ピアース練馬レジデンス【エリア内では目立つデザインパフォーマンス】3階61㎡7,490万円(坪単価405万円)
続けて、ピアース練馬レジデンス。
設計は長谷建築設計事務所、施工は新日本建設、デザイン監修は南條設計室です。南條設計室の担当は山形氏で直近のピアースでも幾度となくお目にかかっていますね。
こちらは敷地面積1,300㎡弱とまずまずのスケールのある総戸数76戸で30~40㎡台もわりと設けられているとはいえ、ピアースの中では大きな部類になるでしょう。
ただ、住居系地域であり高さはあまり出せないこともあり空地率は約43%と低めで、直近で言うとピアース麻布イーストのように小規模物件でも特徴的な設計を採用する物件が少なくないモリモトの物件という意味では共用面が(スケールのわりに)ややシンプルな印象にはなりますかね。
エントランス手前にピロティを設計することでアプローチ部分はそれなりに豊かではあるものの、エントランスホールは2層吹抜などのとりわけ目立つ造りにはなっていません。
ただ、デザイン的には随所に拘りを感じることが出来ますね。こじんまりとしつつも上品な植栽、質感豊かなマテリアルなどからはモリモトならではの重厚さや高級感がありますし、建物北西部に大々的に設けられた木調アルミルーバーも外観デザイン上の大きな特徴にはなるでしょう。
練馬区でのモリモトの供給はディアナコート石神井公園だけのはずで、平均的なデザインレベルの高いモリモト物件の中では"並"でもエリア内では目立つ存在になるでしょうね。
前回のピアース練馬レジデンス。
公式ホームページ

お部屋は61㎡の2LDK+S、西向き中住戸です。建築基準法上の2階住戸(エントランスフロアの1つ上)で西側は接道しておらず4階建のマンションになるため視界は芳しくありません。
ただ、4階建マンションのこちら側には開口部がないためいわゆるお見合いになっていないのは良い点でしょう。
間取りは60㎡ちょっとの実質3LDKで、昨今の狭小トレンド下においてもかなり面積を絞ったタイプになります。
柱の食い込みは少な目ですし、玄関・廊下を限界までコンパクトにしたことで、3LDKファミリータイプとして大きな違和感のないものになっていると思います。この専有面積でLDKの13.3畳はかなり頑張っている方ですし、4~6畳のベッドルーム、そして収納もまずまず備わっているのです。
一方、主寝室、洋室共に引き戸ではなく開き戸設計になっているのは疑問で、この専有面積であれば引き戸(ウォールドア)を開くことで2LDK(1LDK+S)的に使える柔軟性があった方が良かったでしょう。
こういった居室配置の3LDKだとオープンキッチンにするのは難しく、空間的な広がりが得にくいものですが、ワイドスパン×連窓サッシによりLD周りの採光面が期待できるのは魅力ですね。
坪単価は405万円。当物件には地下住戸(エントランスの1つ下)もあり、そういったものには400万円を切るものもありますが、平均としては400万円台中盤程度になることからお分かりのようにこちらも物件内では控えめな設定になります。
ただ、むろん前建の影響あってのもので、南面に第一種低層住居専用地域を望む日照と眺望が当物件の大きな売りの1つになっていることを鑑みると、視界が妨げられ日照も西日中心となるこちらがこのような単価設定になるのは当然でしょうね。60㎡そこそこまで面積を絞ったことでグロスを抑えてはいるものの、単価は駅距離も含めた条件面から言うと立派な印象すらあります。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、クオーツストーンのキッチン天板、そして、廊下壁片面木目調パネル、廊下の600角タイル貼(70㎡以上は洗面室・トイレ床まで、80㎡以上はLDまで)など、モリモト物件らしく充実していますね。
管理費は314円/㎡。ディスポーザー付の内廊下ということを鑑みればリーズナブルな方でしょう。
駐車場は全8台で身障者用を除いた7台が機械式になります。
設計は長谷建築設計事務所、施工は新日本建設、デザイン監修は南條設計室です。南條設計室の担当は山形氏で直近のピアースでも幾度となくお目にかかっていますね。
こちらは敷地面積1,300㎡弱とまずまずのスケールのある総戸数76戸で30~40㎡台もわりと設けられているとはいえ、ピアースの中では大きな部類になるでしょう。
ただ、住居系地域であり高さはあまり出せないこともあり空地率は約43%と低めで、直近で言うとピアース麻布イーストのように小規模物件でも特徴的な設計を採用する物件が少なくないモリモトの物件という意味では共用面が(スケールのわりに)ややシンプルな印象にはなりますかね。
エントランス手前にピロティを設計することでアプローチ部分はそれなりに豊かではあるものの、エントランスホールは2層吹抜などのとりわけ目立つ造りにはなっていません。
ただ、デザイン的には随所に拘りを感じることが出来ますね。こじんまりとしつつも上品な植栽、質感豊かなマテリアルなどからはモリモトならではの重厚さや高級感がありますし、建物北西部に大々的に設けられた木調アルミルーバーも外観デザイン上の大きな特徴にはなるでしょう。
練馬区でのモリモトの供給はディアナコート石神井公園だけのはずで、平均的なデザインレベルの高いモリモト物件の中では"並"でもエリア内では目立つ存在になるでしょうね。
前回のピアース練馬レジデンス。
公式ホームページ

お部屋は61㎡の2LDK+S、西向き中住戸です。建築基準法上の2階住戸(エントランスフロアの1つ上)で西側は接道しておらず4階建のマンションになるため視界は芳しくありません。
ただ、4階建マンションのこちら側には開口部がないためいわゆるお見合いになっていないのは良い点でしょう。
間取りは60㎡ちょっとの実質3LDKで、昨今の狭小トレンド下においてもかなり面積を絞ったタイプになります。
柱の食い込みは少な目ですし、玄関・廊下を限界までコンパクトにしたことで、3LDKファミリータイプとして大きな違和感のないものになっていると思います。この専有面積でLDKの13.3畳はかなり頑張っている方ですし、4~6畳のベッドルーム、そして収納もまずまず備わっているのです。
一方、主寝室、洋室共に引き戸ではなく開き戸設計になっているのは疑問で、この専有面積であれば引き戸(ウォールドア)を開くことで2LDK(1LDK+S)的に使える柔軟性があった方が良かったでしょう。
こういった居室配置の3LDKだとオープンキッチンにするのは難しく、空間的な広がりが得にくいものですが、ワイドスパン×連窓サッシによりLD周りの採光面が期待できるのは魅力ですね。
坪単価は405万円。当物件には地下住戸(エントランスの1つ下)もあり、そういったものには400万円を切るものもありますが、平均としては400万円台中盤程度になることからお分かりのようにこちらも物件内では控えめな設定になります。
ただ、むろん前建の影響あってのもので、南面に第一種低層住居専用地域を望む日照と眺望が当物件の大きな売りの1つになっていることを鑑みると、視界が妨げられ日照も西日中心となるこちらがこのような単価設定になるのは当然でしょうね。60㎡そこそこまで面積を絞ったことでグロスを抑えてはいるものの、単価は駅距離も含めた条件面から言うと立派な印象すらあります。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、クオーツストーンのキッチン天板、そして、廊下壁片面木目調パネル、廊下の600角タイル貼(70㎡以上は洗面室・トイレ床まで、80㎡以上はLDまで)など、モリモト物件らしく充実していますね。
管理費は314円/㎡。ディスポーザー付の内廊下ということを鑑みればリーズナブルな方でしょう。
駐車場は全8台で身障者用を除いた7台が機械式になります。
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