プレミアムレジデンス横須賀中央【ウェーブバルコニーによる存在感】4階67㎡4,258万円(坪単価211万円)
続けて、プレミアムレジデンス横須賀中央。
設計はIAO竹田設計、施工は大末建設です。
31m制限エリアながら11階建ではなくわざわざ(?)10階建を採用しているぐらいなので二重床なのかと思いきや直床になっています。
実際直床なわけですし、10階建総戸数184戸という長谷工が十八番とする”物件属性”からすると長谷工で良かったんじゃ???と思ったりもするのですが、大末建設が起用されています。三信住建が主幹事としてこういったスケール感のあるものを供給するのは稀なので企業的な拘りがあってのものなのか否か分からないのですが、設計(及びデザイン)にIAO竹田設計を起用したことでデザイン面での見どころが豊富なのは確かですね。
2018年にはなりますが直近のバウス横須賀中央が実績豊富なJWA建築・都市設計を起用し、デザインにも力を入れていたのでこちらも”それ相応のものが求められた”という事情は少なからずあるのかもしれません。
デザイン面での最大のポイントになるのが、波をモチーフにしたというバルコニー周りのウェーブになります。バルコニー手摺の下部にコンクリートでウェーブのような緩やかな凹凸を生み出しており(上部は水面のきらめきを感じさせるガラス)、上下のフロアで互い違いに凹凸を設けているので遠目から見てもかなり存在感を生み出せそうですね。
エントランスアプローチ周りも船のデッキをイメージした木調の素材をふんだんに用いたインパクトある仕上がりになっていますし、184戸とはいえ10階建という一般的な階建の物件としては最大級にデザインに力を入れた印象を受けます。
エントランスホール~ラウンジにつながる空間はガラス面豊かで、窓からは道路との間に設けられた植栽(緑)が望めるようになっているのも気持ちが良いでしょう。
共用施設としては、ホール・ラウンジ横にアッセンブリ―ルーム(集会室・ワークスペース)があるのみで総戸数184戸としてはややシンプルな印象もなくはないですが、アッセンブリ―ルームは同時に10人程度が利用しても不快にならないぐらいの大きさがあるので大きな違和感はないでしょう。
まぁ、11階建でも海に近いこの地ならば屋上にテラスがあると良かったとは思いますね。立地的な囲まれ感に加え、住戸向き的(ほぼほぼ南東・南西向き)にも海が見えるお部屋が少ないですからね。
前回のプレミアムレジデンス横須賀中央。
公式ホームページ

お部屋は67㎡の3LDK、南西向き中住戸です。前回の記事で取り上げた南角住戸の南西方向はガッツリ勤労福祉会館(当物件の8階程度の高さ)なのですが、当プランはその北西側、南西向きの棟の中ほどに位置しており、正面方向は戸建などの低層建物になっています(南方向は勤労福祉会館)。
南西方向もこちらと同じ商業地域ですので、ある程度土地がまとまるようなことがあると高い建物になる可能性がありはしますが、見た感じそんなことはなさそうですし、低層階でも南西方向からの日照は得られるでしょう。
間取りは60㎡台中盤のやや小ぶりな3LDKですが、近年の狭小トレンドからすると非常にオーソドックスな大きさと言えるでしょう。
特徴としては先ほどのプランと変わらず、引き戸を設けつつも連窓サッシを採用していないバルコニー側の造りは少々地味ですし、共用廊下側の柱のアウトフレームもなされていません。
ただ、玄関に関しては下足スペースの奥行がかなりありますし、やはりベビーカーなどを置ける窪みがあるのが魅力ですね。
坪単価は211万円。中住戸は200~210万円台が多くなっており、平均でもこのお部屋に近い水準になるようです。
南東に老人ホーム、南西に勤労福祉会館があり、視界面での影響を受けるお部屋が多いがゆえのお値段設定ではあるのでしょうが、そうはいっても日照が得られるお部屋は多いですし、現実的な設定だと思います。
立地の差などもありはしますが、前回の記事でも挙げた4~5年前から供給されたバウス横須賀中央(2018年分譲/駅徒歩4分/約225万円)、クリオ横須賀中央(2017年分譲/駅徒歩5分/約225万円)よりも控えめなぐらいの水準になります。
設備仕様面は、スケールを生かしディスポーザー付、また、食洗機も付いています。この単価帯の物件ですのでトイレ手洗いカウンターなどは備わっていませんが、浴室照明がダウンライトになっているあたりも良い点でしょう。
管理費は116円/㎡。外廊下ですがディスポーザーが備わってのものなので非常にリーズナブルです。つい最近なので覚えている方も多いと思いますが、2022年管理費部門で【金賞】とした物件ですし、そもそも2022年の管理費ランキングでも第2位になります。バウス(2018年の【金賞】)の存在があってのこの水準なのかもしれませんが、あちらはインフレが加速する前の2018年の物件ですし、こちらの方がスケール的にも小ぶりになりますのでこの水準は凄いですよね。
駐車場は全58台で身障者用と1階住戸専用駐車場4台が平置、残りの53台が機械式になります。
設計はIAO竹田設計、施工は大末建設です。
31m制限エリアながら11階建ではなくわざわざ(?)10階建を採用しているぐらいなので二重床なのかと思いきや直床になっています。
実際直床なわけですし、10階建総戸数184戸という長谷工が十八番とする”物件属性”からすると長谷工で良かったんじゃ???と思ったりもするのですが、大末建設が起用されています。三信住建が主幹事としてこういったスケール感のあるものを供給するのは稀なので企業的な拘りがあってのものなのか否か分からないのですが、設計(及びデザイン)にIAO竹田設計を起用したことでデザイン面での見どころが豊富なのは確かですね。
2018年にはなりますが直近のバウス横須賀中央が実績豊富なJWA建築・都市設計を起用し、デザインにも力を入れていたのでこちらも”それ相応のものが求められた”という事情は少なからずあるのかもしれません。
デザイン面での最大のポイントになるのが、波をモチーフにしたというバルコニー周りのウェーブになります。バルコニー手摺の下部にコンクリートでウェーブのような緩やかな凹凸を生み出しており(上部は水面のきらめきを感じさせるガラス)、上下のフロアで互い違いに凹凸を設けているので遠目から見てもかなり存在感を生み出せそうですね。
エントランスアプローチ周りも船のデッキをイメージした木調の素材をふんだんに用いたインパクトある仕上がりになっていますし、184戸とはいえ10階建という一般的な階建の物件としては最大級にデザインに力を入れた印象を受けます。
エントランスホール~ラウンジにつながる空間はガラス面豊かで、窓からは道路との間に設けられた植栽(緑)が望めるようになっているのも気持ちが良いでしょう。
共用施設としては、ホール・ラウンジ横にアッセンブリ―ルーム(集会室・ワークスペース)があるのみで総戸数184戸としてはややシンプルな印象もなくはないですが、アッセンブリ―ルームは同時に10人程度が利用しても不快にならないぐらいの大きさがあるので大きな違和感はないでしょう。
まぁ、11階建でも海に近いこの地ならば屋上にテラスがあると良かったとは思いますね。立地的な囲まれ感に加え、住戸向き的(ほぼほぼ南東・南西向き)にも海が見えるお部屋が少ないですからね。
前回のプレミアムレジデンス横須賀中央。
公式ホームページ

お部屋は67㎡の3LDK、南西向き中住戸です。前回の記事で取り上げた南角住戸の南西方向はガッツリ勤労福祉会館(当物件の8階程度の高さ)なのですが、当プランはその北西側、南西向きの棟の中ほどに位置しており、正面方向は戸建などの低層建物になっています(南方向は勤労福祉会館)。
南西方向もこちらと同じ商業地域ですので、ある程度土地がまとまるようなことがあると高い建物になる可能性がありはしますが、見た感じそんなことはなさそうですし、低層階でも南西方向からの日照は得られるでしょう。
間取りは60㎡台中盤のやや小ぶりな3LDKですが、近年の狭小トレンドからすると非常にオーソドックスな大きさと言えるでしょう。
特徴としては先ほどのプランと変わらず、引き戸を設けつつも連窓サッシを採用していないバルコニー側の造りは少々地味ですし、共用廊下側の柱のアウトフレームもなされていません。
ただ、玄関に関しては下足スペースの奥行がかなりありますし、やはりベビーカーなどを置ける窪みがあるのが魅力ですね。
坪単価は211万円。中住戸は200~210万円台が多くなっており、平均でもこのお部屋に近い水準になるようです。
南東に老人ホーム、南西に勤労福祉会館があり、視界面での影響を受けるお部屋が多いがゆえのお値段設定ではあるのでしょうが、そうはいっても日照が得られるお部屋は多いですし、現実的な設定だと思います。
立地の差などもありはしますが、前回の記事でも挙げた4~5年前から供給されたバウス横須賀中央(2018年分譲/駅徒歩4分/約225万円)、クリオ横須賀中央(2017年分譲/駅徒歩5分/約225万円)よりも控えめなぐらいの水準になります。
設備仕様面は、スケールを生かしディスポーザー付、また、食洗機も付いています。この単価帯の物件ですのでトイレ手洗いカウンターなどは備わっていませんが、浴室照明がダウンライトになっているあたりも良い点でしょう。
管理費は116円/㎡。外廊下ですがディスポーザーが備わってのものなので非常にリーズナブルです。つい最近なので覚えている方も多いと思いますが、2022年管理費部門で【金賞】とした物件ですし、そもそも2022年の管理費ランキングでも第2位になります。バウス(2018年の【金賞】)の存在があってのこの水準なのかもしれませんが、あちらはインフレが加速する前の2018年の物件ですし、こちらの方がスケール的にも小ぶりになりますのでこの水準は凄いですよね。
駐車場は全58台で身障者用と1階住戸専用駐車場4台が平置、残りの53台が機械式になります。
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