ティサージュ豊田駅前【約5年ぶりとなる2つ目の「ティサージュ」】3階64㎡5,098万円(坪単価263万円)
続けて、ティサージュ豊田駅前。
設計・施工はデベロッパー(売主)でもある髙松建設になります。
髙松建設(旧青木あすなろ建設)は従前は「アビダス」、2018年には「ティサージュ」をリブランディングしましたが、その2018年のティサージュ荻窪以降、分譲マンション(ティサージュ)の供給はなく、かなり久々にお目にかかります。
そのように分譲マンションの供給自体が珍しいため確かな傾向が窺えるわけではないものの、アビダス時代のアビダスたまプラーザはかなりデザイン性の高い物件で、ゼネコンゆえの設計面だけでなくデザインにも拘りを感じるものが多い印象ですね。
ここは設計面で言うと先ほどの記事でちらっと取り上げた最上階ルーバルプランがかなり特徴的なのですが、その最上階の設計が外観デザインにも良い影響を与えていると思います。
それに加え、最上階以外(3階以上)もバルコニー手摺をバルコニー床側面から立ち上げることで透明感を高める演出を行うなど一目でデザインに力を入れていることが分かる物件でしょう。
また、60~80㎡台のみの構成とはいえ、総戸数42戸というごくごく一般的なスケールながらエントランスを2層吹抜とし、さらに周囲をホワイトのグリッドで囲ったことで存在感を高めているあたりも上手ですね。豊田駅前の交差点(向かいにイオンモール)に面した非常に目立つポジションであることもデザインに力を入れるに至った理由の1つなのでしょう。
前回のティサージュ豊田駅前。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の3LDK、南西向き中住戸です。こちら中住戸からの南西方向は道路の向かいに3階建ビルという感じで、7階建の多摩平第一ビルは正面方向ではなく南南西にズレてきます。
低層階は視界が抜けることはないですし、駅前なりの賑やかなポジションという印象ではありますが、日照はそこそこに得ることが出来るでしょう。
間取りは60㎡台中盤の3LDKで、先ほどのような角住戸とは異なりいわゆる狭小3LDKの範疇になってきます。
ただ、この駅前&イオンモール目の前ポジションを鑑みるとこういったプランはマッチしているように思いますし、共用廊下側の柱の食い込みもそれほどではないので有効面積は悪くないでしょう。
シンプルな田の字タイプで大きな特徴こそありませんが、連窓サッシと大きく開け放てる引き戸により採光豊か、かつ、空間的な広がりも得られる設計になっているのは好感の持てる点ですね。
けして珍しい設計ではないものの、"こういった単価帯"では実現していないことも少なくありません。
坪単価は263万円。先ほどのお部屋よりも気持ち高くはあるものの(面積を絞ったことでグロスの嵩みが抑えられていることが影響しているのでしょう)、やはり物件内の下限水準になります。
平均坪単価(約280万円)がほぼ同じアトラス豊田の低層階と同程度のお値段設定で、アトラスにはそういった単価帯でも完全アウトフレームプランがありましたので多少なりとも"下の水準"を目指して欲しかったという思いもありはしますが、前回の記事で述べたように大きな違和感まではないでしょう。
設備仕様面は、このスケール・価格帯ですのでディスポーザーや水回りの天然石天板仕様はありません。しかしながら、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンターが備わっているので価格帯を鑑みれば上々のものと言えるでしょう。
管理費は250円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので、高めですね。60~80㎡台の総戸数42戸ならばもう少し安くともおかしくなかったはずでやはり昨今のインフレの影響が小さくないのでしょう。
駐車場は身障者用を含む7台で全て平置になります。
設計・施工はデベロッパー(売主)でもある髙松建設になります。
髙松建設(旧青木あすなろ建設)は従前は「アビダス」、2018年には「ティサージュ」をリブランディングしましたが、その2018年のティサージュ荻窪以降、分譲マンション(ティサージュ)の供給はなく、かなり久々にお目にかかります。
そのように分譲マンションの供給自体が珍しいため確かな傾向が窺えるわけではないものの、アビダス時代のアビダスたまプラーザはかなりデザイン性の高い物件で、ゼネコンゆえの設計面だけでなくデザインにも拘りを感じるものが多い印象ですね。
ここは設計面で言うと先ほどの記事でちらっと取り上げた最上階ルーバルプランがかなり特徴的なのですが、その最上階の設計が外観デザインにも良い影響を与えていると思います。
それに加え、最上階以外(3階以上)もバルコニー手摺をバルコニー床側面から立ち上げることで透明感を高める演出を行うなど一目でデザインに力を入れていることが分かる物件でしょう。
また、60~80㎡台のみの構成とはいえ、総戸数42戸というごくごく一般的なスケールながらエントランスを2層吹抜とし、さらに周囲をホワイトのグリッドで囲ったことで存在感を高めているあたりも上手ですね。豊田駅前の交差点(向かいにイオンモール)に面した非常に目立つポジションであることもデザインに力を入れるに至った理由の1つなのでしょう。
前回のティサージュ豊田駅前。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の3LDK、南西向き中住戸です。こちら中住戸からの南西方向は道路の向かいに3階建ビルという感じで、7階建の多摩平第一ビルは正面方向ではなく南南西にズレてきます。
低層階は視界が抜けることはないですし、駅前なりの賑やかなポジションという印象ではありますが、日照はそこそこに得ることが出来るでしょう。
間取りは60㎡台中盤の3LDKで、先ほどのような角住戸とは異なりいわゆる狭小3LDKの範疇になってきます。
ただ、この駅前&イオンモール目の前ポジションを鑑みるとこういったプランはマッチしているように思いますし、共用廊下側の柱の食い込みもそれほどではないので有効面積は悪くないでしょう。
シンプルな田の字タイプで大きな特徴こそありませんが、連窓サッシと大きく開け放てる引き戸により採光豊か、かつ、空間的な広がりも得られる設計になっているのは好感の持てる点ですね。
けして珍しい設計ではないものの、"こういった単価帯"では実現していないことも少なくありません。
坪単価は263万円。先ほどのお部屋よりも気持ち高くはあるものの(面積を絞ったことでグロスの嵩みが抑えられていることが影響しているのでしょう)、やはり物件内の下限水準になります。
平均坪単価(約280万円)がほぼ同じアトラス豊田の低層階と同程度のお値段設定で、アトラスにはそういった単価帯でも完全アウトフレームプランがありましたので多少なりとも"下の水準"を目指して欲しかったという思いもありはしますが、前回の記事で述べたように大きな違和感まではないでしょう。
設備仕様面は、このスケール・価格帯ですのでディスポーザーや水回りの天然石天板仕様はありません。しかしながら、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンターが備わっているので価格帯を鑑みれば上々のものと言えるでしょう。
管理費は250円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので、高めですね。60~80㎡台の総戸数42戸ならばもう少し安くともおかしくなかったはずでやはり昨今のインフレの影響が小さくないのでしょう。
駐車場は身障者用を含む7台で全て平置になります。
関連記事
- ザ・パークハウス聖蹟桜ヶ丘【聖蹟初のBIG4マンション】9階72㎡5,608万円(坪単価258万円)
- ファインスクェア武蔵野リアン【こちらも特色ある東西分離の設計】3階54㎡5,680万円(坪単価351万円)
- ティサージュ豊田駅前【約5年ぶりとなる2つ目の「ティサージュ」】3階64㎡5,098万円(坪単価263万円)
- ティサージュ豊田駅前【駅徒歩2分×イオンモール目の前】2階72㎡5,598万円(坪単価257万円)
- ベルジュール立川ステーションエリア【ダブルエントランスと奥行あるアプローチ】3階36㎡3,498万円(坪単価323万円)