パークコート千代田一番町【貴重な皇居ビューは完成売りで】12階134㎡60,800万円(坪単価1,500万円)
パークコート千代田一番町。
当初の予定通り、昨年末に高層階の高額住戸が完成売りで供給されました。
2021年夏の青田売り時点ではそういった高額住戸を除いた販売だったので、当初から完成売りの際に再度取り上げる予定でいたのですが、年末ということで次々と新規物件(まだ取り上げていなかった物件)が供給され、取り上げる隙がなかったためこのタイミングで掲載することに…。
第2期(完成売り)に供給されたのは、高層階の南向き住戸と北東角住戸の一部で、特に東方向に面したお部屋は皇居方向の眺望が望めるということで首を長くして待ち望んでいた方も多かったものになります。
上層2フロア(13~14階)は地権者住戸が多く、視界が抜けきる住戸は限られてはいるのですが、実際の眺望を確認できるという点でも完成売りは理に適っているとは思いますね。青田売り時に述べたようにエントランスのむくり大庇が非常に素敵な物件ですし、デベロッパー的には”完成売りの方が売りやすい(高値にしやすい)”というのもあるのでしょうが…。
前回までのパークコート千代田一番町。

お部屋は134㎡の3LDK、南東角住戸です。13~14階(地権者住戸)には劣るものの、こちらも皇居との間(水平方向)に遮るものはなく、南東~北東に渡る魅力的な眺望が楽しめます。
言っても12階ですし(約50mで14階建を実現した物件で階高は一般的な物件よりも大分高いです)、むろん10階建程度の建物は多く存在しているため、見下ろすような爽快感こそありません。また、三菱地所のイギリス大使館プロジェクトにより眺望的な影響が出てくる可能性も低くないため、”内側ポジション”ゆえのリスクは不可避です。ただ、現状においては魅力的な眺望に違いはないでしょう。
間取りは物件内でもスペシャルなポジションゆえに物件内で最も大きな面積が確保されています(9~14階のみ)。
玄関から見てLDとマスターベッドルームを反対方向に配置したPP分離性の高い設計で、玄関の両サイドにトイレが設けられているあたりも申し分ないでしょう。
柱の食い込みが少々目立つ設計ではあるものの、以前も述べたように最大天井高2.7m×窓際の下り天高約2.4mという三次元設計は超一流で、梁による凹凸が抑えられているのは当物件の大きなポイントの1つになります。
コーナー部はベッドルーム1のところからキッチンの手前までガラス面が非常に豊かですし、その魅力的な眺望を最大限生かした設計と言えるでしょう。
欲を言えばキッチンにも窓があると良かったのでしょうが…。
坪単価は1,500万円ジャストです。青田売り時(第1期)の最高単価は800万円台中盤の北西角住戸でしたので、非常に差が大きいのですが、その前(2021年春)に分譲されたパークコート千代田四番町のプレミアム住戸が1,300~1,400万円といったところでしたので、その後の市況を鑑みれば違和感はないというか予想の範疇でしたね。
南向き中住戸98㎡の最下階(9階)ですら1,107万円ですし、眺望的なリスクを考えるとちょっと怖い水準ですけど、建替プロジェクトゆえに地権者住戸が多い物件で分譲戸数自体が少ないため三井ブランドをもってすれば売るのは容易かったようですね。
ちなみに、上層階北東角住戸は60㎡と小さ目なのですが、13階(12階は地権者住戸)が1,370万円となっていましたので少なからず100㎡超プレミアムといったようなものが考慮されてのものになります。
なお、設備仕様面を改めて述べておくと、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様はもちろんのこと、キッチンカップボード、廊下だけでなくLDまでのタイル貼(600角。フローリングとの無償セレクト)、さらに、こちらのプレミアムは主寝室やキッチン床暖房、全室ビルトインエアコンなども備わっています。
当初の予定通り、昨年末に高層階の高額住戸が完成売りで供給されました。
2021年夏の青田売り時点ではそういった高額住戸を除いた販売だったので、当初から完成売りの際に再度取り上げる予定でいたのですが、年末ということで次々と新規物件(まだ取り上げていなかった物件)が供給され、取り上げる隙がなかったためこのタイミングで掲載することに…。
第2期(完成売り)に供給されたのは、高層階の南向き住戸と北東角住戸の一部で、特に東方向に面したお部屋は皇居方向の眺望が望めるということで首を長くして待ち望んでいた方も多かったものになります。
上層2フロア(13~14階)は地権者住戸が多く、視界が抜けきる住戸は限られてはいるのですが、実際の眺望を確認できるという点でも完成売りは理に適っているとは思いますね。青田売り時に述べたようにエントランスのむくり大庇が非常に素敵な物件ですし、デベロッパー的には”完成売りの方が売りやすい(高値にしやすい)”というのもあるのでしょうが…。
前回までのパークコート千代田一番町。

お部屋は134㎡の3LDK、南東角住戸です。13~14階(地権者住戸)には劣るものの、こちらも皇居との間(水平方向)に遮るものはなく、南東~北東に渡る魅力的な眺望が楽しめます。
言っても12階ですし(約50mで14階建を実現した物件で階高は一般的な物件よりも大分高いです)、むろん10階建程度の建物は多く存在しているため、見下ろすような爽快感こそありません。また、三菱地所のイギリス大使館プロジェクトにより眺望的な影響が出てくる可能性も低くないため、”内側ポジション”ゆえのリスクは不可避です。ただ、現状においては魅力的な眺望に違いはないでしょう。
間取りは物件内でもスペシャルなポジションゆえに物件内で最も大きな面積が確保されています(9~14階のみ)。
玄関から見てLDとマスターベッドルームを反対方向に配置したPP分離性の高い設計で、玄関の両サイドにトイレが設けられているあたりも申し分ないでしょう。
柱の食い込みが少々目立つ設計ではあるものの、以前も述べたように最大天井高2.7m×窓際の下り天高約2.4mという三次元設計は超一流で、梁による凹凸が抑えられているのは当物件の大きなポイントの1つになります。
コーナー部はベッドルーム1のところからキッチンの手前までガラス面が非常に豊かですし、その魅力的な眺望を最大限生かした設計と言えるでしょう。
欲を言えばキッチンにも窓があると良かったのでしょうが…。
坪単価は1,500万円ジャストです。青田売り時(第1期)の最高単価は800万円台中盤の北西角住戸でしたので、非常に差が大きいのですが、その前(2021年春)に分譲されたパークコート千代田四番町のプレミアム住戸が1,300~1,400万円といったところでしたので、その後の市況を鑑みれば違和感はないというか予想の範疇でしたね。
南向き中住戸98㎡の最下階(9階)ですら1,107万円ですし、眺望的なリスクを考えるとちょっと怖い水準ですけど、建替プロジェクトゆえに地権者住戸が多い物件で分譲戸数自体が少ないため三井ブランドをもってすれば売るのは容易かったようですね。
ちなみに、上層階北東角住戸は60㎡と小さ目なのですが、13階(12階は地権者住戸)が1,370万円となっていましたので少なからず100㎡超プレミアムといったようなものが考慮されてのものになります。
なお、設備仕様面を改めて述べておくと、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様はもちろんのこと、キッチンカップボード、廊下だけでなくLDまでのタイル貼(600角。フローリングとの無償セレクト)、さらに、こちらのプレミアムは主寝室やキッチン床暖房、全室ビルトインエアコンなども備わっています。
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