2023年ちょっと気になるマンション【住友不動産編】

本日は、年初恒例「ちょっと気になるマンション」2023年版の第3回で住友不動産編になります。

2023年ちょっと気になるマンション一覧

※例年同様にホームページが公開され正式に分譲が決まっているものだけでなく、まだ建築計画段階のものなど(賃貸等になってしまう可能性もゼロではない)も合わせて取り上げております。
一応は2022年に分譲開始されそうなものを中心に選んではいますが、来年にズレ込む物件もあるでしょうし(完成売りのようなケースでは確実にズレ込みます)、そもそも詳細が明らかになっていない物件もある中で「気になった物件」「注目したい物件」を挙げているだけで「=オススメ物件」ではないことご理解いただいた上でご覧いただければ幸いです。

【住友不動産】(順不同)
シティタワーズ板橋大山(フージャースとのJV)
シティタワー千住大橋
シティタワー綾瀬
シティテラス善福寺公園
シティハウス湯島ステーションコート
グランドシティタワー池袋
月島三丁目北地区再開発プロジェクト

(以下は、建築計画段階のもの)
大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業
北品川4丁目計画
桜上水計画

シティタワーズ板橋大山とシティタワー千住大橋は昨年の記事でも名前を挙げており、その時点で既にホームページも公開されていたのですが、1年経過しても未だに分譲が開始されていません…。

完成は板橋が2024年、千住に至っては2025年ですので早い時期から認知しておいてもらいたいがため(他の物件に流れてしまうのを防ぐため)に早期に公開しているところもあるのでしょうが、1年経過しても大した情報が出てこないですねぇ…。

ちなみに、専有面積は板橋が最大72㎡、千住が最大76㎡、シティタワー綾瀬も最大72㎡といった感じで、プラン的にも大きな期待は出来ません。
ただ、例えば千住の角住戸はこんな感じになっていて、ちょっと面白いですね。

76㎡の南西角住戸
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ダイレクトサッシこそありませんが、柱のアウトフレームがとてもきれいなフルバルコニータイプで、バルコニーの両面がこれだけの奥行あるものになっているのはちょっと凄いです。

LDの洋室2~LDにかけてはかなりワイドなコーナーサッシが採用されており、気持ちの良い空間になるのではないでしょうか。ここから眺める隅田川や花火大会は格別でしょう。

ちなみに、グランドシティタワー池袋は最大104㎡、月島三丁目北地区は最大91㎡になる模様で、こちらはまぁ"普通"ですかね。

一方で、シティハウス湯島ステーションコートは湯島駅徒歩1分とはいえ、スケール(16階建68戸)やデザインなども特に目立ちませんが、逆にプランが異質だったので挙げてみました。
最大で130㎡超のプランが用意されており、最大でも70㎡前後にしてしまうことの多い近年の住不の傾向からするとかなり意外でしたね。上野恩賜公園(不忍池)側の眺望を加味した提案と思われますが、どんなプランになるのか楽しみです。

建築計画段階のものではやはり大崎駅西口の再開発タワマンが期待大でしょう。
設計に日建設計を起用しているというだけで非常に楽しみな物件なのですが、公開済のイメージパースを見てもダイレクトサッシがポイントとなった透明感と高級感が窺える正統派タワマンといった感じなので期待が高まりますね。

北品川4丁目計画は、御殿山トラストタワーの西側、原美術館跡地の延床面積約15,000㎡になります。趣のあった原美術館がなくなったしまったのはとても残念ですし、更地となった現状を見る限りあの豊かな木々が1本残らずなくなってしまっているのはどうかと思うのですが(既存樹を生かすという発想はなかったのか…)、設計には日建ハウジングシステムを起用しており、かなり高級感を意識した物件になるのではないでしょうか。
東側に御殿山庭園、西側に第一種低層住居専用地域の低層住宅街を望む10階建という眺望的な魅力も高い物件になります。

桜上水計画は、上北沢自動車学校跡地の敷地面積10,200㎡超、上北沢駅(徒歩13分ぐらい?)を最寄りとする第一種低層住居専用地域に誕生するスケール感のある物件になります。少々駅距離はあるものの、近隣は高さ制限が厳しい第一種低層住居専用地域が多いためこのレベルのスケールは貴重という点でも面白い物件ですね。2層吹抜エントランスが圧巻のシティテラス善福寺公園ぐらいの頑張りに期待したいところです。

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2023/01/13 (Fri) 21:30 | REPLY |   


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