ピアース麻布イースト【本実型枠の打放し×木製アーチ】43㎡8,900万円台(予定)(坪単価約685万円)
続けて、ピアース麻布イースト。
設計は四季建築設計事務所、施工は本間組、デザイン監修はA.A.E.になります。
A.A.E.は当物件のホームページにも記載があるようにモリモトの賃貸マンション「イプセ」シリーズでの実績が多いのですが、イプセではグッドデザインを複数受賞していますし、初のピアース(おそらく)だった一昨年のピアース渋谷でも個性あるデザインを実現してくれていました。
当物件の外観における最大の特徴は、木材の模様をコンクリート表面に浮かび上がらせる本実型枠を用いた打放しで、前回のプランや今回のプランからもお分かりのようにそこにワイドなダイレクトサッシの透明感が合わさったことで透明感と高級感が両立しています。
また、30~40㎡台が大半を占める総戸数44戸の小規模物件ですので共用面にゆとりを設けるのは簡単ではないはずなのですが、アプローチ空間にもゆとりを感じるエントランスは2層吹抜のエントランスホールを有しており(面積的にも豊かで、三次元で素晴らしいです)、エントランスホールの天井から側壁にかけては工芸品のような趣すらある折り重ねられた木製アーチが施されるあたりが凄いですね。
大きな窓面を通し、道行く人からもこの木製アーチが見えるようになっており、小ぶりながらも近隣では一目置かれるマンションになることでしょう。
前回のピアース麻布イースト。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の2LDK、北西角住戸です。西側は6階建のマンションが隣接しますが、北側道路の向かいは2~4階建なので低層階でも悪いポジションではありません。
間取り面でのポイントはやはり北面のダイレクトサッシでしょう。LDKだけでなく主寝室に渡るタイプなので凄くインパクトがあるわけではないですし、柱位置をご覧いただくとお分かりのように窓際上部には梁による下り天井も大きくなっているのは気になりますが…。
また、40㎡そこそこの小ぶりな2LDKのため1室1室の手狭さも気になるところでしょう。ベッドルームは4畳、3.1畳、LDKこそ10.6畳ありますが、柱の食い込みが顕著ですし、入口付近にはかなり長めに事実上の廊下スペースが混入してしまっています。
収納も少な目ですし、2LDKというには少し苦しい印象がありますね。
坪単価は予定価格で約685万円。30㎡台の低層階は700万円程度からになっており、面積が大きな分気持ち安くはなっていますね。
2018年のピアース麻布十番(南麻布1丁目、麻布十番駅徒歩7分)は平均坪単価約540万円あたりと比べるとやはり随分と価格が上昇した印象にはなりますが、昨年分譲のロイヤルシーズン麻布永坂(麻布永坂町、麻布十番駅徒歩4分)の平均坪単価が約775万円(東京タワービューの特等席となる上層階は1,100万円台だが、低層階は600万円台)といったあたりからもこのご時世の600万円台は悪くないでしょう。
2LDKというには小さいですしそのように効率性が少々気にはなるものの、40㎡そこそこだともっと単価を追求するようなケースも珍しくないわけでこれでもグロスの嵩みが抑えられている方ではありますね。
設備仕様面は、小規模ですのでディスポーザーはありません。30~40㎡台ならばやむなしですが70㎡台の超高額住戸にとってはねぇ…。食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りのクオーツストーン天板はもちろんのこと、廊下壁片面の木調パネル仕上げ、70㎡台はLDKまで600角タイル貼となるなどモリモトらしい魅力もありはしますが、坪単価900万円超ということを考えると強調出来るレベルではないでしょう。
管理費は394円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ですので400円未満ならば御の字でしょうね。
駐車場は身障者用を含む4台で平置になります。
設計は四季建築設計事務所、施工は本間組、デザイン監修はA.A.E.になります。
A.A.E.は当物件のホームページにも記載があるようにモリモトの賃貸マンション「イプセ」シリーズでの実績が多いのですが、イプセではグッドデザインを複数受賞していますし、初のピアース(おそらく)だった一昨年のピアース渋谷でも個性あるデザインを実現してくれていました。
当物件の外観における最大の特徴は、木材の模様をコンクリート表面に浮かび上がらせる本実型枠を用いた打放しで、前回のプランや今回のプランからもお分かりのようにそこにワイドなダイレクトサッシの透明感が合わさったことで透明感と高級感が両立しています。
また、30~40㎡台が大半を占める総戸数44戸の小規模物件ですので共用面にゆとりを設けるのは簡単ではないはずなのですが、アプローチ空間にもゆとりを感じるエントランスは2層吹抜のエントランスホールを有しており(面積的にも豊かで、三次元で素晴らしいです)、エントランスホールの天井から側壁にかけては工芸品のような趣すらある折り重ねられた木製アーチが施されるあたりが凄いですね。
大きな窓面を通し、道行く人からもこの木製アーチが見えるようになっており、小ぶりながらも近隣では一目置かれるマンションになることでしょう。
前回のピアース麻布イースト。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の2LDK、北西角住戸です。西側は6階建のマンションが隣接しますが、北側道路の向かいは2~4階建なので低層階でも悪いポジションではありません。
間取り面でのポイントはやはり北面のダイレクトサッシでしょう。LDKだけでなく主寝室に渡るタイプなので凄くインパクトがあるわけではないですし、柱位置をご覧いただくとお分かりのように窓際上部には梁による下り天井も大きくなっているのは気になりますが…。
また、40㎡そこそこの小ぶりな2LDKのため1室1室の手狭さも気になるところでしょう。ベッドルームは4畳、3.1畳、LDKこそ10.6畳ありますが、柱の食い込みが顕著ですし、入口付近にはかなり長めに事実上の廊下スペースが混入してしまっています。
収納も少な目ですし、2LDKというには少し苦しい印象がありますね。
坪単価は予定価格で約685万円。30㎡台の低層階は700万円程度からになっており、面積が大きな分気持ち安くはなっていますね。
2018年のピアース麻布十番(南麻布1丁目、麻布十番駅徒歩7分)は平均坪単価約540万円あたりと比べるとやはり随分と価格が上昇した印象にはなりますが、昨年分譲のロイヤルシーズン麻布永坂(麻布永坂町、麻布十番駅徒歩4分)の平均坪単価が約775万円(東京タワービューの特等席となる上層階は1,100万円台だが、低層階は600万円台)といったあたりからもこのご時世の600万円台は悪くないでしょう。
2LDKというには小さいですしそのように効率性が少々気にはなるものの、40㎡そこそこだともっと単価を追求するようなケースも珍しくないわけでこれでもグロスの嵩みが抑えられている方ではありますね。
設備仕様面は、小規模ですのでディスポーザーはありません。30~40㎡台ならばやむなしですが70㎡台の超高額住戸にとってはねぇ…。食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りのクオーツストーン天板はもちろんのこと、廊下壁片面の木調パネル仕上げ、70㎡台はLDKまで600角タイル貼となるなどモリモトらしい魅力もありはしますが、坪単価900万円超ということを考えると強調出来るレベルではないでしょう。
管理費は394円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ですので400円未満ならば御の字でしょうね。
駐車場は身障者用を含む4台で平置になります。
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