ジェム西川口ユーフォリア【西口駅前のファミリータイプは驚いたが…】9階64㎡5,298万円(坪単価275万円)
ジェム西川口ユーフォリア。
所在地:埼玉県川口市西川口3-15-4
交通:西川口駅徒歩4分
用途地域:近隣商業地域、商業地域
階建・総戸数:10階建、24戸(他事務所1戸)
デベロッパーの協新建設工業は、昨年から同西川口駅で分譲中のレーベン川口並木VERTEAの売主に名を連ねていました。こちらは販売代理ではありますが、タカラレーベンリアルネットが携わっており、タカラレーベンあってのプロジェクトという印象になりますね。
レーベン川口並木の東口側ではなく、こちらはこれぞ西川口という西口駅前に位置しており、以下のように60㎡台の3LDKまであるのにはちょっと驚きました。
しかしながら、近年の西口は歓楽街の面影は薄く、外国人街という感じになっているので、一昔前ほどの違和感はないでしょう(外国人にはなかなか難しいそうな価格帯なので、基本的には日本人がターゲットなのだとは思いますが…)。
ちなみに、当物件は当初は賃貸を予定していたようなのですが、分譲に変更になっています。柱の食い込み具合なんかからは賃貸っぽさ?を感じたりもしますが、床暖房もありますし設備面は普通に分譲クオリティですね。
そもそも当物件は40~60㎡台で構成されており、賃貸にするのであればこの面積帯ではなかったんじゃないかと思うちょっと不思議な物件なのですが…。
買物便は、徒歩4分に西川口ショッピングセンター、徒歩3分にドン・キホーテがあるのが大きいですね。西川口ショッピングセンターはイトーヨーカドー、ニトリ、ケーズデンキ、サンドラッグなどが入居しており、ドンキと合わせると大概のものがそろうでしょう。
また、まいばすが徒歩2分にありますね。
通学区は、仲町小学校で徒歩9分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の3LDK、南西角住戸です。南側道路の向かいもこちらの敷地の大半と同じ近隣商業地域ですので敷地面積や形状次第ではこのぐらいの高さの建物が立つ可能性はあります。しかしながら、わりと広域に渡り2~3階建の小さな建物が連なっているためこの上層階住戸からは日照だけでなく視界抜けも十分ですね。
間取りは物件内で最も大きな60㎡台で、南西角は下から上までこのタイプ(8戸)になっています。上述のように西口の駅前でありながら3LDKファミリータイプが少なからず設けられているのは驚きだったのですが、確かにこの物件の周辺は住宅中心ですし、そのように駅とは反対方向の西川口ショッピングセンターの存在もファミリータイプにとっては大いに意味があるのでしょうね。
バルコニー側ですら柱が食い込んだ柱の存在感が強い設計で、廊下も短くはないので効率性という点では難があります。ただ、居室畳数に大きな違和感はないですし、角住戸なりに開口部を充実させることが出来ているあたりは悪くないでしょう。
収納はやや少なめな印象ですが、玄関前に門扉付のポーチがあるのもポイントの1つですね。
坪単価は275万円。物件平均は270万円ほどになるはずで、こういったグロスが嵩む60㎡台は気持ち単価が抑えられた印象ではあるものの(こういった上層階住戸は上層階のわりに平均との単価差が小さ目)、やはり西口のエリア的なものを考えると40㎡台などとの単価差はもっとあった方が自然だった気はしますね。
近年の西川口駅界隈での供給事例としては、プレミスト川口並木(2021年分譲/駅徒歩5分/約260万円)、ガーラレジデンス川口並木パークサイド(2021年分譲/駅徒歩6分/約240万円)、ガーラレジデンス川口西青木(2022年分譲/駅徒歩8分/約240万円)、レーベン川口並木VERTEA(2022年分譲/駅徒歩3分/約300万円)、メイツ川口並木(2022年分譲/駅徒歩4分/約295万円※30~40㎡台も多く設けられており平均専有面積も約45㎡)といった感じで、いずれも東口物件になります。
直近2件に比べるとこなれており、西口であることが考慮されているのかもしれませんが、ブランドの知名度では劣りますし、相場にそこまで差がないはずの2021年物件を上回る水準なのは気になりますね。
所在地:埼玉県川口市西川口3-15-4
交通:西川口駅徒歩4分
用途地域:近隣商業地域、商業地域
階建・総戸数:10階建、24戸(他事務所1戸)
デベロッパーの協新建設工業は、昨年から同西川口駅で分譲中のレーベン川口並木VERTEAの売主に名を連ねていました。こちらは販売代理ではありますが、タカラレーベンリアルネットが携わっており、タカラレーベンあってのプロジェクトという印象になりますね。
レーベン川口並木の東口側ではなく、こちらはこれぞ西川口という西口駅前に位置しており、以下のように60㎡台の3LDKまであるのにはちょっと驚きました。
しかしながら、近年の西口は歓楽街の面影は薄く、外国人街という感じになっているので、一昔前ほどの違和感はないでしょう(外国人にはなかなか難しいそうな価格帯なので、基本的には日本人がターゲットなのだとは思いますが…)。
ちなみに、当物件は当初は賃貸を予定していたようなのですが、分譲に変更になっています。柱の食い込み具合なんかからは賃貸っぽさ?を感じたりもしますが、床暖房もありますし設備面は普通に分譲クオリティですね。
そもそも当物件は40~60㎡台で構成されており、賃貸にするのであればこの面積帯ではなかったんじゃないかと思うちょっと不思議な物件なのですが…。
買物便は、徒歩4分に西川口ショッピングセンター、徒歩3分にドン・キホーテがあるのが大きいですね。西川口ショッピングセンターはイトーヨーカドー、ニトリ、ケーズデンキ、サンドラッグなどが入居しており、ドンキと合わせると大概のものがそろうでしょう。
また、まいばすが徒歩2分にありますね。
通学区は、仲町小学校で徒歩9分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の3LDK、南西角住戸です。南側道路の向かいもこちらの敷地の大半と同じ近隣商業地域ですので敷地面積や形状次第ではこのぐらいの高さの建物が立つ可能性はあります。しかしながら、わりと広域に渡り2~3階建の小さな建物が連なっているためこの上層階住戸からは日照だけでなく視界抜けも十分ですね。
間取りは物件内で最も大きな60㎡台で、南西角は下から上までこのタイプ(8戸)になっています。上述のように西口の駅前でありながら3LDKファミリータイプが少なからず設けられているのは驚きだったのですが、確かにこの物件の周辺は住宅中心ですし、そのように駅とは反対方向の西川口ショッピングセンターの存在もファミリータイプにとっては大いに意味があるのでしょうね。
バルコニー側ですら柱が食い込んだ柱の存在感が強い設計で、廊下も短くはないので効率性という点では難があります。ただ、居室畳数に大きな違和感はないですし、角住戸なりに開口部を充実させることが出来ているあたりは悪くないでしょう。
収納はやや少なめな印象ですが、玄関前に門扉付のポーチがあるのもポイントの1つですね。
坪単価は275万円。物件平均は270万円ほどになるはずで、こういったグロスが嵩む60㎡台は気持ち単価が抑えられた印象ではあるものの(こういった上層階住戸は上層階のわりに平均との単価差が小さ目)、やはり西口のエリア的なものを考えると40㎡台などとの単価差はもっとあった方が自然だった気はしますね。
近年の西川口駅界隈での供給事例としては、プレミスト川口並木(2021年分譲/駅徒歩5分/約260万円)、ガーラレジデンス川口並木パークサイド(2021年分譲/駅徒歩6分/約240万円)、ガーラレジデンス川口西青木(2022年分譲/駅徒歩8分/約240万円)、レーベン川口並木VERTEA(2022年分譲/駅徒歩3分/約300万円)、メイツ川口並木(2022年分譲/駅徒歩4分/約295万円※30~40㎡台も多く設けられており平均専有面積も約45㎡)といった感じで、いずれも東口物件になります。
直近2件に比べるとこなれており、西口であることが考慮されているのかもしれませんが、ブランドの知名度では劣りますし、相場にそこまで差がないはずの2021年物件を上回る水準なのは気になりますね。
関連記事
- プレシスヴィアラ武蔵浦和【武蔵浦和にもコンパクトが増えてきました】11階36㎡3,810万円(坪単価353万円)
- ジェム西川口ユーフォリア【ファミリータイプとの単価差は小さめだけど…】3階43㎡3,498万円(坪単価269万円)
- ジェム西川口ユーフォリア【西口駅前のファミリータイプは驚いたが…】9階64㎡5,298万円(坪単価275万円)
- プレシスヴィアラ東大宮【このシリーズらしい単価設定】2階30㎡2,390万円(坪単価262万円)
- プレシスヴィアラ東大宮【駅徒歩3分なりの全戸30㎡台だが最上階プランに特色】9階39㎡3,990万円(坪単価342万円)