2022年立地部門②【どれもこれも珍しい立地!】

2022年立地部門の続きになります。
2022年立地部門①

【銀賞】(順不同)
ザ・タワー十条
ブリリア自由が丘
ザ・パークハウス自由が丘フロント
グランドメゾン山下公園
グランドメゾン目白坂テラス
プラウド山王二丁目
ディアナコートたまプラーザ
グランスイート世田谷仙川
オープンレジデンシア谷中ヒルズ

【銅賞】(順不同)
リストレジデンス武蔵野御殿山
アトラス豊田
パークホームズ杉並久我山
パークホームズ西小山
パークホームズ渋谷松濤
ブリリア目黒大橋
ザ・浅草レジデンス

【銀賞】の後半4物件からコメントしていきます。

まず、プラウド山王二丁目はJR駅徒歩2分というだけでなく”山王の丘上”、ディアナコートたまプラーザは利便性の高い美しが丘1丁目の駅徒歩5分に加え落ち着いた住居系地域という点がスペシャルでした。

次のグランスイート世田谷仙川は、物件自体は大きくはないですし定借でもあるのですが、緑豊かな一体開発キューズガーデン内唯一の分譲マンションですのでこちらも代えが効きにくい物件になります。

最後のオープンレジデンシア谷中ヒルズはオプレジらしいかなりの小規模物件です。
しかしながら、山手線内側の駅徒歩4分に加え、大半が谷中霊園になる谷中7丁目の住居系地域というベラボーに珍しい立地でしたね。

これまでも何度か言及している通り、価格高騰期はデベロッパーが自信のある立地での供給を求める傾向(良い立地の物件であれば強気なお値段でもニーズを生み出しやすい)があるので良い立地の物件が出やすいように思いますし(当たり前ですが地主も不動産高騰期の方が売却に前向きな傾向)、このようなラインナップからもそういったものを感じますね。

最後は、【銅賞】の7物件です。
やはり【金賞】【銀賞】に比べるとインパクトでは劣りますが、いずれも印象に残る立地でした。

まず、リストレジデンス武蔵野御殿山は駅徒歩6分×武蔵野市御殿山の第一種低層住居専用地域で利便性と環境が高いレベルで両立、アトラス豊田は、スケール的には並ながらも駅前広場隣接の四方接道の駅徒歩1分という希少性を感じる立地条件でした。

パークホームズの3物件のうち、パークホームズ杉並久我山は分譲マンションの供給自体が貴重な久我山駅における徒歩4分で、敷地の途中から南方向が第一種低層住居専用地域、駅前防災街区整備事業となるパークホームズ西小山は駅前徒歩1分のランドマーク、パークホームズ渋谷松濤は「松濤」らしからぬポジションとはいえ南西側に東大駒場キャンパスが隣接(一二郎池周りの豊かな緑)と、いずれも類まれなる地でしたね。

残り2件、ブリリア目黒大橋は池尻大橋駅徒歩5分という利便性がありながら南傾斜のひな壇ポジションで、池尻大橋駅近物件にありがちな246(及び首都高)沿いではないという点が整っていました。
ザ・浅草レジデンスはつくばエクスプレスの浅草駅が徒歩3分という国際通り沿いのポジションで、それ自体は凄く魅力的(貴重)とまでは言えないのですが、食通街に面した「浅草の本流」の一角で上層階からの隅田川方向(花火大会・スカイツリー)や浅草寺方向の眺望もその立地に花を添えていました。

なお、受賞には至らなかったのですが次点的なものにグラサージュ東京センターポートがあります。かなりの小さな物件ではあるものの、羽田6丁目×天空橋駅徒歩8分はレアで、天空橋駅直結の羽田イノベーションシティに加え、羽田エアポートガーデンも身近になるちょっと面白い立地の物件でしたね。

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