ピアース用賀テラス【またまた用賀ピアース。小ぶりながら個性的】3階60㎡9,390万円(坪単価516万円)

ピアース用賀テラス。

所在地:東京都世田谷区玉川台2-185-3(地番)
交通:用賀駅徒歩6分
用途地域:第一種中高層住居専用地域、第一種低層住居専用地域
階建・総戸数:地上3階地下1階建、29戸(募集対象外住戸2戸含む)

30~60㎡台の総戸数29戸というかなり小ぶりな物件になりますし、2018年のディアナコート用賀(駅徒歩1分)、2020年のピアース用賀レジデンス(駅徒歩4分)、今春のピアース用賀(駅徒歩2分)に比べると駅が遠く感じてはしまうものの、用賀駅界隈でのモリモトの存在感は凄いものがありますね。

かなり特色のある外観デザインを採用しており、3階建総戸数29戸という小スケールを感じさせない存在感を放っているあたりもモリモトならではでしょう。

敷地北側すぐのところを東名が走るポジションながら、用途地域自体は第一種中高層住居専用地域~第一種低層住居専用地域に入る住居系地域になっており駅にほど近いポジションながら住宅地としての趣が強くなっているのもポイントの1つですね。アプローチもほぼフラットになります。

買物便は、オーケー(新用賀店)が徒歩4分、東急ストアフードステーションが徒歩5分、フジが徒歩7分と良好です。

また、通学区は、京西小学校で徒歩5分の良好な距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋は60㎡の2LDK、南東角住戸です。3××号室ですが、建築基準法は2階にあたるお部屋で最上階の1つ下で、グラウンドレベルから見ると普通の2階という感じになります。
そのため、南側・東側(道路の向かい)共に前建(2階建)の影響がありますが、敷地のほとんどが第一種低層住居専用地域、周囲もほぼ第一種低層住居専用地域というポジションですのでやむなしでしょうね。

間取りは物件内で最も大きなタイプ(同面積のものがもう1タイプあります)で、多くが第一種低層住居専用地域とはいえ東名沿いのポジションであることが考慮された印象ではありますね。敷地形状的に東西に主開口部を配したプランが大半で日照面なども考慮した設計なのでしょう。

最大のポイントは壁式構造です。最近だとピアース都立大学で採用されていたのが記憶に新しいところで、柱の凹凸がなく効率性が高いですね。都立大学同様にこちらも壁式構造(柱がない分、壁で支える必要がある)のわりには開口部を充実させることが出来ているあたりも好感が持てます。

また、60㎡台に乗せた大き目の2LDKで、効率性も高い方なので各所にゆとりを感じることが出来ますね。LDKの14畳、主寝室の6.3畳は大きい方ですし、LDに関しては隣接する洋室の引き戸がきれいに開け放てるようになっているのも魅力でしょう。

坪単価は516万円。当プランの最上階など物件内で高いものだと530万円ちょっととなる一方で、地階には470万円ほどのものもあり、平均は510万円程度になるでしょうか。

ディアナコート用賀(2018年分譲/駅徒歩1分/平均坪単価約465万円)、ピアース用賀レジデンス(2020年分譲/駅徒歩4分/平均坪単価約455万円)よりも高いのはもちろんのこと、直近のピアース用賀(2022年分譲/駅徒歩2分/平均坪単価約495万円)よりも高いのはどうでしょうか…。

こちらが最も平均専有面積が小さく、そのせいで単価が高めというところもあるにはあるのでしょうが、駅距離を鑑みると直近のピアースを上回るのは疑問です。そのピアースがあっさりと完売しているからこそのお値段設定なのだと思いますけど…。

ちなみに、駅距離が近似したパークホームズ用賀三丁目(2022年分譲/駅徒歩7分/約475万円)はファミリータイプ中心ですので参考にはしづらいのですが、こちらに比べると単価が抑えられています。

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