レ・ジェイドシティ橋本Ⅱ【こちらはファミリータイプ中心の敷地面積3,000㎡超】1階82㎡7,990万円(坪単価324万円)
レ・ジェイドシティ橋本Ⅱ。
所在地:神奈川県相模原市緑区橋本2-353-2他(地番)
交通:橋本駅徒歩4分(京王。JRは徒歩5分)
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:8階建、87戸
先日取り上げたレ・ジェイドシティ橋本Ⅰの道路を挟んだ南向かいに誕生する物件です。
こちらの方がスケールの大きな敷地面積3,000㎡超で、Ⅰが30~70㎡台(30~50㎡台がほとんど)であったのに対し、こちらⅡは50~80㎡台(多くが60~70㎡台)という棲み分けが図られています。
このⅡの向かいにはⅢ(「建築計画のお知らせ」によると7階建80戸)の計画があり、南面の視界は妨げられはするものの、橋本駅徒歩4~5分(現状)、かつ、リニア橋本駅周り開発エリア至近、さらに、大通りに面していない住宅街の一角の三方角地というあたりが魅力になる物件でしょう。
買物便などはⅠの際に述べたように、リニア橋本駅周りの開発はまだまだこれからのため駅距離のわりに近場に商業エリアが乏しいものの、不便に感じるようなレベルではありません。
やはりⅠ同様に、通学区の橋本小学校が徒歩14分の距離感で、ファミリータイプ中心のⅡにとっては1つのネックではあるでしょうか。
公式ホームページ

お部屋は82㎡の4LDK、南西角住戸です。敷地南西コーナー部、両面が接道した角住戸になります。南側は道路の向かいにⅢ(Ⅰ・Ⅱは8階建で約24mでしたが、7階建な分、約21mと少し低くなる)が出来るため、こういった低層階だと冬場の日照への影響はありそうですが(西側道路の向かいは4階建)、Ⅲの建物はⅠ・Ⅱ同様に北方向に向かって上階がセットバックされるでしょうし(日影を考慮した斜線制限による)、圧迫感などは抑えられそうです。
間取りはⅠ・Ⅱ通し最も大きなもので(南東角及び南西角が同面積)、こちらは1階住戸ゆえに約23㎡の専用庭も備わっています。
西面(妻面)4室となった角住戸としては地味目の設計ではあるものの、物入前に格納できるスライディングドアによりLD+洋室2でそこそこの広さの空間が実現しますし、廊下に開放可能な窓が設けられているあたりも魅力になるでしょう。
また、角住戸としては廊下も短い方ですし、柱の食い込みも少ないため効率性も上々です。80㎡超にしては玄関下足スペースがかなりこじんまりとしているのは残念ですね。
坪単価は324万円。そのようにⅡは最低でも60㎡台を確保しており、グロスの嵩みが影響し30~50㎡台中心のⅠに比べ単価レンジが低くなっています。中住戸には300万円程度のものもあり、Ⅱの第1期31戸の平均もこのお部屋ぐらい(か気持ち高い程度)になるのではないでしょうか。
近年の橋本駅のファミリータイプの供給事例としては、オハナ橋本(2019年分譲/駅徒歩15分/約175万円)、リーフィアレジデンス橋本(2019年分譲/駅徒歩19分/約145万円)、ミオカステーロ橋本(2020年分譲/駅徒歩6分/約240万円)ということで、かなりの差が生じています。
ただ、2019~2020年からの相場上昇(橋本駅云々のことではない)はもちろんのこと、立地・駅距離にも大きな差がありますので、この水準に違和感はないでしょう。間取り的な魅力が全体的にもう少し欲しかったとは思いますけど、これだけ特徴的な立地であればこの水準でも十分なニーズがあるでしょうね。
ちなみに、中古においてはそのミオカステーロ(2021年築)の成約が見られますが1件だけ(約280万円)なので参考にはなりづらいです。比較的築浅のものだとここ1~2年でもプラウド橋本(2010年築/駅徒歩4分)の成約が多く見られ200~230万円といったところなので築年を考慮すれば大きな違和感はないですし、一般的に新築価格が中古相場を牽引することから、新築の当物件が順調に売れていくことで築年差はあれど中古相場は上昇していく可能性が高いでしょう。
所在地:神奈川県相模原市緑区橋本2-353-2他(地番)
交通:橋本駅徒歩4分(京王。JRは徒歩5分)
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:8階建、87戸
先日取り上げたレ・ジェイドシティ橋本Ⅰの道路を挟んだ南向かいに誕生する物件です。
こちらの方がスケールの大きな敷地面積3,000㎡超で、Ⅰが30~70㎡台(30~50㎡台がほとんど)であったのに対し、こちらⅡは50~80㎡台(多くが60~70㎡台)という棲み分けが図られています。
このⅡの向かいにはⅢ(「建築計画のお知らせ」によると7階建80戸)の計画があり、南面の視界は妨げられはするものの、橋本駅徒歩4~5分(現状)、かつ、リニア橋本駅周り開発エリア至近、さらに、大通りに面していない住宅街の一角の三方角地というあたりが魅力になる物件でしょう。
買物便などはⅠの際に述べたように、リニア橋本駅周りの開発はまだまだこれからのため駅距離のわりに近場に商業エリアが乏しいものの、不便に感じるようなレベルではありません。
やはりⅠ同様に、通学区の橋本小学校が徒歩14分の距離感で、ファミリータイプ中心のⅡにとっては1つのネックではあるでしょうか。
公式ホームページ

お部屋は82㎡の4LDK、南西角住戸です。敷地南西コーナー部、両面が接道した角住戸になります。南側は道路の向かいにⅢ(Ⅰ・Ⅱは8階建で約24mでしたが、7階建な分、約21mと少し低くなる)が出来るため、こういった低層階だと冬場の日照への影響はありそうですが(西側道路の向かいは4階建)、Ⅲの建物はⅠ・Ⅱ同様に北方向に向かって上階がセットバックされるでしょうし(日影を考慮した斜線制限による)、圧迫感などは抑えられそうです。
間取りはⅠ・Ⅱ通し最も大きなもので(南東角及び南西角が同面積)、こちらは1階住戸ゆえに約23㎡の専用庭も備わっています。
西面(妻面)4室となった角住戸としては地味目の設計ではあるものの、物入前に格納できるスライディングドアによりLD+洋室2でそこそこの広さの空間が実現しますし、廊下に開放可能な窓が設けられているあたりも魅力になるでしょう。
また、角住戸としては廊下も短い方ですし、柱の食い込みも少ないため効率性も上々です。80㎡超にしては玄関下足スペースがかなりこじんまりとしているのは残念ですね。
坪単価は324万円。そのようにⅡは最低でも60㎡台を確保しており、グロスの嵩みが影響し30~50㎡台中心のⅠに比べ単価レンジが低くなっています。中住戸には300万円程度のものもあり、Ⅱの第1期31戸の平均もこのお部屋ぐらい(か気持ち高い程度)になるのではないでしょうか。
近年の橋本駅のファミリータイプの供給事例としては、オハナ橋本(2019年分譲/駅徒歩15分/約175万円)、リーフィアレジデンス橋本(2019年分譲/駅徒歩19分/約145万円)、ミオカステーロ橋本(2020年分譲/駅徒歩6分/約240万円)ということで、かなりの差が生じています。
ただ、2019~2020年からの相場上昇(橋本駅云々のことではない)はもちろんのこと、立地・駅距離にも大きな差がありますので、この水準に違和感はないでしょう。間取り的な魅力が全体的にもう少し欲しかったとは思いますけど、これだけ特徴的な立地であればこの水準でも十分なニーズがあるでしょうね。
ちなみに、中古においてはそのミオカステーロ(2021年築)の成約が見られますが1件だけ(約280万円)なので参考にはなりづらいです。比較的築浅のものだとここ1~2年でもプラウド橋本(2010年築/駅徒歩4分)の成約が多く見られ200~230万円といったところなので築年を考慮すれば大きな違和感はないですし、一般的に新築価格が中古相場を牽引することから、新築の当物件が順調に売れていくことで築年差はあれど中古相場は上昇していく可能性が高いでしょう。
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