サンクレイドル海老名【ファミリータイプとの単価差あり過ぎ】4階32㎡3,398万円(坪単価355万円)
続けて、サンクレイドル海老名。
設計はスペースコム、施工は上滝です。
コンパクトも少なくない(20~40㎡台も24戸)総戸数62戸、敷地面積は830㎡ほどの小ぶりな物件ですが、空地率は約54%と高い方で、ランドプランには意外にもゆとりを感じることが出来ますね。
厚木街道沿いの駅にほど近い賑やかなポジションではあるものの、建物を厚木街道沿いからセットバックしたことでエントランスアプローチは奥行あるものと出来ていますし、両サイドの緑の空間もかなり贅沢に確保していると感じます。
しかも当物件は風除室~エントランスホールも意外なほどゆったりとした造りになっており、窓辺から望む緑も気持ちが良いでしょう。
建物1階部分にもっと駐車場を増やすとか、空地部分を緑にせずに駐車場にするといった方針を採用すれば平置駐車場を増やすことが出来たはずで、何を重視するか次第ではあるのですが、この規模の物件でエントランス周りの屋内・屋外空間の両方に力を入れているケースというのは稀であり、小ぶりな物件ながら個性(特徴)を持っているというのは好感の持てる点ですね。
クセの強い周辺環境を考慮しているのでしょうか。
外観デザインはとりわけ目立ちはしませんが、ガラス手摺に複数色を用いており単調になることを回避しているのは良い点でしょう。
前回のサンクレイドル海老名。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1LDK、南向き中住戸です。アビバの影響が特に強い2〜4階は20〜40㎡台のみで構成されており、こちらもアビバの立体駐車場ビューになります。
日照に関しても冬場は影響がありそうですね。
間取りは物件内で最も小さな30㎡そこそこのタイプになります。
1LDKとしても小さなタイプで、奥行が先ほどのような60㎡台と同等のためかなりのナロースパンになってしまっているのが痛いですね。
中住戸なのでLDKには窓がないですし、洋室の引き戸の開きも中途半端です(東側の方立ては柱と柱を結ぶライン上に下り天井があり、天井部に凹凸があることにより生じるものです)。
洋室にカウンターが設置されるなどの工夫が見られはするものの、こちらのプランは玄関位置もなかなかですね…。
玄関の目の前にエレベーターホールがあるのでエレベーター待ちの人がいると玄関開けたら完全にこんにちは状態になってしまうのです。
小ぶりな物件では玄関とエレベーターホールが近いケースは少なくないのですが、ここまで正面にエレベーターホールがあるケースというのは稀であり、もう少し配慮があってしかるべきだったのではないでしょうか…。
この部分を隠さずに専有部と一緒に乗せてくれているあたりには好感が持てますし、その姿勢は立派だと思いますけど…。
坪単価は355万円。前回の記事で取り上げた1つ上の階の67㎡ファミリータイプに比べ45%程度も高くなっており、コンパクトとはいえ差が大き過ぎるように思います。
立地的にファミリータイプが強気になれないということもあるのかもしれませんが、これだけの差があれば明らかにコンパクトの法が利益が出やすいはずですし、このような価格設定になるのであればもっとコンパクトを多くすることでコンパクトの単価を落としてバランスを取るべきだったと思わずにはいられません。
企画当初はここまでの単価差を設けるつもりはなかったのかもしれませんが…。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないのはもちろんのこと、トイレ手洗いカウンターや水回りの天然石天板仕様もないシンプルなものになります。20~40㎡台には残念ながら床暖房もありません。
管理費は237円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下とはいえ、スケールメリットの得られない小ぶりな物件なのでこのぐらいであれば違和感はないでしょう。
駐車場は全32台で、平置は2台のみ、機械式が30台という構成になります。
設計はスペースコム、施工は上滝です。
コンパクトも少なくない(20~40㎡台も24戸)総戸数62戸、敷地面積は830㎡ほどの小ぶりな物件ですが、空地率は約54%と高い方で、ランドプランには意外にもゆとりを感じることが出来ますね。
厚木街道沿いの駅にほど近い賑やかなポジションではあるものの、建物を厚木街道沿いからセットバックしたことでエントランスアプローチは奥行あるものと出来ていますし、両サイドの緑の空間もかなり贅沢に確保していると感じます。
しかも当物件は風除室~エントランスホールも意外なほどゆったりとした造りになっており、窓辺から望む緑も気持ちが良いでしょう。
建物1階部分にもっと駐車場を増やすとか、空地部分を緑にせずに駐車場にするといった方針を採用すれば平置駐車場を増やすことが出来たはずで、何を重視するか次第ではあるのですが、この規模の物件でエントランス周りの屋内・屋外空間の両方に力を入れているケースというのは稀であり、小ぶりな物件ながら個性(特徴)を持っているというのは好感の持てる点ですね。
クセの強い周辺環境を考慮しているのでしょうか。
外観デザインはとりわけ目立ちはしませんが、ガラス手摺に複数色を用いており単調になることを回避しているのは良い点でしょう。
前回のサンクレイドル海老名。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1LDK、南向き中住戸です。アビバの影響が特に強い2〜4階は20〜40㎡台のみで構成されており、こちらもアビバの立体駐車場ビューになります。
日照に関しても冬場は影響がありそうですね。
間取りは物件内で最も小さな30㎡そこそこのタイプになります。
1LDKとしても小さなタイプで、奥行が先ほどのような60㎡台と同等のためかなりのナロースパンになってしまっているのが痛いですね。
中住戸なのでLDKには窓がないですし、洋室の引き戸の開きも中途半端です(東側の方立ては柱と柱を結ぶライン上に下り天井があり、天井部に凹凸があることにより生じるものです)。
洋室にカウンターが設置されるなどの工夫が見られはするものの、こちらのプランは玄関位置もなかなかですね…。
玄関の目の前にエレベーターホールがあるのでエレベーター待ちの人がいると玄関開けたら完全にこんにちは状態になってしまうのです。
小ぶりな物件では玄関とエレベーターホールが近いケースは少なくないのですが、ここまで正面にエレベーターホールがあるケースというのは稀であり、もう少し配慮があってしかるべきだったのではないでしょうか…。
この部分を隠さずに専有部と一緒に乗せてくれているあたりには好感が持てますし、その姿勢は立派だと思いますけど…。
坪単価は355万円。前回の記事で取り上げた1つ上の階の67㎡ファミリータイプに比べ45%程度も高くなっており、コンパクトとはいえ差が大き過ぎるように思います。
立地的にファミリータイプが強気になれないということもあるのかもしれませんが、これだけの差があれば明らかにコンパクトの法が利益が出やすいはずですし、このような価格設定になるのであればもっとコンパクトを多くすることでコンパクトの単価を落としてバランスを取るべきだったと思わずにはいられません。
企画当初はここまでの単価差を設けるつもりはなかったのかもしれませんが…。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないのはもちろんのこと、トイレ手洗いカウンターや水回りの天然石天板仕様もないシンプルなものになります。20~40㎡台には残念ながら床暖房もありません。
管理費は237円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下とはいえ、スケールメリットの得られない小ぶりな物件なのでこのぐらいであれば違和感はないでしょう。
駐車場は全32台で、平置は2台のみ、機械式が30台という構成になります。
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