事例は、ローレルコート和光(2022年分譲/地下鉄成増駅徒歩12分/約240万円)、パークホームズ成増二丁目(2021年分譲/地下鉄成増駅徒歩7分/約265万円)、イニシア和光(2020年分譲/地下鉄成増駅徒歩10分/約240万円)、リビオ成増(2019年分譲/成増駅徒歩12分/約230万円)、サンリヤン成増アーバンステージ(2018年分譲/地下鉄成増駅徒歩7分/約275万円)、ソライエ成増(2017年分譲/成増駅徒歩11分/約280万円)といった感じで、近隣のソライエ成増とリビオ成増がいずれも苦戦していたことが考慮された印象ですね。

和光市側も含め成増駅界隈から駅距離があり、かつ、起伏のきついアプローチの物件の供給が多く行われていることで価格が伸び悩み、かつ、苦戦する物件が多いのは事実ではあるものの、ソライエに至っては2017年での280万円ですし、直近の和光市物件との単価差がほとんどないあたりからもこのご時世としては現実的な設定を心掛けているようですね。

エリアを問わず直近の傾向では2021年(1年前)の類似物件と比べ場合ですら単価が上がっているものが多いですし、2019年以前の物件とではかなりの上昇傾向があるのが普通なのです。

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