ブランズ三鷹【共用面は地味ながらもサブエントランスあり】5階40㎡5,280万円(坪単価431万円)
続けて、ブランズ三鷹。
設計はスペーステック、施工は森組で、今年10月竣工済の完成売りになります。
20~50㎡台のみの総戸数38戸という数字からもお分かりのように、敷地面積400㎡ちょっとのかなり小さな敷地に誕生する物件で、敷地の大半が商業地域(建蔽率及び容積率が高め)になりますので、空地率も約28%とかなり低いですね。
しかも1階に店舗が入る物件でもありますのでエントランスなどの共用部に割ける面積は余計に限られており、総戸数38戸のスケール以上にこじんまりとしてしまっている感もあります。
三鷹通り沿いのエントランスの手前にはわりかし豊かな植栽が施されますし、敷地南側の都市計画道路が開通すると(隣地が収用されると)、三方角地にもなるポジションなので、敷地面積以上の広がりが出てくるとは思うのですが、そういった立地環境ゆえの1階店舗でもあるわけで、もうちょいエントランスホール・ラウンジに余裕が窺える造りになっていると良かったとは思いますね。
西側も接道しており、サブエントランスを設けているのは好感の持てる点ですが、そういった面が影響し”動線部”が増え、いわゆる共用空間が小さくなってしまっているというのもあるでしょう。
外観デザイン的には基壇部及び低層階のマリオンに大判タイルを用いているのが特徴で、中層階以上にはダイレクトサッシを設けたプランも多く設けたことで、スケール以上の存在感を放っているように思います。
また、内廊下設計、そして1階に全戸分のトランクルームを設けているあたりは1つのポイントになるでしょう。
前回のブランズ三鷹。
公式ホームページ

お部屋は40㎡の1LDK、南東角住戸です。現状、南側は2階建の畳屋がありますが、そのように都市計画道路による拡幅でいずれ収用される可能性が高いです。西側の第一種低層住居専用地域側の収用はあまり進んでいなさそうで、そちらの目途がつかない限りはこちらも進行しないものと思われますが、当住戸にとっては開通しない方がむしろ喧騒が抑えられる気もしますし、駅近の5階という意味では悪くない条件と言えるでしょう。
間取りはギリギリに40㎡に乗せたに過ぎませんので住宅ローン控除の適用は出来ませんが、30㎡台が当たり前の近年1LDKの中ではかなり大きなものになります。
敷地一杯に建てられる感じの小規模物件ゆえにこちらも専有部形状に難しさを感じずにはいられませんが、角住戸なりに開口部が充実していますし、柱の食い込み加減にも大きな違和感はないでしょう。
一方、廊下がやや長めですし、収納は若干少な目な印象になります。
坪単価は431万円。
20㎡台のワンルームは坪単価500万円~といった感じで、流石に単価が強くなるのですが、こちらのような40㎡台は先ほどの50㎡台に比べむしろ単価が抑えられている感じになります。
このご時世の駅徒歩3分ということを考えればまずまず現実的なお値段設定と言えるのではないでしょうか。
上述のように近年の1LDKの中では面積が大きなタイプになるのでグロスは5,000万円を超えたそれなりの水準ではあるものの、角住戸なりに開口部も充実したプランですしからね。
設備仕様面は、小規模コンパクトのためディスポーザーはありません。食洗機(20~30㎡台などの一部プラン除く)、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板などは備わっており大きな違和感はないでしょう。
管理費は493円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ということでかなり高額になってしまっていますね。小規模物件では珍しくない水準ではありますが、平均的な300円程度に比べるとかなりの差が生じているため明確なネックにはなってしまうでしょう。
駐車場は身障者用の1台のみで平置です(他、店舗用2台)。
設計はスペーステック、施工は森組で、今年10月竣工済の完成売りになります。
20~50㎡台のみの総戸数38戸という数字からもお分かりのように、敷地面積400㎡ちょっとのかなり小さな敷地に誕生する物件で、敷地の大半が商業地域(建蔽率及び容積率が高め)になりますので、空地率も約28%とかなり低いですね。
しかも1階に店舗が入る物件でもありますのでエントランスなどの共用部に割ける面積は余計に限られており、総戸数38戸のスケール以上にこじんまりとしてしまっている感もあります。
三鷹通り沿いのエントランスの手前にはわりかし豊かな植栽が施されますし、敷地南側の都市計画道路が開通すると(隣地が収用されると)、三方角地にもなるポジションなので、敷地面積以上の広がりが出てくるとは思うのですが、そういった立地環境ゆえの1階店舗でもあるわけで、もうちょいエントランスホール・ラウンジに余裕が窺える造りになっていると良かったとは思いますね。
西側も接道しており、サブエントランスを設けているのは好感の持てる点ですが、そういった面が影響し”動線部”が増え、いわゆる共用空間が小さくなってしまっているというのもあるでしょう。
外観デザイン的には基壇部及び低層階のマリオンに大判タイルを用いているのが特徴で、中層階以上にはダイレクトサッシを設けたプランも多く設けたことで、スケール以上の存在感を放っているように思います。
また、内廊下設計、そして1階に全戸分のトランクルームを設けているあたりは1つのポイントになるでしょう。
前回のブランズ三鷹。
公式ホームページ

お部屋は40㎡の1LDK、南東角住戸です。現状、南側は2階建の畳屋がありますが、そのように都市計画道路による拡幅でいずれ収用される可能性が高いです。西側の第一種低層住居専用地域側の収用はあまり進んでいなさそうで、そちらの目途がつかない限りはこちらも進行しないものと思われますが、当住戸にとっては開通しない方がむしろ喧騒が抑えられる気もしますし、駅近の5階という意味では悪くない条件と言えるでしょう。
間取りはギリギリに40㎡に乗せたに過ぎませんので住宅ローン控除の適用は出来ませんが、30㎡台が当たり前の近年1LDKの中ではかなり大きなものになります。
敷地一杯に建てられる感じの小規模物件ゆえにこちらも専有部形状に難しさを感じずにはいられませんが、角住戸なりに開口部が充実していますし、柱の食い込み加減にも大きな違和感はないでしょう。
一方、廊下がやや長めですし、収納は若干少な目な印象になります。
坪単価は431万円。
20㎡台のワンルームは坪単価500万円~といった感じで、流石に単価が強くなるのですが、こちらのような40㎡台は先ほどの50㎡台に比べむしろ単価が抑えられている感じになります。
このご時世の駅徒歩3分ということを考えればまずまず現実的なお値段設定と言えるのではないでしょうか。
上述のように近年の1LDKの中では面積が大きなタイプになるのでグロスは5,000万円を超えたそれなりの水準ではあるものの、角住戸なりに開口部も充実したプランですしからね。
設備仕様面は、小規模コンパクトのためディスポーザーはありません。食洗機(20~30㎡台などの一部プラン除く)、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板などは備わっており大きな違和感はないでしょう。
管理費は493円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ということでかなり高額になってしまっていますね。小規模物件では珍しくない水準ではありますが、平均的な300円程度に比べるとかなりの差が生じているため明確なネックにはなってしまうでしょう。
駐車場は身障者用の1台のみで平置です(他、店舗用2台)。
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