2022年モモレジ部門①【金賞は駅前+αの〜】
本日は「2022年モモレジ部門」の発表です。
基本的に全ての賞が私の独断と偏見で決まっている中、わざわざモモレジ部門を設けているわけですが、この部門は他の部門とは異なり”自身の好みというか気持ち的な部分”を考慮した唯一の部門でして、「必ずしも優れた点と言えなくとも心を奪われるような点があった」「もの凄く突出しているわけではないけれども何か不思議とグッとくるというか、好感が持てる」そんな物件を選出しています。
最も”抽象的な部門”であることは間違いなく、同様に抽象的なところが少なくないデザイン部門などとリンクしつつも、そこに”主観を強く考慮した部門”という感じになるでしょうか。
受賞物件は以下になります。
【金賞】(順不同)
プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ
ザ・パークハウス戸越公園タワー
リビオタワー羽沢横浜国大
【銀賞】(順不同)
クリオレジダンス川崎南幸町
レーベン平塚松風町
ロイヤルシーズン麻布永坂
ブリリア目黒大橋
シティハウス横浜
ソライエテラス
ブランズ上目黒諏訪山
【銅賞】(順不同)
プレミアムレジデンス横須賀中央
ディアナコート祐天寺レジデンス
クラッシィハウス大宮植竹町
ウィルローズ横浜鶴見
レジデンシャル池袋本町
クレヴィア大泉学園
ジオ品川天王洲
ジオ杉並松庵
クリオ世田谷松原ザ・クラシック
ザ・ライオンズ池袋
【金賞】は3物件で、1つ目はプラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナです。
西口デッキ直結な上、改札からもすぐの徒歩1分ポジションに誕生する物件で、数多くのタワマンがある武蔵浦和駅でもとりわけ目立つ立地と言えます。そして、その魅力をさらに高めるのが駅から出てくる方の目にも留まるであろうエントランスアプローチで、間接照明による柱周囲のライトアップ、水平ラインの美しいエントランスキャノピーが私の心を奪いました。
傍らのエスカレーターを経由した先には屋上テラス(4階建の商業施設部分の屋上)も施されるなど、19階建とタワマンとしては微妙な高さながら、非常に特長豊かな物件に仕上がっていたと思います。
お次のザ・パークハウス戸越公園タワーも駅徒歩1分というだけで存在感の高い物件だったのですが、プラウドシティ同様に単に駅に近いだけでなく敷地の三方が接道し駅側にはフロントガーデン(公開空地)が設けられていたことによるランドプラン的な魅力も高かったですね。
フロントガーデンから続く2層吹抜のエントランスホールは乃村工藝社による割肌調の石材が壁面の要所要所に用いられているのが印象的で、高級感があるけれどもゴテゴテしていない上品な仕上がりが私的にはかなりツボりました。
3つ目のリビオタワー羽沢横浜国大もそれら2物件同様に見どころがたくさんある物件だったのですが、こちらも【金賞】とした最大の理由はやはり”駅からのアプローチとそのデザインの相乗効果”が最大のポイントになるでしょう。
生まれて間もない羽沢横浜国大駅徒歩1分で、駅前には約3,100㎡(駅前広場とそれに隣接する当物件の空地部分の合計)の広場が予定され、アプローチは道路や信号を渡る必要のない広場(プロムナード)経由になります。
そして、その豊かな広場空間に面したエントランスは駅前広場側からも見える位置のガラス貼の2層吹抜で、その大きなガラス面を介し天井のアートや間接照明のキラメキが外からも見えるようになっているのがとても素敵なのです。
個別の記事で述べたように、こういった造りは"外へのアピール"という点でも魅力的ですけど、それ以上にお住まいになる方を幸せにしてくれるものだと思っていて、帰宅の際、駅方向からこの輝くエントランスが見えるだけで嬉しい気分になるはずです。
続く【銀賞】は7物件あり、少し多くなってしまいました。
明確な共通点はないものの、いずれも年末のこのタイミングで読者の皆様に思い出して欲しいと思った物件たちです。
クリオレジダンス川崎南幸町の最大の特長はエントランスアプローチで、緩やかな曲線、傍らには石積み、そしてアプローチからも見える建物の周囲に水盤が設けられているなど、エントランス周りの空間設計・デザインに限ればそこそこのスケールのタワマンとも戦えるぐらいのレベルでした。
レーベン平塚松風町は、約13年ぶりの松風町アドレスな上、駅と海岸を一直線につなぐ平塚なぎさプロムナード沿い、そして、プロムナードに映える繊細な外観デザインという点でも楽しませてくれました。
そして、ロイヤルシーズン麻布永坂は、かなりの小規模物件にはなるものの、その小さなスケールを感じさせないデザインが圧巻でした。末長物件らしくPRC構造を採用したことでガラス面(開口部)を豊かにしているだけでなく、バルコニーの側面に加え、コーナー部などに上から下まで全てガラスを被せるという拘り具合で、個性的な物件の多い末長物件の中でも限られた存在感を放つ物件になっていたと思います。
【銀賞】の続きと【銅賞】は次の記事でどうぞ〜。
基本的に全ての賞が私の独断と偏見で決まっている中、わざわざモモレジ部門を設けているわけですが、この部門は他の部門とは異なり”自身の好みというか気持ち的な部分”を考慮した唯一の部門でして、「必ずしも優れた点と言えなくとも心を奪われるような点があった」「もの凄く突出しているわけではないけれども何か不思議とグッとくるというか、好感が持てる」そんな物件を選出しています。
最も”抽象的な部門”であることは間違いなく、同様に抽象的なところが少なくないデザイン部門などとリンクしつつも、そこに”主観を強く考慮した部門”という感じになるでしょうか。
受賞物件は以下になります。
【金賞】(順不同)
プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ
ザ・パークハウス戸越公園タワー
リビオタワー羽沢横浜国大
【銀賞】(順不同)
クリオレジダンス川崎南幸町
レーベン平塚松風町
ロイヤルシーズン麻布永坂
ブリリア目黒大橋
シティハウス横浜
ソライエテラス
ブランズ上目黒諏訪山
【銅賞】(順不同)
プレミアムレジデンス横須賀中央
ディアナコート祐天寺レジデンス
クラッシィハウス大宮植竹町
ウィルローズ横浜鶴見
レジデンシャル池袋本町
クレヴィア大泉学園
ジオ品川天王洲
ジオ杉並松庵
クリオ世田谷松原ザ・クラシック
ザ・ライオンズ池袋
【金賞】は3物件で、1つ目はプラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナです。
西口デッキ直結な上、改札からもすぐの徒歩1分ポジションに誕生する物件で、数多くのタワマンがある武蔵浦和駅でもとりわけ目立つ立地と言えます。そして、その魅力をさらに高めるのが駅から出てくる方の目にも留まるであろうエントランスアプローチで、間接照明による柱周囲のライトアップ、水平ラインの美しいエントランスキャノピーが私の心を奪いました。
傍らのエスカレーターを経由した先には屋上テラス(4階建の商業施設部分の屋上)も施されるなど、19階建とタワマンとしては微妙な高さながら、非常に特長豊かな物件に仕上がっていたと思います。
お次のザ・パークハウス戸越公園タワーも駅徒歩1分というだけで存在感の高い物件だったのですが、プラウドシティ同様に単に駅に近いだけでなく敷地の三方が接道し駅側にはフロントガーデン(公開空地)が設けられていたことによるランドプラン的な魅力も高かったですね。
フロントガーデンから続く2層吹抜のエントランスホールは乃村工藝社による割肌調の石材が壁面の要所要所に用いられているのが印象的で、高級感があるけれどもゴテゴテしていない上品な仕上がりが私的にはかなりツボりました。
3つ目のリビオタワー羽沢横浜国大もそれら2物件同様に見どころがたくさんある物件だったのですが、こちらも【金賞】とした最大の理由はやはり”駅からのアプローチとそのデザインの相乗効果”が最大のポイントになるでしょう。
生まれて間もない羽沢横浜国大駅徒歩1分で、駅前には約3,100㎡(駅前広場とそれに隣接する当物件の空地部分の合計)の広場が予定され、アプローチは道路や信号を渡る必要のない広場(プロムナード)経由になります。
そして、その豊かな広場空間に面したエントランスは駅前広場側からも見える位置のガラス貼の2層吹抜で、その大きなガラス面を介し天井のアートや間接照明のキラメキが外からも見えるようになっているのがとても素敵なのです。
個別の記事で述べたように、こういった造りは"外へのアピール"という点でも魅力的ですけど、それ以上にお住まいになる方を幸せにしてくれるものだと思っていて、帰宅の際、駅方向からこの輝くエントランスが見えるだけで嬉しい気分になるはずです。
続く【銀賞】は7物件あり、少し多くなってしまいました。
明確な共通点はないものの、いずれも年末のこのタイミングで読者の皆様に思い出して欲しいと思った物件たちです。
クリオレジダンス川崎南幸町の最大の特長はエントランスアプローチで、緩やかな曲線、傍らには石積み、そしてアプローチからも見える建物の周囲に水盤が設けられているなど、エントランス周りの空間設計・デザインに限ればそこそこのスケールのタワマンとも戦えるぐらいのレベルでした。
レーベン平塚松風町は、約13年ぶりの松風町アドレスな上、駅と海岸を一直線につなぐ平塚なぎさプロムナード沿い、そして、プロムナードに映える繊細な外観デザインという点でも楽しませてくれました。
そして、ロイヤルシーズン麻布永坂は、かなりの小規模物件にはなるものの、その小さなスケールを感じさせないデザインが圧巻でした。末長物件らしくPRC構造を採用したことでガラス面(開口部)を豊かにしているだけでなく、バルコニーの側面に加え、コーナー部などに上から下まで全てガラスを被せるという拘り具合で、個性的な物件の多い末長物件の中でも限られた存在感を放つ物件になっていたと思います。
【銀賞】の続きと【銅賞】は次の記事でどうぞ〜。