2022年モモレジ部門②【銀賞・銅賞も甲乙つけ難いハイパフォーマンス】

2022年モモレジ部門の続きになります。
2022年モモレジ部門①

【銀賞】(順不同)
クリオレジダンス川崎南幸町
レーベン平塚松風町
ロイヤルシーズン麻布永坂
ブリリア目黒大橋
シティハウス横浜
ソライエテラス
ブランズ上目黒諏訪山

【銀賞】の残り4つについてコメントしていきます。
ブリリア目黒大橋は、昨日の立地部門【銅賞】物件ですし、立地(南傾斜のひな壇ポジション)という点でも私の心に深く刺さる物件だったのですが、同時にエントランス周りの設計が秀逸で、敷地南側から入り敷地北側(2層吹抜)にまで続いていくという二次元・三次元共にゆとりある空間設計が大きな見どころになっていました。

シティハウス横浜は、3層吹抜(デザイン的には”いつもの”感じ)のエントランスホールもさることながら、新田間川沿いの桜並木などとも連動する敷地南側の公開空地(キャナルテラス)が魅力的でした。1階に店舗スペースが入るがゆえの空間ですし、こちらもデザイン的には”ありきたり”な印象もありはするものの、かのザ・ヨコハマフロントタワーと価格帯が被るなりに力を入れていると感じる物件ではありましたね。

お次のソライエテラスも住友不動産の物件です。
東武スカイツリーライン沿線最大の総戸数796戸、分譲中のイーストだけでも379戸を誇る物件で、エントランスはイースト・ウエストそれぞれにあるのですが、共に二次元・三次元的に申し分のないダイナミックなもので、デザイン的(イースト。ウエストは未公開)にも天井にアーチ状の間接照明(折上天井)を設けるなど抜け目なく仕上がっていました。

エリア・駅距離あってのものとはいえ、価格帯からすれば類を見ないレベルのデザイン・高級感であり、都心高額物件顔負けの質の高さを感じました。

最後のブランズ上目黒諏訪山は、中目黒駅徒歩6分の丘上、閑静な第一種低層住居専用地域という立地条件に相応しい平均専有面積150㎡超のプラン二ングが最大の特徴になるのですが、それに加え、坂倉建築研究所による瀟洒なデザイン、全戸分の地下自走式駐車場などといった点もスペシャルでしたね。

【銅賞】(順不同)
プレミアムレジデンス横須賀中央
ディアナコート祐天寺レジデンス
クラッシィハウス大宮植竹町
ウィルローズ横浜鶴見
レジデンシャル池袋本町
クレヴィア大泉学園
ジオ品川天王洲
ジオ杉並松庵
クリオ世田谷松原ザ・クラシック
ザ・ライオンズ池袋

そして【銅賞】ですが、10物件もあります…。

ただ、外観的な特長が受賞理由となるプレミアムレジデンス横須賀中央とディアナコート祐天寺レジデンスを除いた8物件には共通項があり、実はデザイン部門の【銅賞】の際に述べた「エントランスアプローチもしくはエントランスホール周りの空間に特徴があって、私がこれらの物件に住んだら家に帰るのが楽しくなるだろうな~」という思いが受賞理由になっています。
デザイン部門の【銅賞】も9物件あったように、例年にも増して”そう感じる”物件が多くデザイン部門ではその豊かなアプローチの”デザイン性”を重視して絞ったのですが、やっぱり残ったこれらの物件も何かしらの受賞に値する素敵なエントランスだなぁ…という気持ちが強かったのでこちらの部門で挙げた次第です。

数が多いので1つ1つのコメントは割愛させていただきますが、いずれも非常に”濃いアプローチ”になっているので気になる物件があったら「ブログ内検索」からご覧いただければ幸いです。

ちなみに、流石に数が多過ぎるため次点的な扱いになってしまったのですが、ブリリアンコート久米川(大栄不動産)やデュオヒルズ妙蓮寺(フージャース)は、デザイン面などでの見どころが少なくなかった物件でした。デザイン面で定評ある大手デベやモリモトの模倣感(?)があり、オリジナリティという点では評価しづらいところがあるのですが、今後への期待が高まりましたしこのレベルのパフォーマンスの物件が増えることがシンプルに嬉しく感じましたね。

0 Comments



Post a comment