2022年マンション番付完全版①【関脇~大関】

いよいよ2022年マンション番付【完全版】の発表に移っていきます。

まず、12月23日時点で公開したものはこちらです。
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※小結以下の物件については、その12月23日の記事や各賞発表などでコメントしておりますので、気になる物件がありましたら「ブログ内検索」などから辿っていただければ幸いです。

さて、早速ですがシークレットとしていた関脇から発表していきましょう。

【関脇】はグランリビオ浜田山バウス上中里の2件になります。
グランリビオ浜田山はつい先ほどデベロッパー部門で述べたように、過去のグランリビオシリーズの中で随一と言えるであろう高いデザイン性を有した物件で、シンプルに惚れましたね。浜田山4丁目の敷地面積5,000㎡超の第一種低層住居専用地域という立地・スケールも申し分ありませんでした。

あ、12/23付番付の「浜田山(三段目)」というのは、実際に三段目に浜田山という関取がいたのでそのようにさせていただきました。在籍する芝田山部屋が高井戸駅前にあるのでそういった影響もあるのでしょうが、浜田山関のご出身も杉並区なんですね。浜田山なのかね???

そして、バウス上中里が「マイナーのいただき」になります。
2020年乗車ランニングワースト2位(23区内のJR)の上中里駅の駅前に位置する物件です。

もともとは瀧野川女子学園だったところ(北西部の一部分が売却されただけでこの物件の東側は瀧野川女子学園)に誕生する駅徒歩2分で、線路沿いながらも丘上の第一種中高層住居専用地域という良好な環境面も大きな魅力でした。
さらに完全アウトフレームのプラン二ング及びひな壇上の植栽を携えた美しいエントランスアプローチを採用した物件で、総戸数56戸というごくごく一般的なスケールでのこのパフォーマンスは圧巻でしたね。

お次は大関に入っていきます。

まずは、「SKY×FAMILY」こと大宮スカイ&スクエアザ・タワーです。
先ほどのデベロッパー部門で言及したように日鉄興和不動産と三井・丸紅とのJVなのですが、ターミナル大宮駅で最も駅近のタワマンになりますし、延床面積67,000㎡超というタワマンの中でも上位に入るスケール感という点でも今年を代表する物件の1つと言えるでしょう。大手デベロッパーの高額物件顔負けのデザイン性の高さも大きなポイントの1つになっていました。

総戸数522戸という大きなタワマンですし、昨今のような価格高騰期であればグロスを抑えるべく30~50㎡台などがもっと設けられていても何らおかしくなかったのですが、ファミリータイプ(60㎡台以上)を中心としたプランニングを採用した物件ということでアーニャも喜んでいたらしいです。

お次も日鉄のリビオタワー羽沢横浜国大です。12/23付番付では「830(ハザワ)」ですね。
830って永ちゃんファンの方が多く付ける車のナンバーなんですけど、ハザワでも完全にいけるなと…。この物件の駐車場から830ナンバーの車が出てきてもそれは永ちゃんファンではないはず…。五桁ですけど83080(ハザワバレー)ってのもいけますね(笑)。

それはさておきリビオタワー羽沢横浜国大は間取り面の三次元構造が素晴らしかったですし、モモレジ部門で述べた羽沢横浜国大駅からのアプローチという点でも非常に高い評価が出来る物件でした。

お次も大関で、プラウドタワー目黒マークザ・ヨコハマフロントタワーです。
プラウドタワー目黒は「ROUND&DIAGONAL」としていたものになります。
「ROUND」は言うまでもなく、その曲面を強調したフルバルコニーの外観デザイン、そして「DIAGONAL」は最大天井高2.75mなどを実現した”斜め”スラブ構造を意味しています。

タワマンである以上、高層階などだけでもダイレクトサッシを併用して欲しかったという思いはあるのですが、竹中工務店ならではの”芯のある””驚きのある”デザインでしたし、見た目のインパクトという点では2022年No.1といっても過言ではないように思います。

そしてザ・ヨコハマフロントタワーは「ザ・隣にお風呂タワー」ですね。
「ザ・横に風呂タワー」⇒「ザ・ヨコハマフロントタワー」と言うことで思い切りディスってしまったのですが、ふざけても許されるぐらい(?)凄い物件でしたよね。

横浜駅直結徒歩3分は言わずもがな、角住戸のダイレクトサッシ周りの設計、窓際の設計(下り天高でも2.3mほど)も申し分ありませんでした。
多くを占める中住戸は普通にバルコニーのようなものがありながら外に出ることの出来ないサービスバルコニー設計になっていることが非常に残念に感じる物件で、そういった事情を加味し間取り部門では落選に至ったのですが、角住戸の開口部はとても魅力的でしたし、そこまで大きなタワマン(総戸数上は大きく感じるかもしれませんが50㎡台以下が中心の物件のため多くなっているに過ぎない)ではないながらもエントランス周りの空間デザインなどにも拘りを感じる物件でしたね。

さて、この後はいよいよ「マンションオブザイヤー」の発表に移っていきます。
今年もあとちょっとですがもう少々お付き合いいただければ幸いです。

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