ソルティア新川崎モアグラン【低層住宅街を望む14階建】4階30㎡3,870万円(坪単価426万円)

続けて、ソルティア新川崎モアグラン。

設計はデベロッパーであるマリモ、施工は風越建設で直床になります。

敷地面積は約640㎡、総戸数52戸とはいえ全戸30㎡ちょっとの物件ですので分譲マンションとしては小さいです。

しかしながら、建物を近隣商業地域側に寄せ、14階建と高さが出せているため空地率は約65%と高く、それにより前回の記事で述べたように西向き住戸のおいて前建との離隔が図れているのは当物件の大きなポイントになります。

空地の多くはその平置駐車場6台であり、エントランス周りにゆとりを感じることはありませんが、建物デザインはホワイトのマリオンなどで分節するなど、それなりに特徴のあるもので、ランドマーク的な存在のパークタワー新川崎はともかく、こちらの北側には低層住宅街が広がっているためこの14階建でもそこそこの存在感を放てるように思いますね。

前回のソルティア新川崎モアグラン

公式ホームページ
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お部屋は30㎡超の1LDK、南西角住戸です。ポジション的には南西角ながら南側には10階建のビルが隣接しているため開口部は西側のみとなります。ただ、そのように西側は第一種住居地域の低層住宅街が広がっているため将来的に視界が大きく変わることはないでしょうし、手前には当物件の平置駐車場があるのも大きいですね。

間取りは先ほどのタイプよりもさらに小さな1LDKでベッドルームは2.4畳しかありません。また、ベッドルームの引き戸は柱(梁)の影響か先ほどのタイプよりは方立てのデッパリが気になる感じなのも残念ですね。

ただ、30㎡の1LDKにしては収納は充実している方ですし、こういったタイプにしてはバルコニーの奥行がしっかりしているあたりは好感が持てます。

坪単価は426万円。前回の記事で述べたように30㎡ギリギリまで面積を絞ったがゆえの単価設定と感じますね。もう少し大きくなってしまうと4,000万円超えてしまいます。
ここまで面積を絞り、かつ、単価もしっかりとしているのであればもっと柱周りをスッキリさせるなどの配慮が欲しかったとは思いますね。

設備仕様面は、小規模コンパクトですので当然ながらディスポーザーはないですし(同規模同時期分譲のソルティア藤沢鵠沼にはあって驚きました)、床暖房もありません。
ただ、食洗機に加え、ソルティア橋本などと同じくシーリング照明と遮光等級1級のカーテンが全室標準装備されているあたりは少なからずポイントになるでしょう。玄関の電気錠も魅力ですね。

管理費は334円/㎡。ディスポーザーはなくとも、小ぶりな内廊下物件ではありますのでこのぐらいの水準であれば御の字でしょう。

駐車場は6台で全て平置になります。

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