シティハウス西横浜【エリア内で際立つ外観とエントランス】4階67㎡6,390万円(坪単価314万円)
続けて、シティハウス西横浜。
設計・施工は長谷工で直床になります。
ただ、最高高さ20m制限エリアの7階建ですので大きな違和感はないでしょう。
デベロッパーは、MAXの容積率(ここは200%)を追求する中で6階建(二重床)にするか7階建(直床)にするかという選択を迫られるわけですが、7階建にすることで上層階住戸率を高めることが検討者のメリットになるのはもちろんのこと、7階建の方が建築面積が小さく済みますので空地率も高めることが出来ます。
当物件の空地率は約51%で、空地の多くは駐車場(及びそこでのアプローチ)といった印象にはなるのですが、平置駐車場もそこそこ設けることが出来ていますし、1階住戸には奥行のあるテラス付のタイプを多く設けるなど、敷地面積3,600㎡超なりの部分が見受けられますね。
ランドプラン以上の特長と言えるのがデザインでしょうか。
個人的な好みはあれどこちらの物件のデザインはかなり良く出来ていると思います。
中層階以上のガラススクリーン(バルコニーガラス手摺に加え、前回の記事で取り上げた角住戸バルコニー周りのアクセントガラスウォール)と木調のアルミルーバーが織りなす透明感と繊細さも素敵なのですが、さらに基壇部(1~2階部分)には上部とは異なるベージュの質感豊かなタイルが大々的に用いられており、その重厚さとのバランスが絶妙と感じますね。
2層吹抜となったエントランスホール内部はよくある住不デザインという感じでやや淡泊・単調な印象にはなるのですが、道路沿いから見たそのエントランスアプローチ~ホールに至るまでの広がりのあるダイナミックなデザインは、この価格帯の総戸数100戸程度の物件としては上位の感覚になりますし、多くの物件で”価格の割高感”ばかりが強調されがちな近年の住不物件の中では珍しい”価格帯なりの頑張り”が窺える物件と言えると思いますね。
総戸数100戸超のスケールがありながら集会室以外の目立った共用施設がないのは残念ですけどね…。
集会室は組合の総会や理事会などの際に役に立つものですが、普段はリモートワークなどに使えるのかね?シティテラス横濱星川みたいなブースが豊富なテレワークラウンジがあると良かったでしょうね。近隣にはお店(カフェなど)も少ないエリアですし…。
前回のシティハウス西横浜。
公式ホームページ

お部屋はA棟の67㎡の3LDK、南向き中住戸です。東向きで帷子川及びイングリッシュガーデンビューとなるB棟に対し、こちらA棟は敷地北西端にあり、南側に細い道路、その先に2~3階建の戸建住宅などを望むポジションになります。
南側もこちらと同じ準工業地域(第5種高度地区)で土地が纏まるようなことがあるとこのような高さの建物になる余地はありますが、見た感じそういったリスクは小さそうです。この4階住戸からだと日照だけでなく視界抜けも得られる良好なポジションですね。
間取りは67㎡ですので3LDKとしては小ぶりなのですが、やはり柱が完全にアウトフレーム化された効率性の高いお手本のような田の字タイプになりますので一般的な70㎡程度の使い勝手があると考えて良いように思います。
柱がアウトフレームされていることで玄関前のアルコーブスペースがかなりゆとりのあるものと出来ていますし、収納面も充実していますね。
LD~洋室3にかけてのワイドな連窓サッシや奥行あるバルコニーも魅力的です。リバーサイド×イングリッシュガーデンビューのB棟に比べると流石に地味ではあるものの、大通りからしっかりと内に入った良好なポジションでの南向きで開口部も充実した押さえるべきところを押さえた印象のあるお部屋ですね。
坪単価は314万円。同階でもリバーサイド(ガーデンビュー)の東向き(B棟)になると330万円程度になります。
上述のようにインパクトではやはり東向きに軍配が上がるのでしょうが、南向きも中層階以上で視界良好ですし、日照に優位性がありますのでこのぐらいの差があれば妥当なところだと思います。
全体で言うと、第1期時点での平均は330万円程度になるはずで、イニシア横浜天王町(2021年分譲/天王町駅徒歩3分/約335万円)やシティテラス横濱星川(2022年分譲/星川駅徒歩7分/約330万円)と同じぐらいになります。それらの記事で述べたように、いずれも近年の相場高騰を加味してもやや強気に感じた物件で、ここは駅力・駅距離がマイナスな反面、それらよりも横浜駅が近かったり、眺望に優れていたりというプラス材料もありますので"同程度"の印象になりますかね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンター、ミストサウナ、そしてバルコニースロップシンクと単価帯なりに充実しています。
管理費は259円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準ですので悪くはないでしょう。
1階住戸がわりと多くあり2階以上で91戸となる中でエレベーターが2基設けられているため点検・メンテナンスコストの負担も大きいはずです。
駐車場は全48台で身障者用を含む15台が平置、残りの33台が機械式になります。
設計・施工は長谷工で直床になります。
ただ、最高高さ20m制限エリアの7階建ですので大きな違和感はないでしょう。
デベロッパーは、MAXの容積率(ここは200%)を追求する中で6階建(二重床)にするか7階建(直床)にするかという選択を迫られるわけですが、7階建にすることで上層階住戸率を高めることが検討者のメリットになるのはもちろんのこと、7階建の方が建築面積が小さく済みますので空地率も高めることが出来ます。
当物件の空地率は約51%で、空地の多くは駐車場(及びそこでのアプローチ)といった印象にはなるのですが、平置駐車場もそこそこ設けることが出来ていますし、1階住戸には奥行のあるテラス付のタイプを多く設けるなど、敷地面積3,600㎡超なりの部分が見受けられますね。
ランドプラン以上の特長と言えるのがデザインでしょうか。
個人的な好みはあれどこちらの物件のデザインはかなり良く出来ていると思います。
中層階以上のガラススクリーン(バルコニーガラス手摺に加え、前回の記事で取り上げた角住戸バルコニー周りのアクセントガラスウォール)と木調のアルミルーバーが織りなす透明感と繊細さも素敵なのですが、さらに基壇部(1~2階部分)には上部とは異なるベージュの質感豊かなタイルが大々的に用いられており、その重厚さとのバランスが絶妙と感じますね。
2層吹抜となったエントランスホール内部はよくある住不デザインという感じでやや淡泊・単調な印象にはなるのですが、道路沿いから見たそのエントランスアプローチ~ホールに至るまでの広がりのあるダイナミックなデザインは、この価格帯の総戸数100戸程度の物件としては上位の感覚になりますし、多くの物件で”価格の割高感”ばかりが強調されがちな近年の住不物件の中では珍しい”価格帯なりの頑張り”が窺える物件と言えると思いますね。
総戸数100戸超のスケールがありながら集会室以外の目立った共用施設がないのは残念ですけどね…。
集会室は組合の総会や理事会などの際に役に立つものですが、普段はリモートワークなどに使えるのかね?シティテラス横濱星川みたいなブースが豊富なテレワークラウンジがあると良かったでしょうね。近隣にはお店(カフェなど)も少ないエリアですし…。
前回のシティハウス西横浜。
公式ホームページ

お部屋はA棟の67㎡の3LDK、南向き中住戸です。東向きで帷子川及びイングリッシュガーデンビューとなるB棟に対し、こちらA棟は敷地北西端にあり、南側に細い道路、その先に2~3階建の戸建住宅などを望むポジションになります。
南側もこちらと同じ準工業地域(第5種高度地区)で土地が纏まるようなことがあるとこのような高さの建物になる余地はありますが、見た感じそういったリスクは小さそうです。この4階住戸からだと日照だけでなく視界抜けも得られる良好なポジションですね。
間取りは67㎡ですので3LDKとしては小ぶりなのですが、やはり柱が完全にアウトフレーム化された効率性の高いお手本のような田の字タイプになりますので一般的な70㎡程度の使い勝手があると考えて良いように思います。
柱がアウトフレームされていることで玄関前のアルコーブスペースがかなりゆとりのあるものと出来ていますし、収納面も充実していますね。
LD~洋室3にかけてのワイドな連窓サッシや奥行あるバルコニーも魅力的です。リバーサイド×イングリッシュガーデンビューのB棟に比べると流石に地味ではあるものの、大通りからしっかりと内に入った良好なポジションでの南向きで開口部も充実した押さえるべきところを押さえた印象のあるお部屋ですね。
坪単価は314万円。同階でもリバーサイド(ガーデンビュー)の東向き(B棟)になると330万円程度になります。
上述のようにインパクトではやはり東向きに軍配が上がるのでしょうが、南向きも中層階以上で視界良好ですし、日照に優位性がありますのでこのぐらいの差があれば妥当なところだと思います。
全体で言うと、第1期時点での平均は330万円程度になるはずで、イニシア横浜天王町(2021年分譲/天王町駅徒歩3分/約335万円)やシティテラス横濱星川(2022年分譲/星川駅徒歩7分/約330万円)と同じぐらいになります。それらの記事で述べたように、いずれも近年の相場高騰を加味してもやや強気に感じた物件で、ここは駅力・駅距離がマイナスな反面、それらよりも横浜駅が近かったり、眺望に優れていたりというプラス材料もありますので"同程度"の印象になりますかね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、天然石のキッチン天板、トイレ手洗いカウンター、ミストサウナ、そしてバルコニースロップシンクと単価帯なりに充実しています。
管理費は259円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準ですので悪くはないでしょう。
1階住戸がわりと多くあり2階以上で91戸となる中でエレベーターが2基設けられているため点検・メンテナンスコストの負担も大きいはずです。
駐車場は全48台で身障者用を含む15台が平置、残りの33台が機械式になります。
関連記事
- メイツザ・マークス新横浜【驚きの1216】10階55㎡5,898万円(坪単価354万円)
- メイツザ・マークス新横浜【新駅徒歩5分×総戸数100戸超】7階78㎡8,398万円(坪単価354万円)
- シティハウス西横浜【エリア内で際立つ外観とエントランス】4階67㎡6,390万円(坪単価314万円)
- シティハウス西横浜【帷子川からのイングリッシュガーデン】5階70㎡7,690万円(坪単価361万円)
- プラウド横浜阪東橋【小ぶりながら内廊下とマルチスタイルラウンジ】4階32㎡2,920万円(坪単価303万円)