レ・ジェイドシティ橋本Ⅰ【道路を挟み連続する緑豊かなプロムナードアプローチ】5階32㎡3,420万円(坪単価355万円)
続けて、レ・ジェイドシティ橋本Ⅰ。
設計は現代綜合設計、施工はファーストコーポレーション、デザイン監修は横堀建築設計事務所でⅠ・Ⅱ共通です。
道路を挟んではいるものの、同時開発となるⅠ・Ⅱだけで敷地面積4,800㎡超のスケール(+今夏着工予定で来年末竣工予定のⅢは敷地面積約2,900㎡)があります。
こちらⅠは、Ⅲまでのうち最も小さな敷地面積1,700㎡超であり、空地率も約49%にとどまりますが、前回の記事で述べたようにⅠ・Ⅱの敷地東側は道路を挟み連続するプロムナード(緑豊かな近隣に開かれたアプローチスペース)が施されますし、これはⅢの敷地東側にも共通するものとなるでしょう。
Ⅰ~Ⅲの合計で230戸というスケールがあるわりに明らかになっている共用施設はⅠに設けられるエントランスラウンジ兼集会室(Ⅱの居住者も利用可能)とⅡの2階テラスぐらいで、少々寂しい印象にはなってしまうのですが、その緑豊かなプロムナードに面した位置にエントランスが設けられ、Ⅱの2層吹抜エントランスやⅠ・Ⅱ共通のアーチ状の列柱廊など、ランドスケープないし景観的な魅力が非常に高い仕上がりですね。
現代綜合設計(設計)、横堀建築設計事務所(デザイン監修)に加え、ランドスケープデザインにいろ葉デザインを起用しただけのことはあると感じます。
前回のレ・ジェイドシティ橋本。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1DK、東向き中住戸です。東側は妙縁山正継寺などの低層建物になっているため視界良好ですし、そのように細長い感じのプロムナードスペースにはなるものの、一般的な物件に比べれば隣地までの離隔も図れています。2区画先はリニア駅周りの開発エリアになりますので、将来的には高い建物が立ってきますが、手前は戸建などのある小さな土地が多くなっているため、そういった影響も大きくはないでしょう。
間取りはⅠ・Ⅱ合わせ最も小さなもので、従前の感覚からすると駅近とはいえ橋本駅では1ベッド(1DKor1LDK)としては小さ過ぎる印象があるのですが、リニア開発が控える今となっては違和感はないのでしょうね。未来が明るいエリアのため半住半投目的で検討される方も少なくないはずです。
とはいえ、いわゆるワンルーム投資マンションなどではなく、実需もターゲットにしたプランだとは思うので、そうであればもう少し間取りには拘って欲しかったですね。
LDの行灯部屋はもちろん残念ですが、洋室の間の引き戸の開きが中途半端なのもどうかなと…。ウォールドアなどできれいに開け放てるようになっていると大き目のワンルームとしても使えますし、柔軟性が出ましたよね。
こういったタイプだとDKを正方形に近い形状としたものもありますが、当プランは動線上にキッチンをはめ込んだため、廊下スペースを兼ねているとはいえキッチン自体がかなり面積を消費してしまっているのもちょっと気になります(キッチンをほとんど使わない人にとってはダイニングが狭いだけ…)。
坪単価は355万円。先ほどの上層階南西角住戸と同単価帯ではありますが、面積が半分以下でグロスが全然違いますので特に違和感はないでしょう。
こちらも間取りが魅力的とは言い難いのですが、Ⅱのファミリータイプ(60~80㎡台)がおおよそ300~360万円というレンジ(第1期)になっていることの兼ね合いで言ってもグロスが嵩まない30㎡そこそこの最上階(東向きの最上階)がこの単価であれば何らおかしくないでしょうね。
北口側ではありますが、近年駅近で分譲されたコンパクトなソルティア橋本(2022年分譲/駅徒歩5分/約320万円※平均専有面積約37㎡)と比べるとむしろ控えめなぐらいの印象になるでしょう。
設備仕様面は、3物件(3敷地)合わせると230戸のスケールにはなりますが、1物件あたりは60~80戸台のごくごく一般的なスケールでしかなく、ディスポーザーはありません。食洗機は付いていますが、トイレ手洗いカウンターもないなど設備面はシンプルですね。
こういった30㎡台であればそこまで違和感はないのですが、グロス価格的にもそれなりの水準となる50㎡台以上になるともう少し頑張って欲しかった印象になります。
管理費は171円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、昨今のインフレ基調下においてはリーズナブルな方になります。
駐車場は全35台(Ⅰ)で身障者用を除く34台が機械式になります。
設計は現代綜合設計、施工はファーストコーポレーション、デザイン監修は横堀建築設計事務所でⅠ・Ⅱ共通です。
道路を挟んではいるものの、同時開発となるⅠ・Ⅱだけで敷地面積4,800㎡超のスケール(+今夏着工予定で来年末竣工予定のⅢは敷地面積約2,900㎡)があります。
こちらⅠは、Ⅲまでのうち最も小さな敷地面積1,700㎡超であり、空地率も約49%にとどまりますが、前回の記事で述べたようにⅠ・Ⅱの敷地東側は道路を挟み連続するプロムナード(緑豊かな近隣に開かれたアプローチスペース)が施されますし、これはⅢの敷地東側にも共通するものとなるでしょう。
Ⅰ~Ⅲの合計で230戸というスケールがあるわりに明らかになっている共用施設はⅠに設けられるエントランスラウンジ兼集会室(Ⅱの居住者も利用可能)とⅡの2階テラスぐらいで、少々寂しい印象にはなってしまうのですが、その緑豊かなプロムナードに面した位置にエントランスが設けられ、Ⅱの2層吹抜エントランスやⅠ・Ⅱ共通のアーチ状の列柱廊など、ランドスケープないし景観的な魅力が非常に高い仕上がりですね。
現代綜合設計(設計)、横堀建築設計事務所(デザイン監修)に加え、ランドスケープデザインにいろ葉デザインを起用しただけのことはあると感じます。
前回のレ・ジェイドシティ橋本。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1DK、東向き中住戸です。東側は妙縁山正継寺などの低層建物になっているため視界良好ですし、そのように細長い感じのプロムナードスペースにはなるものの、一般的な物件に比べれば隣地までの離隔も図れています。2区画先はリニア駅周りの開発エリアになりますので、将来的には高い建物が立ってきますが、手前は戸建などのある小さな土地が多くなっているため、そういった影響も大きくはないでしょう。
間取りはⅠ・Ⅱ合わせ最も小さなもので、従前の感覚からすると駅近とはいえ橋本駅では1ベッド(1DKor1LDK)としては小さ過ぎる印象があるのですが、リニア開発が控える今となっては違和感はないのでしょうね。未来が明るいエリアのため半住半投目的で検討される方も少なくないはずです。
とはいえ、いわゆるワンルーム投資マンションなどではなく、実需もターゲットにしたプランだとは思うので、そうであればもう少し間取りには拘って欲しかったですね。
LDの行灯部屋はもちろん残念ですが、洋室の間の引き戸の開きが中途半端なのもどうかなと…。ウォールドアなどできれいに開け放てるようになっていると大き目のワンルームとしても使えますし、柔軟性が出ましたよね。
こういったタイプだとDKを正方形に近い形状としたものもありますが、当プランは動線上にキッチンをはめ込んだため、廊下スペースを兼ねているとはいえキッチン自体がかなり面積を消費してしまっているのもちょっと気になります(キッチンをほとんど使わない人にとってはダイニングが狭いだけ…)。
坪単価は355万円。先ほどの上層階南西角住戸と同単価帯ではありますが、面積が半分以下でグロスが全然違いますので特に違和感はないでしょう。
こちらも間取りが魅力的とは言い難いのですが、Ⅱのファミリータイプ(60~80㎡台)がおおよそ300~360万円というレンジ(第1期)になっていることの兼ね合いで言ってもグロスが嵩まない30㎡そこそこの最上階(東向きの最上階)がこの単価であれば何らおかしくないでしょうね。
北口側ではありますが、近年駅近で分譲されたコンパクトなソルティア橋本(2022年分譲/駅徒歩5分/約320万円※平均専有面積約37㎡)と比べるとむしろ控えめなぐらいの印象になるでしょう。
設備仕様面は、3物件(3敷地)合わせると230戸のスケールにはなりますが、1物件あたりは60~80戸台のごくごく一般的なスケールでしかなく、ディスポーザーはありません。食洗機は付いていますが、トイレ手洗いカウンターもないなど設備面はシンプルですね。
こういった30㎡台であればそこまで違和感はないのですが、グロス価格的にもそれなりの水準となる50㎡台以上になるともう少し頑張って欲しかった印象になります。
管理費は171円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、昨今のインフレ基調下においてはリーズナブルな方になります。
駐車場は全35台(Ⅰ)で身障者用を除く34台が機械式になります。
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