メイツザ・マークス新横浜【新駅徒歩5分×総戸数100戸超】7階78㎡8,398万円(坪単価354万円)

メイツザ・マークス新横浜。

所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜3-22-1他(地番)
交通:新横浜駅徒歩5分(市営地下鉄。JRは徒歩7分※2023年開業の相鉄・東急直通線徒歩5分予定)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、118戸(別途店舗1区画)

ブルーラインに加え、来年3月開業予定の相鉄・東急直通線が徒歩5分(急行による乗り換えなしで渋谷まで最速25分)となる、新幹線愛用者でなくともかなり利便性の高いポジションに誕生する物件です。
横浜アリーナ横の駅徒歩7分で2020年に分譲されたクリオ新横浜マスタープレイスが約9年ぶりの新横浜3丁目での供給だったことからも分かるように珍しい立地ですね。

こちらは新横浜元石川線沿いの賑やかな立地にはなりますが、南東・南西の角地なので前建までの離隔は確保されていますし、スケール感という点でも特徴を感じることの出来る物件になります。

新横浜駅は総戸数100戸超の物件自体がかなり限られていますし、土地柄コンパクト目のマンションが多いエリアでもありますので、総戸数100戸超でも数字ほど大きくない物件が少なくないのです。
こちらは30㎡台はそこそこあるものの、60~70㎡台のファミリータイプが中心となった118戸というスケールがあり、駅徒歩5分圏内でもありますので「メイツザ・マークス」と名付けるだけのことはあると思いますね。

こちらよりもスケールの大きなファミリー向け物件はアデニウム新横浜(駅徒歩8分/15階建183戸)ぐらいです。この後にレ・ジェイド新横浜(駅徒歩9分/15階建190戸)が分譲されますし、新駅開業などの影響もありつつ新横浜界隈にも新たな波が訪れている感がありますので今後はファミリー向け分譲マンションが増えそうな気もしていますが…。

スーパー便は、まいばすが徒歩3分、プリンスぺぺ(フードウェイ、成城石井、ジュピターなど)が徒歩4分と良好、また、買物便という点ではメガドン・キホーテが徒歩11分にあるあたりも魅力の1つでしょう。

また、新横浜公園が徒歩12分にあり、周囲には緑地が多い環境面もポイントの1つですね。徒歩2分の烏山川沿いの遊歩道は気持ちの良い散歩道になるはずです(日産スタジアムでサッカーの試合などが行われていなければ)。横浜アリーナも至近ですし、そういったイベント時の賑わいをどう考えるかによって評価が異なる立地であるのは間違いないでしょうね。

なお、鶴見川が至近の低地なのでむろんハザードの色付きエリアにはなってきます。

通学区は、大豆戸小学校で徒歩8分の距離感になりますね。

公式ホームページ
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お部屋は78㎡の3LDK、南角住戸です。上述のように南東・南西の角地のコーナー部に位置しており、両面共に前建との離隔はそこそこに図れています。

ただ、南西は賑やかな新横浜元石川線沿いですし、南側は前建ではないものの少し先にイノテック本社ビル(14階建だがマンションで言うと20階程度でしょうか)があるのでそこそこの圧迫感はありますかね。

間取りは南角らしい物件内で最も大きなタイプで、外観的にもポイントとなるお部屋です。

ダイレクトサッシでこそないものの、図面からもお分かりのように斜めになったバルコニーの両サイドにはルーバーが施された外観的にも目立つ部分に位置しており、そのワイドなサッシは角住戸ならではのものと言えるでしょう。

ただ、一方で気になるのは柱の食い込みと廊下の長さですね。
そのようにダイレクトサッシではありませんのでバルコニー内に柱をアウトフレーム化することはそう難しくなかったはずですが、中住戸も同様で一般的なバルコニーへのアウトフレームが行われておらずガッツリ食い込んでしまっています。いわゆる分譲マンションにおいてはオプレジを除くとあまり見かけない設計で、けして安い価格帯の物件でもありませんのでもう少し配慮が欲しかったですね。

また、専有部形状がやや細長くなってしまったためか廊下も長めで(LDの入口付近にも実質的な廊下部分が大き目に混入しています)、そのあたりにもう少し気を使って欲しかった印象にはなるでしょう。

LDの形状や洗面室の形状などを見ても少々クセのある設計という印象が否めません。

坪単価は354万円。370万円ほどの上層階に比べると幾らかこなれており、その2020年分譲のクリオ新横浜マスタープレイス(駅徒歩7分/約330万円)の上層階角住戸(360万円ほど)と比べても安いので、その後の市況(さらなる相場上昇)を鑑みると現実的な設定ですよね。

そのように相鉄・東急直通線の開業が来春に迫っており、それを折り込んだお値段設定にするのが普通ですし、不思議です。

こちらは新横浜元石川線沿いではありますが、クリオもアリーナ及び鉄塔送電線隣接というポジションではありましたし、平均もクリオと同じぐらいなんですよね。
こちらの平均は、北東向きの壁ビュー30㎡台が270万円ほどからの設定になっていることにより下がっている部分が少なからずあり、そういったお部屋を除くと流石にクリオよりも若干高くはなるものの、2年以上の月日が経過し(さらに相場が上昇し)、新駅も差し迫ったタイミングになりますので意外でしたね。

他の近隣供給事例としては、ソルティア新横浜(2018年分譲/駅徒歩9分/約285万円※平均専有面積30㎡台のコンパクト)、ブリシア新横浜(2019年分譲/駅徒歩12分/約255万円)、ノブレス新横浜エスアリーナ(2019年分譲/駅徒歩8分/約270万円)といったところで流石に昨今の価格高騰の影響を感じますけど、立地・駅距離も違いますからね。

価格がこのご時世にしてはリーズナブルだろうが絶対的にはけして安いマンションではないのでバルコニー側のアウトフレームぐらいはやって欲しかったですけど…。

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