プラウド王子神谷【個性ある外観デザイン×マルチワークラウンジ】7階57㎡6,098万円(坪単価356万円)
続けて、プラウド王子神谷。
設計はIAO竹田設計、施工は木内建設、デザイン監修はフォワードスタイルで、ミライフルが採用されています。
IAO竹田設計とフォワードスタイルという強力な2社のタッグによりデザイン面に力を入れた物件で、それこそが最大の特長と言っても過言ではないでしょう。
敷地南西部のエントランスはアール形状の庇が印象的で、エントランス周りに用いられた質感あるマテリアルも素敵ですね。
前回の記事で述べたように、当敷地は北本通りから少し内に入った大半が第一種住居地域になるポジションで高さ制限(第2種高度地区)が影響し10階建(北側は斜線制限によりさらに階数を抑えている)が限界です。敷地面積1,700㎡超、総戸数79戸もとりわけ目立つものではないですし、普通にしていたらそこまで目立つ物件にはなりえないのですが、当物件は先ほど取り上げた南東角住戸にカーブを描くバルコニーとコーナーサッシ、南西角住戸にも同仕様(同設計)を採用することでアイキャッチとしているのは上手ですね。
ホワイトやグレーを基調としているため色合い的な高級感は今一つではあるものの、プラウドらしい洗練されたデザインという印象です。
エントランスホールはスケールのわりにややこじんまりとした印象ではありますが、共用施設として1階の奥にプライベートブース2室も備わったマルチワークラウンジがあるのはスケール以上でしょう。
前回のプラウド王子神谷。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、東向き中住戸です。東側道路の向かいは都営アパートの駐輪場など建物が立っていない部分になるので、このような上層階でなくとも視界抜けが望めます。その先も飛鳥高校なので上層階だとわりと抜けますね。
間取りは57㎡のしっかりとした大きさの2LDKで、柱のアウトフレームも申し分ありません。
LD内の実質的な廊下部分を含めると廊下が短い方ではありませんが、玄関をクランクインとし玄関前にアルコーブ的なゆとりを生み出しているあたりも上手ですね。
こういった大きさの2LDKにはよくあることですが、南西部をエレベーターによりえぐられていることも影響し、外廊下設計ながら洋室1室が行灯部屋になっているのは気になる点の1つです。こういったケースでも洋室は共用廊下側に設計されていることが多いものですが、当タイプの共用廊下の西側には南西角住戸があり、そちら側に開口部を設けても建築基準法上の採光要件(居室要件)を満たすことが出来ない(サービスルームになってしまう)ことからあえて行灯部屋にしているのでしょう(行灯部屋でもリビングインの場合はLDと一体で要件を満たせば居室にすることが出来る)。
坪単価は356万円。上層階でそのように視界抜けが出てくるなりの水準です。上述のように柱がきれいにアウトフレームされたことで効率性も良い方ですのでこのご時世なりに違和感のない水準でしょう。
60~70㎡台ほどはグロスが嵩まないながらも単価設定に差を感じにくい(正面方向に都営アパートがかかってくるか否かによって多少の差がある程度)という点も悪くありません。
前回の記事で書いたように物件全体としてもう少し控えめな設定であって欲しかったという思いもありはするのですが、第1期で41戸を供給することからしてもこの単価帯でのニーズは旺盛のようですね。
設備仕様面は、そこそこのスケールを生かしたディスポーザー、他にも食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板、さらに、浴室フラットラインLED照明に玄関電気錠と、単価帯以上の充実具合です。
管理費は293円/㎡。外廊下ですがディスポーザー付での水準ですので違和感はないでしょう。
駐車場は全19台で身障者用のみが平置、18台が機械式になります。
設計はIAO竹田設計、施工は木内建設、デザイン監修はフォワードスタイルで、ミライフルが採用されています。
IAO竹田設計とフォワードスタイルという強力な2社のタッグによりデザイン面に力を入れた物件で、それこそが最大の特長と言っても過言ではないでしょう。
敷地南西部のエントランスはアール形状の庇が印象的で、エントランス周りに用いられた質感あるマテリアルも素敵ですね。
前回の記事で述べたように、当敷地は北本通りから少し内に入った大半が第一種住居地域になるポジションで高さ制限(第2種高度地区)が影響し10階建(北側は斜線制限によりさらに階数を抑えている)が限界です。敷地面積1,700㎡超、総戸数79戸もとりわけ目立つものではないですし、普通にしていたらそこまで目立つ物件にはなりえないのですが、当物件は先ほど取り上げた南東角住戸にカーブを描くバルコニーとコーナーサッシ、南西角住戸にも同仕様(同設計)を採用することでアイキャッチとしているのは上手ですね。
ホワイトやグレーを基調としているため色合い的な高級感は今一つではあるものの、プラウドらしい洗練されたデザインという印象です。
エントランスホールはスケールのわりにややこじんまりとした印象ではありますが、共用施設として1階の奥にプライベートブース2室も備わったマルチワークラウンジがあるのはスケール以上でしょう。
前回のプラウド王子神谷。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、東向き中住戸です。東側道路の向かいは都営アパートの駐輪場など建物が立っていない部分になるので、このような上層階でなくとも視界抜けが望めます。その先も飛鳥高校なので上層階だとわりと抜けますね。
間取りは57㎡のしっかりとした大きさの2LDKで、柱のアウトフレームも申し分ありません。
LD内の実質的な廊下部分を含めると廊下が短い方ではありませんが、玄関をクランクインとし玄関前にアルコーブ的なゆとりを生み出しているあたりも上手ですね。
こういった大きさの2LDKにはよくあることですが、南西部をエレベーターによりえぐられていることも影響し、外廊下設計ながら洋室1室が行灯部屋になっているのは気になる点の1つです。こういったケースでも洋室は共用廊下側に設計されていることが多いものですが、当タイプの共用廊下の西側には南西角住戸があり、そちら側に開口部を設けても建築基準法上の採光要件(居室要件)を満たすことが出来ない(サービスルームになってしまう)ことからあえて行灯部屋にしているのでしょう(行灯部屋でもリビングインの場合はLDと一体で要件を満たせば居室にすることが出来る)。
坪単価は356万円。上層階でそのように視界抜けが出てくるなりの水準です。上述のように柱がきれいにアウトフレームされたことで効率性も良い方ですのでこのご時世なりに違和感のない水準でしょう。
60~70㎡台ほどはグロスが嵩まないながらも単価設定に差を感じにくい(正面方向に都営アパートがかかってくるか否かによって多少の差がある程度)という点も悪くありません。
前回の記事で書いたように物件全体としてもう少し控えめな設定であって欲しかったという思いもありはするのですが、第1期で41戸を供給することからしてもこの単価帯でのニーズは旺盛のようですね。
設備仕様面は、そこそこのスケールを生かしたディスポーザー、他にも食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板、さらに、浴室フラットラインLED照明に玄関電気錠と、単価帯以上の充実具合です。
管理費は293円/㎡。外廊下ですがディスポーザー付での水準ですので違和感はないでしょう。
駐車場は全19台で身障者用のみが平置、18台が機械式になります。