シティハウス竹ノ塚【2層吹抜エントランス、5室のブース、最上階は内廊下】1階70㎡4,800万円(坪単価226万円)

続けて、シティハウス竹ノ塚。

設計・施工は多田建設で、昨春完成済の完成売りです。

6階建総戸数77戸という数字からはスケールを感じにくくはあるものの、敷地面積2,700㎡弱は大きく、かつ、東西に長い敷地形状のため無理なく南向き住戸率を高めることが出来ているあたりも当物件の大きなポイントになるでしょう。

三方が道路に面した周囲からも目立つ駅前立地ですし、高架化に伴う舎人公園通りの西側への延長後はさらに存在感を高めそうですね。

共用施設は、総戸数は77戸に過ぎない上、住不ですので淡白になることが予想されましたが、テレワークルームはカウンタースペースだけでなく個室ブースを5室も備えており、なかなか良いですね。

エントランスホールはデザイン的にはシンプルですが、二層吹抜のスケール感、また、最上階だけは内廊下設計を採用するなど、住不物件にしては工夫を感じる仕上がりです。

外観デザインもバルコニー周りのダークグレーのグリッドラインが際立つ締まったもので、この価格帯、かつ、並のスケールの物件にしては存在感が高いですね。

前回のシティハウス竹ノ塚

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2023-1-26_9-34-42_No-00.png
お部屋は70㎡の3LDK、南向き中住戸です。南方向は駅の駐輪場(2階建)、舎人公園通りの先に10階建のテラス竹ノ塚ウエストがありますので低層階だと冬場の日照への影響があるでしょう。ただ、歩道との間には目隠しが設置されていますのでそのあたりの心配はいらないでしょう。

間取りは一般的な田の字タイプにはなりますが、ギリギリでも70㎡に乗せ、かつ、共用廊下側の柱のアウトフレームも良好なためそこそこのゆとりが感じられます。

玄関前のアルコーブ空間は大きめですし、収納も充実していますね。
連窓サッシもやはりワイドなものが採用されており、方立てが小さいことで洋室3との一体感が高いものも良い点でしょう。

ちなみに、当物件は基本的には田の字ベースのプランで構成されていますが、最上階だけは奥行(玄関~バルコニーまでの距離)の浅い設計にしており、同じような70㎡台でもスパンが"2倍程度"もあるワイドスパン設計が採用されています。
斜線制限の影響で最上階だけワイドスパン設計はたまに見かけるのですが、住不物件だとあまり記憶にないですね。

坪単価は226万円。南向きとはいえ、視界・日照的に魅力があるとは言えない1階住戸なりに単価が抑えられています。3階でも250万円を超える水準、また、そのワイドスパンの最上階(中住戸)になると290万円近くなりますので、ポジションなり、いや、ポジション以上の"プチパンダ設定"ぐらいの感覚ですね。

言わずもがな駅徒歩3分の物件ですし、上述のような共用面での魅力もある物件で間取り自体も悪くありませんので、このご時世としては目に優しい水準、検討しやすい水準になるでしょう。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナに加え、バルコニーミニシンクが備わっています。
トイレ手洗いカウンターがないのはちょっと残念ですが、24時間換気が機械給気(1種換気。NOxフィルター付)なのはこの価格帯の物件では珍しく、魅力的の点でしょう。

管理費は313円/㎡。基本は外廊下(最上階のみ内廊下)ですが、ディスポーザー付ということもありやや高めですね。そこそこのスケールメリットもありますしもう少し安いと良かったですね。

駐車場は全29台で身障者用を除いた28台が機械式になります。

0 Comments



Post a comment