ヴェレーナグラン江ノ島鵠沼海岸【ちょっと意外なデザイン】2階53㎡5,180万円(坪単価320万円)
続けて、ヴェレーナグラン江ノ島鵠沼海岸。
設計は設計工房デザインシステム、施工は冨士工、デザイン監修はカーサデザインコンサルタントです。
ヴェレーナは基本的にインターデザインがデザインに携わっているのですが、ここはヴェレーナグラン茅ヶ崎東海岸に続いてカーサデザインコンサルタントが起用されています。
意外だったのはユーロ色の強さですね。基本的に「ヴェレーナグラン」のデザインはモダンな傾向にありますし、昨今は消費者のニーズを考慮してか通常の「ヴェレーナ」もモダン側に寄せてきているように感じていたのですが、ここはエントランス・外観共に結構なユーロ調です。
エリア的にメジャーなココスヤシも設けられたリゾート風の趣になっていること自体が悪いとは思いませんが、ありがちというかちょっと平凡な印象を受けてしまうのです。
当物件はご時世的にもかなりの高価格帯になっていますし、”予想を裏切ってくれるような高級感や特色”といったものがあって欲しかったというのが正直なところになります。一部の専有部(プラン)は間取り面での差別化がなされてはいますが…。
なお、エントランスアプローチはそこそこのゆとりがあり、植栽の雰囲気も悪くありません。ただ、スケールが違うとはいえそのヴェレーナグラン茅ヶ崎東海岸が共用・デザイン面でかなり特徴的な物件だったのでどうしても地味に感じてしまうところはありますね。
共用施設としては、屋上のグランブルーテラスに加え、エントランスホール脇にオーナーズラウンジ(集会室)がありますので総戸数32戸のスケールを鑑みれば頑張っている方ではあります。オーナーズラウンジのデザインは良好ですし、アクアコリドー(エントランスホールからエレベーターへ続く屋外動線部)には水盤も施されるなど細やかな拘りはこのシリーズならではでしょう。
なお、エリア的に当然のことではありますが、サーフボード置場やシャワーブースは用意されています。
前回のヴェレーナグラン江ノ島鵠沼海岸。
公式ホームページ

お部屋は53㎡の2LDK、西角住戸です。南西はその5階建のブレスホテルですが、西は3階建、北西は青空駐車場を挟み2階建という感じなので、視界は芳しくなくとも日照が得られないわけではありません。
間取りは一般的な大きさの2LDKにはなりますが、角住戸ですし、先ほどのお部屋同様に妻面(北西面)の開口部が充実しているのは嬉しい点ですね。LD・キッチンだけでなく浴室にも窓があります。
一方、角住戸ながら洋室2が行灯部屋になっていますし、洋室2室が共にリビングインとなっているあたりも好みの分れるところではあるでしょう。ただ、角住戸の中では効率性が高い方で、こういった大きさ・プランだとリゾート物件的なニーズも少なくなさそうです。
坪単価は320万円。先ほどのような最上階特殊プラン(メゾネットや屋上スカイビューテラス付住戸)は500万円台前半~中盤といった突出した水準になっていますが、こういった中・低層階の一般的なタイプは坪単価330万円前後が多いですね。
クリオ鵠沼海岸グランロワは条件が芳しくないお部屋(防砂林によりパーシャルオーシャンビューにもならないお部屋)でも400万円超といった水準、また、レーベン鵠沼海岸BLUENOVA(駅徒歩11分、鵠沼海岸5丁目の内側ポジション)でも平均坪単価約285万円という感じでしたので、ビーチや江の島エリアに重きを置きたい方にとってはまずまずの水準だと思いますね。
設備仕様面は、小規模ですのでディスポーザーはありません。ただ、食洗機、ミストサウナ、水回りの天然石天板仕様、トイレ手洗いカウンター(面積が小さな一部住戸除く)に加え、ウッド調デッキ敷バルコニー、玄関電気錠などが備わっているので坪単価300万円台のお部屋であれば上々のものと言えるでしょう。
管理費は195円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが総戸数32戸の小ぶりなスケールを鑑みれば悪くありません。
駐車場は全24台で身障者用を含む3台が平置、残りの21台が機械式です。
設計は設計工房デザインシステム、施工は冨士工、デザイン監修はカーサデザインコンサルタントです。
ヴェレーナは基本的にインターデザインがデザインに携わっているのですが、ここはヴェレーナグラン茅ヶ崎東海岸に続いてカーサデザインコンサルタントが起用されています。
意外だったのはユーロ色の強さですね。基本的に「ヴェレーナグラン」のデザインはモダンな傾向にありますし、昨今は消費者のニーズを考慮してか通常の「ヴェレーナ」もモダン側に寄せてきているように感じていたのですが、ここはエントランス・外観共に結構なユーロ調です。
エリア的にメジャーなココスヤシも設けられたリゾート風の趣になっていること自体が悪いとは思いませんが、ありがちというかちょっと平凡な印象を受けてしまうのです。
当物件はご時世的にもかなりの高価格帯になっていますし、”予想を裏切ってくれるような高級感や特色”といったものがあって欲しかったというのが正直なところになります。一部の専有部(プラン)は間取り面での差別化がなされてはいますが…。
なお、エントランスアプローチはそこそこのゆとりがあり、植栽の雰囲気も悪くありません。ただ、スケールが違うとはいえそのヴェレーナグラン茅ヶ崎東海岸が共用・デザイン面でかなり特徴的な物件だったのでどうしても地味に感じてしまうところはありますね。
共用施設としては、屋上のグランブルーテラスに加え、エントランスホール脇にオーナーズラウンジ(集会室)がありますので総戸数32戸のスケールを鑑みれば頑張っている方ではあります。オーナーズラウンジのデザインは良好ですし、アクアコリドー(エントランスホールからエレベーターへ続く屋外動線部)には水盤も施されるなど細やかな拘りはこのシリーズならではでしょう。
なお、エリア的に当然のことではありますが、サーフボード置場やシャワーブースは用意されています。
前回のヴェレーナグラン江ノ島鵠沼海岸。
公式ホームページ

お部屋は53㎡の2LDK、西角住戸です。南西はその5階建のブレスホテルですが、西は3階建、北西は青空駐車場を挟み2階建という感じなので、視界は芳しくなくとも日照が得られないわけではありません。
間取りは一般的な大きさの2LDKにはなりますが、角住戸ですし、先ほどのお部屋同様に妻面(北西面)の開口部が充実しているのは嬉しい点ですね。LD・キッチンだけでなく浴室にも窓があります。
一方、角住戸ながら洋室2が行灯部屋になっていますし、洋室2室が共にリビングインとなっているあたりも好みの分れるところではあるでしょう。ただ、角住戸の中では効率性が高い方で、こういった大きさ・プランだとリゾート物件的なニーズも少なくなさそうです。
坪単価は320万円。先ほどのような最上階特殊プラン(メゾネットや屋上スカイビューテラス付住戸)は500万円台前半~中盤といった突出した水準になっていますが、こういった中・低層階の一般的なタイプは坪単価330万円前後が多いですね。
クリオ鵠沼海岸グランロワは条件が芳しくないお部屋(防砂林によりパーシャルオーシャンビューにもならないお部屋)でも400万円超といった水準、また、レーベン鵠沼海岸BLUENOVA(駅徒歩11分、鵠沼海岸5丁目の内側ポジション)でも平均坪単価約285万円という感じでしたので、ビーチや江の島エリアに重きを置きたい方にとってはまずまずの水準だと思いますね。
設備仕様面は、小規模ですのでディスポーザーはありません。ただ、食洗機、ミストサウナ、水回りの天然石天板仕様、トイレ手洗いカウンター(面積が小さな一部住戸除く)に加え、ウッド調デッキ敷バルコニー、玄関電気錠などが備わっているので坪単価300万円台のお部屋であれば上々のものと言えるでしょう。
管理費は195円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが総戸数32戸の小ぶりなスケールを鑑みれば悪くありません。
駐車場は全24台で身障者用を含む3台が平置、残りの21台が機械式です。