ザ・パークハウス聖蹟桜ヶ丘【聖蹟初のBIG4マンション】9階72㎡5,608万円(坪単価258万円)
ザ・パークハウス聖蹟桜ヶ丘。
所在地:東京都多摩市関戸2-69-8(地番)
交通:聖蹟桜ヶ丘駅徒歩5分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:15階建、42戸
川崎街道沿い、さくらゲート(京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター)の隣に今年1月竣工済の物件です(完成売りとなったことでこの時期に第1期が開始されました)。
近年の聖蹟桜ヶ丘駅は、エクセレントシティ聖蹟桜ヶ丘、ブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンス、サンクレイドル聖蹟桜ヶ丘レジデンス、パレステージ聖蹟桜ヶ丘Ⅱ、ファインスクェア聖蹟桜ヶ丘と駅徒歩4~6分の物件が次々と分譲され、中でもブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンス(後発のブリリア聖蹟桜ヶ丘テラスはこちらと同時期分譲となります)は33階建タワーということで、聖蹟桜ヶ丘では貴重なスケールとランドマーク性を兼ね備えた物件になります。
そのため、こちらの駅徒歩5分、15階建42戸程度では特に目立ちはしないのですが、聖蹟桜ヶ丘においてはこの三菱地所だけでなく、三井、野村、住友というBIG4の供給がこれまで行われていなかったため、スケール以上の存在感を放つことは出来そうですね。
※プラウドシーズン聖蹟桜ヶ丘(戸建)はあります。また、川崎街道の南側、聖蹟桜ヶ丘ビュータワーの東側に京王電鉄×野村不動産の18階建総戸数134戸の計画あり。
立地としては、川崎街道沿いの賑やかさは否定できませんが、駅からのアプローチで川崎街道を越える必要がないのはプラス、また、南西側が川崎街道になることにより前建との離隔が図れているというメリットもあるにはあります。
買物便は、聖蹟桜ヶ丘の駅徒歩5分ですので言わずもがな便利なもので、スーパーで言うと京王ストアとコモディイイダが徒歩4分、成城石井が徒歩5分、食品館あおばが徒歩6分と潰しが効いています。
通学区は、多摩第一小学校で徒歩9分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、南角住戸です。当物件は川崎街道に対し45度近く傾けて建てられる感じのため、当住戸の南東・南西双方が川崎街道に面しています。そのため、かなり賑やかなポジションになってしまうのですが、上述のように川崎街道の向かいまでの離隔が十分に図られ、中層階以上では両面共に半永久的な日照が保たれるというのはポイントになってくるでしょう。
視界的には南西側、川崎街道の向かいに9~10階建のマンションなどが並んでいるため影響がありますが、南東側の向かいだけは低めの建物になっているため部分的な抜けが得られますね。
間取りは西角住戸よりも気持ち大きな物件内で最も大きなものになります。それでも70㎡そこそこでしかないものの、川崎街道沿いの賑やかさやブリリア2物件との競合が不可避な時期であることを鑑みると妥当なところでしょうね。
プラン的には1フロア3戸の小規模な上、15階建と少々のペンシル感も相まって柱の存在感が高くなっているのが気になります。
このフォルムで耐震性を考慮するとどうしても柱が太目になりますし、当物件は敷地形状や前建との離隔を考慮し、そのように川崎街道に対し45度程度傾けた配棟になっているため、コーナー部を斜めに落とす必要が出てきており、そういった面の影響も大きいと感じます。
共用廊下側の柱が食い込んでしまうのは仕方がないところではあるものの、バルコニー側の柱(洋室2)はきれいにアウトフレームしてほしかったところですね。
角住戸にしては廊下が短めなので効率性は気になるほどではありませんが、居室畳数を重視したためか収納はちょっと少ないでしょうか。
また、角住戸ながら開口部が少な目で、角住戸らしい魅力に欠けるのも気になるところでしょう。
坪単価は258万円。低層階は240万円台、上層階は270万円台といったところ、また、中住戸はこちら角住戸に比べ幾らか控えめになることから平均は250万円程度になるでしょうか。
近年の聖蹟桜ヶ丘の供給事例としては、エクセレントシティ聖蹟桜ヶ丘(2020年分譲/駅徒歩4分/約320万円※平均専有面積約41㎡のコンパクトのため単価が高め)、サンクレイドル聖蹟桜ヶ丘レジデンス(2021年分譲/駅徒歩6分/約220万円)、パレステージ聖蹟桜ヶ丘Ⅱ(2021年分譲/駅徒歩6分/約255万円)、ファインスクェア聖蹟桜ヶ丘(2021年分譲/駅徒歩5分/約215万円)、そしてブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンス(2021年分譲/駅徒歩5分/約270万※第1期供給後値上げしており、現在分譲中のお部屋は中層階で300万円程度)といったものがあります。
ブリリアタワーよりは流石に安いですし、同時期分譲となったブリリア聖蹟桜ヶ丘テラスが現在のタワーと大差ない水準(平均270万円程度※現状のタワーの水準は平均で300万円程度ですが、テラスの方が階建が低い分平均が下がる。つまり、同じ階数だと同じぐらいの単価設定になっている)で分譲されていることを鑑みると、小規模とはいえエリア内では貴重なブランド物件(BIG4物件)がこの水準であれば大きな違和感はないでしょう。
2021年(サンクレイドル、パレステージ、ファインスクェアなど)あたりからは幾らか上昇してしまっているのが”一般的”ではありますしね。
階建の差も考慮するとブリリアとの差はけして大きくはなく、もう少しプラン面が伴ってのこの水準であって欲しかったという思いはありますが…。
所在地:東京都多摩市関戸2-69-8(地番)
交通:聖蹟桜ヶ丘駅徒歩5分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:15階建、42戸
川崎街道沿い、さくらゲート(京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター)の隣に今年1月竣工済の物件です(完成売りとなったことでこの時期に第1期が開始されました)。
近年の聖蹟桜ヶ丘駅は、エクセレントシティ聖蹟桜ヶ丘、ブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンス、サンクレイドル聖蹟桜ヶ丘レジデンス、パレステージ聖蹟桜ヶ丘Ⅱ、ファインスクェア聖蹟桜ヶ丘と駅徒歩4~6分の物件が次々と分譲され、中でもブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンス(後発のブリリア聖蹟桜ヶ丘テラスはこちらと同時期分譲となります)は33階建タワーということで、聖蹟桜ヶ丘では貴重なスケールとランドマーク性を兼ね備えた物件になります。
そのため、こちらの駅徒歩5分、15階建42戸程度では特に目立ちはしないのですが、聖蹟桜ヶ丘においてはこの三菱地所だけでなく、三井、野村、住友というBIG4の供給がこれまで行われていなかったため、スケール以上の存在感を放つことは出来そうですね。
※プラウドシーズン聖蹟桜ヶ丘(戸建)はあります。また、川崎街道の南側、聖蹟桜ヶ丘ビュータワーの東側に京王電鉄×野村不動産の18階建総戸数134戸の計画あり。
立地としては、川崎街道沿いの賑やかさは否定できませんが、駅からのアプローチで川崎街道を越える必要がないのはプラス、また、南西側が川崎街道になることにより前建との離隔が図れているというメリットもあるにはあります。
買物便は、聖蹟桜ヶ丘の駅徒歩5分ですので言わずもがな便利なもので、スーパーで言うと京王ストアとコモディイイダが徒歩4分、成城石井が徒歩5分、食品館あおばが徒歩6分と潰しが効いています。
通学区は、多摩第一小学校で徒歩9分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、南角住戸です。当物件は川崎街道に対し45度近く傾けて建てられる感じのため、当住戸の南東・南西双方が川崎街道に面しています。そのため、かなり賑やかなポジションになってしまうのですが、上述のように川崎街道の向かいまでの離隔が十分に図られ、中層階以上では両面共に半永久的な日照が保たれるというのはポイントになってくるでしょう。
視界的には南西側、川崎街道の向かいに9~10階建のマンションなどが並んでいるため影響がありますが、南東側の向かいだけは低めの建物になっているため部分的な抜けが得られますね。
間取りは西角住戸よりも気持ち大きな物件内で最も大きなものになります。それでも70㎡そこそこでしかないものの、川崎街道沿いの賑やかさやブリリア2物件との競合が不可避な時期であることを鑑みると妥当なところでしょうね。
プラン的には1フロア3戸の小規模な上、15階建と少々のペンシル感も相まって柱の存在感が高くなっているのが気になります。
このフォルムで耐震性を考慮するとどうしても柱が太目になりますし、当物件は敷地形状や前建との離隔を考慮し、そのように川崎街道に対し45度程度傾けた配棟になっているため、コーナー部を斜めに落とす必要が出てきており、そういった面の影響も大きいと感じます。
共用廊下側の柱が食い込んでしまうのは仕方がないところではあるものの、バルコニー側の柱(洋室2)はきれいにアウトフレームしてほしかったところですね。
角住戸にしては廊下が短めなので効率性は気になるほどではありませんが、居室畳数を重視したためか収納はちょっと少ないでしょうか。
また、角住戸ながら開口部が少な目で、角住戸らしい魅力に欠けるのも気になるところでしょう。
坪単価は258万円。低層階は240万円台、上層階は270万円台といったところ、また、中住戸はこちら角住戸に比べ幾らか控えめになることから平均は250万円程度になるでしょうか。
近年の聖蹟桜ヶ丘の供給事例としては、エクセレントシティ聖蹟桜ヶ丘(2020年分譲/駅徒歩4分/約320万円※平均専有面積約41㎡のコンパクトのため単価が高め)、サンクレイドル聖蹟桜ヶ丘レジデンス(2021年分譲/駅徒歩6分/約220万円)、パレステージ聖蹟桜ヶ丘Ⅱ(2021年分譲/駅徒歩6分/約255万円)、ファインスクェア聖蹟桜ヶ丘(2021年分譲/駅徒歩5分/約215万円)、そしてブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンス(2021年分譲/駅徒歩5分/約270万※第1期供給後値上げしており、現在分譲中のお部屋は中層階で300万円程度)といったものがあります。
ブリリアタワーよりは流石に安いですし、同時期分譲となったブリリア聖蹟桜ヶ丘テラスが現在のタワーと大差ない水準(平均270万円程度※現状のタワーの水準は平均で300万円程度ですが、テラスの方が階建が低い分平均が下がる。つまり、同じ階数だと同じぐらいの単価設定になっている)で分譲されていることを鑑みると、小規模とはいえエリア内では貴重なブランド物件(BIG4物件)がこの水準であれば大きな違和感はないでしょう。
2021年(サンクレイドル、パレステージ、ファインスクェアなど)あたりからは幾らか上昇してしまっているのが”一般的”ではありますしね。
階建の差も考慮するとブリリアとの差はけして大きくはなく、もう少しプラン面が伴ってのこの水準であって欲しかったという思いはありますが…。