プレミアムレジデンス横須賀中央【4年ぶりの供給は子育てに便利な駅徒歩6分】8階72㎡4,988万円(坪単価228万円)

プレミアムレジデンス横須賀中央。

所在地:神奈川県横須賀市日の出町1-4-1(地番)
交通:横須賀中央駅徒歩6分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:10階建、184戸

横須賀中央駅での分譲は2018年のバウス横須賀中央以来のことになりますね(バウスは昨春ぐらいまで分譲が長期に渡っていましたが…)。
バウスは駅方向から見て16号の手前(向かいに市役所)となる徒歩4分であったのに対し、こちらは16号を越える徒歩6分で、近隣には警察署、合同庁舎、簡易裁判所などのある官庁街というと分かりやすいでしょうか。当物件の敷地も従前は関東財務局の横須賀出張所があったところですね。

近隣徒歩3分のところに2022年4月にすくすくかん(こども園や子育て支援センターなどの子育て支援機能を集約)が開園、また、通学区の諏訪小学校が徒歩3分、常葉中学校が徒歩2分となるなど子育てを控えるファミリーに優しいエリアでもあるでしょう。

中央大通りが駅よりも遠いようなポジションになってしまうため駅距離のわりには買物利便は高くありません。最寄りのスーパーはモアーズシティのスズキヤで徒歩7分でしょうか。ただ、駅とは反対側のノジマモールの三和が徒歩8分、業務スーパーが徒歩10分、いちごよこすかポートマーケットが徒歩4分など"海寄りのエリア"なりの施設が徒歩圏だったりもするので悪くはないでしょう。

公式ホームページ
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お部屋は72㎡の2LDK+S、南角住戸です。南東は道路の向かいに8階建の老人ホーム、南西も老人ホームと同じぐらいの高さの勤労福祉会館というポジションでこの階だと視界は妨げられてしまいます。当エリアは高さ31m制限がなされているため10~11階建が限界ですし、仕方のないことではあるのですが、上層階の角住戸ということを鑑みるとちょっと残念な印象にはなってしまうでしょうね。
日照に関しては良好です。

間取りは、横須賀というエリア的なものや日照良好な南角という点では小さな印象になるのですが、これでも物件内で最も大きなものになっています。
総戸数184戸というスケール感のある物件ですので1列だけでも80㎡台を設けるとか(※そのように絶対高さ制限があるのみで”斜線制限”などがあるわけではないので「上層階だけ面積の大きなルーバルプラン」といったような設計になることはあり得ません)、もう少しプランバリエーションがあると良かったようにも思うわけですが…。

また、バウスが共用廊下側の柱もアウトフレーム化したきれいな設計だったのでこちらの普通に食い込んだ設計は余計に気になりますね。バウスが凄かっただけでこちらが一般的と言ってしまえばそれまでなのですが、バウスに比べ面積を絞っているのであればさらに効率性を追求して欲しかったという思いはあります。

また、当プランで気になるのは南東面の開口部がイマイチな点でしょうか。洋室2の引き戸がきれいに開け放てるようになっているのは良いのですが、連窓サッシは導入されておらずスパンのわりに開口部が地味なのです。妻面(南西面)もしかりで角住戸ならではの魅力に乏しいなぁ…と。

玄関にベビーカーなどを立てかけられる窪みが設けられているのは良い点です。

坪単価は228万円。東角住戸の上層階はこちらとピッタリ同じ面積(プランはちょっと違う)なのですが、上層階ゆえに海も見えてくることが加味された260万円程度の設定になっています。
こちらは視界が抜けないことが影響しているとはいえ、日照時間の長い上層階角住戸ということを鑑みれば現実的な設定と言えるのではないでしょうか。

そのように近年の供給事例は、4~5年遡ってもバウス横須賀中央(2018年分譲/駅徒歩4分/約225万円)、クリオ横須賀中央(2017年分譲/駅徒歩5分/約225万円)程度しかないのですが、上層階南角住戸がそれらの平均と同程度というのは目に優しいですよね。
バウスが昨春頃までの販売しており、完売までに凄く時間がかかったとはいえ、2017~2018年頃と比べたら明確に上昇(エリアにもよるが1~2割上がっていてもおかしくない)のが普通ですからね。

昨年10月末に行われた第1期1次では77戸を供給していますし、やはりこのご時世のこの価格に魅力を感じる方は多かったのではないでしょうか。

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