プライム虎ノ門【柱と内廊下はもう少し…】2階28㎡5,430万円(坪単価639万円)
続けて、プライム虎ノ門。
設計は核建築設計事務所、施工は松尾工務店、デザイン監修は奥富大樹氏(okutomi daiki design studio.)です。
昨年10月竣工済の完成売りとなる物件ですね。
そのように20・50㎡台の1フロア2戸で構成された総戸数22戸という超小規模な物件ですので、プラウド虎ノ門、ブランズ愛宕虎ノ門、パークコート虎ノ門、シティタワー虎ノ門といった錚々たる大手物件、そして森ビル麻布台プロジェクトも完成間近の神谷町駅前では駅徒歩1分とはいえ目立つ物件にはなりえないでしょう。
ただ、それなりの立派な単価帯の物件にはなるのでデザインには気を使っていて、基壇部のレンガ積みを再現した二丁掛タイル、上部に延びた2本のマリオンもアクセントになっていますね。
エントランス(建物)は北西側道路からセットバックした位置に建てられ、小規模ながらもエントランスアプローチにもゆとりがあるあたりも悪くありません。
前回の記事で述べたように超小規模とはいえこの価格帯であればもう少し”柱への配慮”が欲しかったですし、内廊下のデザインも淡泊な印象にはなりますが…。
前回のプライム虎ノ門。
公式ホームページ

お部屋は28㎡の1K、北角住戸です。北西側道路の向かいには当物件と同じぐらいの高さのビルがあり、低層階に限らず視界は妨げられますが、北東方向はud神谷町ビルの公開空地(広場状スペース)が広がっているというまずまずのポジションです。
間取りは先ほどの50㎡台とは異なりいわゆるワンルームタイプですので柱の食い込みもやむなしな印象ではあるのですが(いわゆるワンルーム投資マンションは柱が食い込んでいるものがほとんど)、太めの柱が2本食い込んでいるわけですのでそれらによる面積消費が馬鹿にならないのは確かですね。
玄関からの動線上にキッチンをハメ込んだ定番のプラン二ングのため、効率性自体は目立って悪くはないものの、いわゆる投資マンションではないプライムブランドということを鑑みるとちょっとつまらないプランという印象にはなるでしょうか。
坪単価は639万円。先ほどの50㎡台に比べこなれた水準で、グロスの嵩みが抑えられているのはもちろんのこと、低層階は視界的にもこちらの方が良いことを考えるとこなれた印象ですね。
スケール感に欠ける駅徒歩1分という物件属性からしてもこういった20㎡台の方が検討しやすい状況にあると思いますし、このご時世にしては現実的な設定ではあるでしょうね。むろんこういった単価帯のもの(超都心物件)は利回りがかなり低くなってしまうため、キャピタルゲイン狙い(というかインフレ対策)でない限り魅力を感じにくいのは言うまでもありませんが…。
設備仕様面は、小規模コンパクトゆえにディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石の水回り天板(側面貼り下ろし)といった点は悪くないでしょう。ただ、浴室は天然石などを用いた日ポリのものではなくごくごく一般的なものですし、この単価帯にしては淡泊な印象になるでしょう。
管理費は560円/㎡。ディスポーザーなしでも内廊下の超小規模物件ゆえにしっかりとした水準になっています。タワマンなどスケールのある物件だとディスポーザー、各階ゴミ置場、コンシェルジュサービス、24時間有人管理が備わっていてもお釣りがくるぐらいの水準ですので小規模の宿命とはいえコスパは悪いです。
なお、駐車場はありません。
設計は核建築設計事務所、施工は松尾工務店、デザイン監修は奥富大樹氏(okutomi daiki design studio.)です。
昨年10月竣工済の完成売りとなる物件ですね。
そのように20・50㎡台の1フロア2戸で構成された総戸数22戸という超小規模な物件ですので、プラウド虎ノ門、ブランズ愛宕虎ノ門、パークコート虎ノ門、シティタワー虎ノ門といった錚々たる大手物件、そして森ビル麻布台プロジェクトも完成間近の神谷町駅前では駅徒歩1分とはいえ目立つ物件にはなりえないでしょう。
ただ、それなりの立派な単価帯の物件にはなるのでデザインには気を使っていて、基壇部のレンガ積みを再現した二丁掛タイル、上部に延びた2本のマリオンもアクセントになっていますね。
エントランス(建物)は北西側道路からセットバックした位置に建てられ、小規模ながらもエントランスアプローチにもゆとりがあるあたりも悪くありません。
前回の記事で述べたように超小規模とはいえこの価格帯であればもう少し”柱への配慮”が欲しかったですし、内廊下のデザインも淡泊な印象にはなりますが…。
前回のプライム虎ノ門。
公式ホームページ

お部屋は28㎡の1K、北角住戸です。北西側道路の向かいには当物件と同じぐらいの高さのビルがあり、低層階に限らず視界は妨げられますが、北東方向はud神谷町ビルの公開空地(広場状スペース)が広がっているというまずまずのポジションです。
間取りは先ほどの50㎡台とは異なりいわゆるワンルームタイプですので柱の食い込みもやむなしな印象ではあるのですが(いわゆるワンルーム投資マンションは柱が食い込んでいるものがほとんど)、太めの柱が2本食い込んでいるわけですのでそれらによる面積消費が馬鹿にならないのは確かですね。
玄関からの動線上にキッチンをハメ込んだ定番のプラン二ングのため、効率性自体は目立って悪くはないものの、いわゆる投資マンションではないプライムブランドということを鑑みるとちょっとつまらないプランという印象にはなるでしょうか。
坪単価は639万円。先ほどの50㎡台に比べこなれた水準で、グロスの嵩みが抑えられているのはもちろんのこと、低層階は視界的にもこちらの方が良いことを考えるとこなれた印象ですね。
スケール感に欠ける駅徒歩1分という物件属性からしてもこういった20㎡台の方が検討しやすい状況にあると思いますし、このご時世にしては現実的な設定ではあるでしょうね。むろんこういった単価帯のもの(超都心物件)は利回りがかなり低くなってしまうため、キャピタルゲイン狙い(というかインフレ対策)でない限り魅力を感じにくいのは言うまでもありませんが…。
設備仕様面は、小規模コンパクトゆえにディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石の水回り天板(側面貼り下ろし)といった点は悪くないでしょう。ただ、浴室は天然石などを用いた日ポリのものではなくごくごく一般的なものですし、この単価帯にしては淡泊な印象になるでしょう。
管理費は560円/㎡。ディスポーザーなしでも内廊下の超小規模物件ゆえにしっかりとした水準になっています。タワマンなどスケールのある物件だとディスポーザー、各階ゴミ置場、コンシェルジュサービス、24時間有人管理が備わっていてもお釣りがくるぐらいの水準ですので小規模の宿命とはいえコスパは悪いです。
なお、駐車場はありません。