デュオヒルズ妙蓮寺【ピアース?いやいやデュオヒルズです】2階62㎡5,998万円(坪単価322万円)

続けて、デュオヒルズ妙蓮寺。

設計はスタイレックス、施工は大勝で直床になります。
また、デザイン監修は南條設計室が起用され、担当は山形氏ですね。近年はモリモトの「ピアース」で頻繁にお目にかかる方になります。

5階建(傾斜地ゆえに建築基準法上は地上4階地下1階建だが、見た目は普通に5階建)の低めの物件ではあるのですが、モノトーンの大判タイルを基調とした低層部、流線的な紋様を模した光沢感のある石調タイルを用いた中層部、白いタイルを細やかに並べた上層部と3層で違いを出しています。

前回の記事で取り上げたようなL字のダイレクトサッシを多くのプランに設けたことで透明感もプラス(こういったエリアでここまでダイレクトサッシを多用する物件は稀です)、また、エントランスアプローチ~エントランスホールは間接照明を幾重にも設けたものとすることでインパクトのあるものに仕上げており、デザイン面での定評のあるモリモトのピアース顔負けの印象ですね。

山形氏の携わるピアースは共通の傾向があり、デベロッパーの異なるこちらは流石にそういったものとは違いを持たせたデザインになってはいますが、デザイナー自身の好み・センスはもちろんのこと、マテリアルにも共通点が窺えますし、ピアースと言われたら納得してしまいそうな感覚にはなります。
※仮にこの立地でモリモトが分譲したら「アールブラン」だとは思います。

前回のデュオヒルズ妙蓮寺

公式ホームページ
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お部屋は62㎡の3LDK、東向き中住戸です。建築基準法上は1階にあたりますが、綱島街道沿いから見ると普通に2階にあたるお部屋で、綱島街道の向かいはそのようにガソスタになりますので、そこそこの視界抜けも得られます。ただ、風向き次第で臭いを感じることがあるかもしれませんのでそのあたりは現地などで確認が必要でしょうか。

間取りは60㎡そこそこの小さな3LDKになります。
柱のアウトフレームはまずまずではあるものの、共用廊下側に向かって壁が斜めになった設計で、居室形状によるデッドスペースがかなり大きくなっていますね。

玄関前にアルコーブ的なスペースを捻出することが出来ているのは良い点ではあるものの、専有面積を鑑みればもう少し効率性に重きを置いた設計であって欲しかったところでしょうか。
浴室は1418ではなく1317と小さいですし、収納も少な目です。

LDのL字ダイレクトサッシ(いわゆる腰高窓ですが、サッシの立ち上がりが平均的な水準よりも気持ち低めなのは良い点です)はやはり魅力的で、デュオヒルズ戸塚などにも見られるように昨今のフージャースは開口部に力を入れていると感じます。

洋室3のウォールドアも良いでしょう。

坪単価は322万円。もう1つ下の階(建築基準法上の地下1階。エントランス階)にも住戸があり、もう少し単価の安いものもありますが、物件内の下限に近い水準になります。

綱島街道沿いの賑やかなポジションですし、華のある立地ではありませんのでもう少し抑えていて欲しかった印象はありますけど、60㎡そこそこまで面積を絞っていることを考えれば大きな違和感はないでしょうか。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機に加えトイレ手洗いカウンターが付いており違和感はありません。

管理費は309円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、300円を超えてしまっています。スケールメリットが得られない小規模の宿命とはいえ、コスパが悪いですね。

駐車場は全10台で全て平置になります。建物1階部分で雨風の影響も受けないですし、設置率約43%というのは近年の物件にしては珍しいほど高いです。

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