ヴェレーナグラン北赤羽マスタープレイス【空地率約77%、敷地面積11,000㎡超の豊か過ぎるランドプラン】2階72㎡6,498万円(坪単価300万円)
続けて、ヴェレーナグラン北赤羽マスタープレイス&マナープレイス。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床が採用されています。
ヴェレーナグラン赤羽北の2物件は設計にエフ・アイ・オウアソシエイツ、施工に森組を起用していたのでやや意外だったのですが、大和地所レジデンスは住不などと同じでデベロッパーの色(意向)が強く出ている物件が多く、ここも傾向そのままのパフォーマンスになりますね。赤羽北2物件同様にこれ以上ないぐらい差別化が行き届いた物件になります。
間取り面での特色はもちろんのこと、こちらは赤羽北2物件を大きく上回るスケールも大きな特徴で、道路を挟み合計11,000㎡超の広大なランドプランのインパクトはかなりのものですね。
特段の高さ制限がないため19階建・15階建という高さが出せているのですが、容積率自体は200%と低くなった工業地域で建物は敷地のほんの一部に立てれば十分なことから、両敷地共に約77%という非常に高い空地率を実現出来ています。
マスタープレイスは平置駐車場127台、マナープレイスは同35台を確保し、空地を最も消費しているのはやはり駐車場にはなるものの、それだけの駐車場を確保しても敷地内の緑がかなり充実しているのはランドプランの余裕あってのものになります。
サブエントランスなどは設けられてはいるものの、エントランス前に見栄えする車寄せがなく、このゆとりをもってすれば円形のものなども十分可能だったことを鑑みるとそこはちょっと残念ですけどもね。マスタープレイスの歩行者用のエントランスアプローチは緩やかなカーブを描き、幅的にもかなりゆとりがあるのですが、車は侵入不可になっており、これと水盤を設ける余裕があるぐらいなら優雅な車寄せを設けた方が良かったような気がするのです…。
共用施設は、マスタープレイスにラウンジ、キッズスペース、ワーキングスペース、パーティールーム、そしてマナープレイスにもラウンジがあります。マスタープレイスのコンシェルジュカウンターではフロントサービスも受けられますね(2物件合わせても総戸数318戸ですし、エリア的にはかなり高額とはいえ、タワマンなどではないのでコンシェルジュサービスはなくとも不思議ではなかったです)。
※デザインに関しては明日のもう1記事で述べます。
前回のヴェレーナグラン北赤羽マスタープレイス&マナープレイス。
公式ホームページ

お部屋はマスタープレイスの72㎡の3LDK、南西向き中住戸です。低層階でも南西方向にはそのように広大な平置駐車場などが広がっており、前建(15階建のクリオレジダンス)までは十分過ぎるほどの離隔がありますので日照良好ですね。
間取りは田の字ベースのシンプルなタイプで、メゾネット、スキップフロア、ロフト、床下収納などを採用したタイプも少なくない中では平凡に映るかもしれません。
しかしながら、先ほどの記事でも述べたように当物件はベースとなるパフォーマンスが優れていることがもっと評価されるべきと思っていて、逆梁工法による2.3mのハイサッシはとても魅力的です。連窓サッシを採用し中住戸ながらLD側だけでサッシ3枚分ほどの開口部を設けることが出来ているのは素晴らしいですし、窓際から梁を排除したことによる方立ての小さな洋室3の引き戸設計もその豊かな空間の一助になっていますね。
坪単価は300万円。300万円を切るものもありはしますが、こちらも物件内の下限水準になります。前回の記事で述べたように、最上階などには100㎡超などのプレミアムなプランが少なからず設けられており、そういったものは400万円を優に超えてくるため平均で論じるのはあまり意味がないのですが、特殊なタイプを除いた多くのお部屋は300万円台になっており、平均は360万円ぐらいになるんですかね。
一部住戸はリバーフロントになるとはいえ、ヴェレーナグラン赤羽北ザ・マークス(2021年分譲/駅徒歩3分/約300万円)、ヴェレーナグラン赤羽北フロント(2020年分譲/駅徒歩3分/約285万円)に比べると立地面で劣るところがありますし、やはり少々強気な印象にはなってしまうのですが、第1期1次では125戸(マスタープレイス100戸/マナープレイス25戸)も供給することからもお分かりのようにこの価格帯でも引き合いは十分ですね。
上述のようにそもそもの設計パフォーマンスが優れた物件で、こういった一般タイプでもプラン面が良好、また、こちらのお部屋は低層階でも日照・視界良好という点からすると300万円はこなれており(平均との差が大きい)、そういった面も人気の理由の1つなのだと思います。
設備仕様面は、マスタープレイスだけでも総戸数253戸というスケールがあるにもかかわらずディスポーザーがないのは残念です。
ただその一方で、プレミアムでなくとも天然石の水回り天板(キッチンは側面貼り下ろし)、トイレ手洗いカウンター、ミストサウナが備わっており単価帯なりに充実しています。
管理費はマスタープレイスが187円/㎡、マナープレイスが194円/㎡になります。共用施設は相互利用が出来るためそれによる優劣(負担差)はないはずですが、そもそもの共用部の光熱費などはやはりスケールがあるマスタープレイスに気持ち優位性があるのでしょう。
ディスポーザーはなしの外廊下ではありますが、水盤(マスタープレイス)に加え、フロントサービス付での水準ですのでスケールメリットを感じることが出来ます。
駐車場はマスタープレイスが127台(身障者用1台、カーシェア用1台、来客用2台含む)、マナープレイスが35台(身障者用1台、カーシェア用1台、来客用1台含む)で、全て平置になります。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床が採用されています。
ヴェレーナグラン赤羽北の2物件は設計にエフ・アイ・オウアソシエイツ、施工に森組を起用していたのでやや意外だったのですが、大和地所レジデンスは住不などと同じでデベロッパーの色(意向)が強く出ている物件が多く、ここも傾向そのままのパフォーマンスになりますね。赤羽北2物件同様にこれ以上ないぐらい差別化が行き届いた物件になります。
間取り面での特色はもちろんのこと、こちらは赤羽北2物件を大きく上回るスケールも大きな特徴で、道路を挟み合計11,000㎡超の広大なランドプランのインパクトはかなりのものですね。
特段の高さ制限がないため19階建・15階建という高さが出せているのですが、容積率自体は200%と低くなった工業地域で建物は敷地のほんの一部に立てれば十分なことから、両敷地共に約77%という非常に高い空地率を実現出来ています。
マスタープレイスは平置駐車場127台、マナープレイスは同35台を確保し、空地を最も消費しているのはやはり駐車場にはなるものの、それだけの駐車場を確保しても敷地内の緑がかなり充実しているのはランドプランの余裕あってのものになります。
サブエントランスなどは設けられてはいるものの、エントランス前に見栄えする車寄せがなく、このゆとりをもってすれば円形のものなども十分可能だったことを鑑みるとそこはちょっと残念ですけどもね。マスタープレイスの歩行者用のエントランスアプローチは緩やかなカーブを描き、幅的にもかなりゆとりがあるのですが、車は侵入不可になっており、これと水盤を設ける余裕があるぐらいなら優雅な車寄せを設けた方が良かったような気がするのです…。
共用施設は、マスタープレイスにラウンジ、キッズスペース、ワーキングスペース、パーティールーム、そしてマナープレイスにもラウンジがあります。マスタープレイスのコンシェルジュカウンターではフロントサービスも受けられますね(2物件合わせても総戸数318戸ですし、エリア的にはかなり高額とはいえ、タワマンなどではないのでコンシェルジュサービスはなくとも不思議ではなかったです)。
※デザインに関しては明日のもう1記事で述べます。
前回のヴェレーナグラン北赤羽マスタープレイス&マナープレイス。
公式ホームページ

お部屋はマスタープレイスの72㎡の3LDK、南西向き中住戸です。低層階でも南西方向にはそのように広大な平置駐車場などが広がっており、前建(15階建のクリオレジダンス)までは十分過ぎるほどの離隔がありますので日照良好ですね。
間取りは田の字ベースのシンプルなタイプで、メゾネット、スキップフロア、ロフト、床下収納などを採用したタイプも少なくない中では平凡に映るかもしれません。
しかしながら、先ほどの記事でも述べたように当物件はベースとなるパフォーマンスが優れていることがもっと評価されるべきと思っていて、逆梁工法による2.3mのハイサッシはとても魅力的です。連窓サッシを採用し中住戸ながらLD側だけでサッシ3枚分ほどの開口部を設けることが出来ているのは素晴らしいですし、窓際から梁を排除したことによる方立ての小さな洋室3の引き戸設計もその豊かな空間の一助になっていますね。
坪単価は300万円。300万円を切るものもありはしますが、こちらも物件内の下限水準になります。前回の記事で述べたように、最上階などには100㎡超などのプレミアムなプランが少なからず設けられており、そういったものは400万円を優に超えてくるため平均で論じるのはあまり意味がないのですが、特殊なタイプを除いた多くのお部屋は300万円台になっており、平均は360万円ぐらいになるんですかね。
一部住戸はリバーフロントになるとはいえ、ヴェレーナグラン赤羽北ザ・マークス(2021年分譲/駅徒歩3分/約300万円)、ヴェレーナグラン赤羽北フロント(2020年分譲/駅徒歩3分/約285万円)に比べると立地面で劣るところがありますし、やはり少々強気な印象にはなってしまうのですが、第1期1次では125戸(マスタープレイス100戸/マナープレイス25戸)も供給することからもお分かりのようにこの価格帯でも引き合いは十分ですね。
上述のようにそもそもの設計パフォーマンスが優れた物件で、こういった一般タイプでもプラン面が良好、また、こちらのお部屋は低層階でも日照・視界良好という点からすると300万円はこなれており(平均との差が大きい)、そういった面も人気の理由の1つなのだと思います。
設備仕様面は、マスタープレイスだけでも総戸数253戸というスケールがあるにもかかわらずディスポーザーがないのは残念です。
ただその一方で、プレミアムでなくとも天然石の水回り天板(キッチンは側面貼り下ろし)、トイレ手洗いカウンター、ミストサウナが備わっており単価帯なりに充実しています。
管理費はマスタープレイスが187円/㎡、マナープレイスが194円/㎡になります。共用施設は相互利用が出来るためそれによる優劣(負担差)はないはずですが、そもそもの共用部の光熱費などはやはりスケールがあるマスタープレイスに気持ち優位性があるのでしょう。
ディスポーザーはなしの外廊下ではありますが、水盤(マスタープレイス)に加え、フロントサービス付での水準ですのでスケールメリットを感じることが出来ます。
駐車場はマスタープレイスが127台(身障者用1台、カーシェア用1台、来客用2台含む)、マナープレイスが35台(身障者用1台、カーシェア用1台、来客用1台含む)で、全て平置になります。
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