2022年デザイン部門②【こちらも各種魅力的なものを揃えております】

2022年デザイン部門の続きになります。
2022年デザイン部門①

【銀賞】(順不同)
ザ・パークハウス大宮吉敷町翠邸
シエリア幕張
サンウッド瀬田一丁目
アールブラン武蔵新城
ピアース用賀テラス
ピアース大井仙台坂

まずは【銀賞】、ザ・パークハウス大宮吉敷町翠邸、名前が印象的な物件でもあるので覚えている方も少なくないでしょう。
2019年のデザイン部門でやはり【銀賞】だったザ・パークハウス大宮吉敷町の流れを汲んだデザインが売りとなる物件で、こちらはそちらよりもスケールが増したことでさらにインパクトがありましたね。
今この文章を書くまでザ・パークハウス大宮吉敷町を【銀賞】としていたのを覚えていなかったので(受賞物件としたのは覚えていたのですが、銀賞、銅賞どっちだったかな?ぐらいの感覚でした…)、こちらが【銀賞】になったのは奇遇なのですが、天井部に地元産の天然杉が用いられた2層吹抜のエントランスホールは圧巻でしたね。

お次のシエリア幕張は、幕張駅の区画整理事業地内の駅徒歩2分に誕生する物件で、スケール的には総戸数102戸、敷地面積も1,800㎡ちょっとととりわけ目立つものではありません。
幕張駅は地味な方ですし、この物件をご覧いただいたことがない方はそのまで凄いデザインなの?と思われるかもしれません(【銀賞】の他5物件とは立地や価格帯が少々違いますしね)。
でも、見ていただければ分かるはずです。特に素晴らしいのがエントランス周りで、緑の借景も申し分ない三面ガラスの美しいエントランスホールは「幕張駅前の景観」にすら影響を与えるぐらい秀逸な出来です。

サンウッド瀬田一丁目は、総戸数22戸の小ぶりな物件ではありますが、瀬田一丁目の第一種低層住居専用地域に相応しい設計とデザインを採用した物件で、敷地中央部の中庭(緑地帯)を囲むように設けられた共用廊下(ガラス張りの内廊下)、セットバックによりアプローチにゆとりがあり、豊かな植栽を彩ったエントランス周りが絶品でした。

残りの3物件はこの部門の常連とかしているモリモトのもので、近年は同じデザイナーを起用することによる使いまわし的なデザインのものも見かけるようにはなっているものの、バルコニー軒裏がせり上がるデザインのアールブラン武蔵新城ピアース用賀テラスは私に驚きを与えてくれましたし、エントランス周りの豊かさとガラスウォールが大きなポイントとなったピアース大井仙台坂では久々に”贅沢過ぎるピアース”にお目にかかれたと思っています。

【銅賞】(順不同)
パークホームズ杉並久我山
パークホームズ登戸ステーションアヴェニュー
ザ・パークハウス代々木大山
リストレジデンス武蔵野御殿山
グランドメゾン山下公園
プラウド元住吉ガーデンズ
バウス平塚
クリオ川越大手町
レ・ジェイド本川越コエドテラス

【銅賞】は今年も多くなっており、1つ1つの物件についてコメントをする余裕がないので、詳細は個別の記事をご覧いただければ幸いです。

ただ、こちらの9物件には全て共通項があって、まさにそれが受賞理由となります。
こちらの物件たちにはエントランスアプローチもしくはエントランスホール周りの空間デザインに特徴があって、私がこれらの物件に住んだら家に帰るのが楽しくなるだろうな~、と思うものをラインナップしました。

パークホームズ杉並久我山に関してはエントランスホールが地下にあり、エントランス手前で地下への階段を下りるアプローチになるという点ではけして褒められたものではないのですが、その手前のアプローチと外観(景観)がとても素晴らしく、自身が住む素敵なデザインのマンション(やアプローチ)を眺めつつ帰路につくというのは凄く贅沢、かつ、幸せなことだと思っています。

これらの物件にお住まいになる方には慌ただしい毎日の中でもぜひそういったところを大切にして過ごして欲しいですね。

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