ヴァースクレイシアIDZ板橋本町アーバンレジデンス【間取りも価格も…】12階56㎡5,960万円(坪単価354万円)
ヴァースクレイシアIDZ板橋本町アーバンレジデンス。
所在地:東京都板橋区大和町6-1他
交通:板橋本町駅徒歩5分、板橋区役所前駅徒歩10分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:13階建、38戸
敷地東側が中山道及び首都高に面したポジションで、現在分譲中のレ・ジェイド板橋本町の南側隣接地になります(中山道沿いは他の敷地を挟んでいます)。
この界隈のマンションの多くは中山道沿いにあり、こちらもその喧騒は懸念材料ではあるものの、そのレ・ジェイドやリビオレゾン板橋本町ステーションサイドがそうであったように、中山道の反対側となる西側には第一種住居地域(最高高さは35mとそこそこだが第3種高度地区の斜線制限があり、かなり大きな土地でないと高さのある建物は難しい)の低層住宅街が広がっており、半永久的な視界抜けが望めるのが大きなポイントになってきます。
買物便は、スーパーで言うと仲宿商店街のライフが徒歩6分、板橋本町商店街のまいばすが徒歩5分といった感じで、複数の商店街が利用しやすいポジションです。
設計はノアプランニング、施工は住協建設です。
中山道向きの東向きと低層住宅街を望む西向きの両面設計で、中央が内廊下になっているのは1つのポイントになるでしょう。
25㎡の1Kが主体となったワンルームマンションにしてはデザインに力を入れているあたりは他のヴァースクレイシア同様なのですが、ここはフロアによってバルコニー周りの形状を変えることで外観に動きを出しているあたりも悪くありません。

お部屋は56㎡の2LDK、南東角住戸です。南は14階建のマンションがあり、この上層階でも視界が妨げられるためかそもそも開口部がありません。
そして東は中山道と首都高になりますのでとても賑やかではあるのですが(二重サッシの採用により窓を閉めている限りは問題ないでしょう)、向かいは中山道沿いにしては低めの建物で構成されており、中層階以上では視界抜けが得られますね。
間取りは一般的な大きさの2LDKなのですが、25㎡の1Kがメインとなる物件内では意外なほど大きいですね。
ただ、共用廊下側どころか四角の柱全てが食い込んでいますし、そのように南側に開口部がない角住戸らしからぬ設計は残念でなりません。
柱に関しては先日取り上げたヴァースクレイシアIDZ本所吾妻橋との落差が凄いですね…。
なお、収納は充実していますが、洋室の収納は梁下(下り天井部)にあり、高さ的にはイマイチなものになります。
坪単価は354万円。当タイプの最も下階の6階になると320万円で結構な差があります。ただ、6階だと首都高(このあたりは結構高さがあります)による影響が小さくないのでそういった点が加味されているのでしょう。
近年の近隣供給事例としては、そのリビオレゾン板橋本町ステーションサイド(2018年分譲/駅徒歩2分/約295万円)、イニシア板橋桜レジデンス(2020年分譲/駅徒歩9分/約295万円)、クレストラフィーネ板橋本町(2020年分譲/駅徒歩3分/約305万円)、レ・ジェイド板橋本町(2022年分譲/駅徒歩5分/約365万円)といったところがあり、リビオレゾンとレ・ジェイドが30~40㎡台の多いコンパクト目の物件になります。
こちらはファミリータイプ(60~70㎡台)とコンパクトタイプ(30~40㎡台)のちょうど間の大きさのため単純に比較することは出来ないのですが、直近のレ・ジェイドの上層階50㎡台北西角住戸(首都高の影響が小さく、西側の視界抜けが魅力)と大差ない価格設定で、上述のようにこちらは間取りに難がありますので強気な印象ですね。
ヴァースクレイシアシリーズは基本的にワンルーム投資マンションがベースでブランド力などに欠けることもあってかある程度価格で勝負していると感じることが多いのですが、しっかりとした水準と感じます。このシリーズでは多くない50㎡超でグロスも嵩んでいますし…。
設備仕様面は、1K主体の小規模物件ですので当然ながらディスポーザーはありません。しかしながら、こういった50㎡台には床暖房やトイレ手洗いカウンターがあり”いわゆる分譲クオリティ”になっているのは良い点です。
管理費は300円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ですのでこのぐらいならば御の字でしょう。
駐車場は身障者用と来客用が1台ずつになります。
所在地:東京都板橋区大和町6-1他
交通:板橋本町駅徒歩5分、板橋区役所前駅徒歩10分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:13階建、38戸
敷地東側が中山道及び首都高に面したポジションで、現在分譲中のレ・ジェイド板橋本町の南側隣接地になります(中山道沿いは他の敷地を挟んでいます)。
この界隈のマンションの多くは中山道沿いにあり、こちらもその喧騒は懸念材料ではあるものの、そのレ・ジェイドやリビオレゾン板橋本町ステーションサイドがそうであったように、中山道の反対側となる西側には第一種住居地域(最高高さは35mとそこそこだが第3種高度地区の斜線制限があり、かなり大きな土地でないと高さのある建物は難しい)の低層住宅街が広がっており、半永久的な視界抜けが望めるのが大きなポイントになってきます。
買物便は、スーパーで言うと仲宿商店街のライフが徒歩6分、板橋本町商店街のまいばすが徒歩5分といった感じで、複数の商店街が利用しやすいポジションです。
設計はノアプランニング、施工は住協建設です。
中山道向きの東向きと低層住宅街を望む西向きの両面設計で、中央が内廊下になっているのは1つのポイントになるでしょう。
25㎡の1Kが主体となったワンルームマンションにしてはデザインに力を入れているあたりは他のヴァースクレイシア同様なのですが、ここはフロアによってバルコニー周りの形状を変えることで外観に動きを出しているあたりも悪くありません。

お部屋は56㎡の2LDK、南東角住戸です。南は14階建のマンションがあり、この上層階でも視界が妨げられるためかそもそも開口部がありません。
そして東は中山道と首都高になりますのでとても賑やかではあるのですが(二重サッシの採用により窓を閉めている限りは問題ないでしょう)、向かいは中山道沿いにしては低めの建物で構成されており、中層階以上では視界抜けが得られますね。
間取りは一般的な大きさの2LDKなのですが、25㎡の1Kがメインとなる物件内では意外なほど大きいですね。
ただ、共用廊下側どころか四角の柱全てが食い込んでいますし、そのように南側に開口部がない角住戸らしからぬ設計は残念でなりません。
柱に関しては先日取り上げたヴァースクレイシアIDZ本所吾妻橋との落差が凄いですね…。
なお、収納は充実していますが、洋室の収納は梁下(下り天井部)にあり、高さ的にはイマイチなものになります。
坪単価は354万円。当タイプの最も下階の6階になると320万円で結構な差があります。ただ、6階だと首都高(このあたりは結構高さがあります)による影響が小さくないのでそういった点が加味されているのでしょう。
近年の近隣供給事例としては、そのリビオレゾン板橋本町ステーションサイド(2018年分譲/駅徒歩2分/約295万円)、イニシア板橋桜レジデンス(2020年分譲/駅徒歩9分/約295万円)、クレストラフィーネ板橋本町(2020年分譲/駅徒歩3分/約305万円)、レ・ジェイド板橋本町(2022年分譲/駅徒歩5分/約365万円)といったところがあり、リビオレゾンとレ・ジェイドが30~40㎡台の多いコンパクト目の物件になります。
こちらはファミリータイプ(60~70㎡台)とコンパクトタイプ(30~40㎡台)のちょうど間の大きさのため単純に比較することは出来ないのですが、直近のレ・ジェイドの上層階50㎡台北西角住戸(首都高の影響が小さく、西側の視界抜けが魅力)と大差ない価格設定で、上述のようにこちらは間取りに難がありますので強気な印象ですね。
ヴァースクレイシアシリーズは基本的にワンルーム投資マンションがベースでブランド力などに欠けることもあってかある程度価格で勝負していると感じることが多いのですが、しっかりとした水準と感じます。このシリーズでは多くない50㎡超でグロスも嵩んでいますし…。
設備仕様面は、1K主体の小規模物件ですので当然ながらディスポーザーはありません。しかしながら、こういった50㎡台には床暖房やトイレ手洗いカウンターがあり”いわゆる分譲クオリティ”になっているのは良い点です。
管理費は300円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ですのでこのぐらいならば御の字でしょう。
駐車場は身障者用と来客用が1台ずつになります。
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