ザ・パークハウス松戸【65㎡の意外にも大きな2LDK】2階65㎡5,408万円(坪単価274万円)
続けて、ザ・パークハウス松戸。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床が採用されています。
「ゼッチ×低炭素認定」を受けた物件で、エコ・断熱性能の高さは魅力になるでしょう。まぁ、ゼッチマンションの大半がそうであるように、いくら断熱性能が高かろうと24時間換気は普通に全熱交換器などが付かない3種換気(室内横壁の給気口から外気を直接的に取り入れ、2時間で室内の空気が丸々入れ替わる。シックハウスなどの対策で建築基準法上マストとされる)のため、結局のところ室温とは差のある外気がドンドン入ってくることにはなるのですが…。
なお、大半が3LDKとなった総戸数100戸超とはいえ、14階建でのものなので1,900㎡弱の敷地面積は突出したものではありません。とはいえ、空地率は約54%と高いですし、三方が道路に面した開放的な敷地を生かしたランドプランは見どころが豊富ですね。
敷地周囲には多くの緑が施されるのですが、特に充実しているのが敷地北東・南東のコーナー部のエントランス付近であり、シンボルツリーのクスノキ(周りが円形の石張りとなっている)がアイキャッチとなる奥ゆかしいエントランスアプローチも素敵ですね。
エントランスホール~ラウンジにかけての空間はそこそこのゆとりを感じることのできる空間で、ラウンジの窓などからも植栽を望むことが出来ますね。南東側道路との間に半円状の車寄せが設けられているあたりも魅力の1つになるでしょう。
デザイン面はそのエントランス周りの魅力的な空間デザインに加え、外観からも拘りが窺えます。シックなグレーを基調とした上で、マリオンとコーニスの垂直・水平ラインの組み合わせは繊細、また、バルコニー軒裏を木色塗装しているあたりも良いアクセントになっています。
共用施設は、そのエントランスホール脇の小ぶりなラウンジのみですが、円形テーブル、カウンター、ベンチシートなどが施され、用途によって使い分けられるスペースにはなります。
ホールに加え、メールコーナーなどと隣接されることで空間的な広がりが得られるようにはなっていますが、3LDK中心の総戸数100戸超のスケールを鑑みるともうひと回り大きなものになっていると良かったようには思いますね。
コロナ前であればこんなものなのでしょうが、昨今は総戸数100戸未満のごくごく一般的なスケールの物件でも共用面を充実させる物件が増えていますからね。
前回のザ・パークハウス松戸。
公式ホームページ

お部屋は65㎡の2LDK、南西向き中住戸です。当物件は南西向きと南東向きの2棟構成で、こちらの南西向きは1フロア5戸となっています。
こちらのタイプは南西向きのちょうど真ん中に位置しており、正面方向は戸建(とそのお庭)になりますね。その先も戸建などの低層建物になっているので、低層階でも日照良好なポジションです。
間取りは70㎡前後の3LDKが大半を占める物件内では小さな方にはなるのですが、2LDKながら65㎡が確保されているのは驚きました。
昨今の狭小トレンドであれば65㎡は3LDKの方がむしろ自然な印象ですし、まして共用廊下側の柱もほぼほぼアウトフレーム化した高効率性あっての65㎡ですからね。
そのわりにLDは11.2畳とそこまでの大きさではないですし、収納も充実しているとはいえ凄く特徴を感じるレベルではないので、ちょっとモヤっとしたりもするのですが、突出したものはないながらも1つ1つのスペースにゆとりを設けることが出来ているということでしょう。むしろ洗面所は手狭な印象もありますけど(汗)。
LDから洋室2にかけては「連窓サッシ×ウォールドア」設計になっており、合計約20畳の開放感の高い空間として使うことも可能です。
坪単価は274万円。同じ2階の南西向きでも南東側の隣戸は4階建マンションの影響が強くなるのですが、思っていたほど単価差はなく、3LDK中住戸との差もほとんどないですね。
こちらは低層階ながら前建は低く、日照も得られるポジションですのでこのご時世としては単価的な魅力を感じやすいように思います。「中層階以上で視界抜けも望める良好なポジション」、「全戸南東・南西向き」、「総戸数100戸超でそれなりの数を捌く必要」という3つの条件がそろった結果、"平均的な物件ではむしろ悪くない条件の低層階"の単価を抑えるに至ったのではないでしょうか。
こちらは2LDKとしてはかなりグロスが嵩んでおり、ウォールドアの開け閉めで3LDKと2LDKどちらにも対応するものになっていると良かったようには思いますが…。
設備仕様面は、水回りの天然石天板仕様はありませんが、スケールを生かしディスポーザー、また、食洗機に加えトイレ手洗いカウンターも備わっているので違和感はないでしょう。
管理費は326円/㎡。ディスポーザー付とはいえ、外廊下、かつ、総戸数100戸超のスケールメリットがあることを鑑みると300円超は高く感じますね。充実した植栽の管理コストなども影響してはいるのでしょうが、インフレの影響を強く感じます。
ちなみに、エレベーターは普通に2基になります。
※総戸数100戸超の物件でも1階住戸が多いケースでは1基(2階以上は80~90戸ほど)となるケースはありますが、こちらの1階住戸は3戸のみで2階以上に104戸なので2基となるのは必然。
駐車場は全36台で身障者用のみが平置、35台が機械式になります。別途来客用が1台あります。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床が採用されています。
「ゼッチ×低炭素認定」を受けた物件で、エコ・断熱性能の高さは魅力になるでしょう。まぁ、ゼッチマンションの大半がそうであるように、いくら断熱性能が高かろうと24時間換気は普通に全熱交換器などが付かない3種換気(室内横壁の給気口から外気を直接的に取り入れ、2時間で室内の空気が丸々入れ替わる。シックハウスなどの対策で建築基準法上マストとされる)のため、結局のところ室温とは差のある外気がドンドン入ってくることにはなるのですが…。
なお、大半が3LDKとなった総戸数100戸超とはいえ、14階建でのものなので1,900㎡弱の敷地面積は突出したものではありません。とはいえ、空地率は約54%と高いですし、三方が道路に面した開放的な敷地を生かしたランドプランは見どころが豊富ですね。
敷地周囲には多くの緑が施されるのですが、特に充実しているのが敷地北東・南東のコーナー部のエントランス付近であり、シンボルツリーのクスノキ(周りが円形の石張りとなっている)がアイキャッチとなる奥ゆかしいエントランスアプローチも素敵ですね。
エントランスホール~ラウンジにかけての空間はそこそこのゆとりを感じることのできる空間で、ラウンジの窓などからも植栽を望むことが出来ますね。南東側道路との間に半円状の車寄せが設けられているあたりも魅力の1つになるでしょう。
デザイン面はそのエントランス周りの魅力的な空間デザインに加え、外観からも拘りが窺えます。シックなグレーを基調とした上で、マリオンとコーニスの垂直・水平ラインの組み合わせは繊細、また、バルコニー軒裏を木色塗装しているあたりも良いアクセントになっています。
共用施設は、そのエントランスホール脇の小ぶりなラウンジのみですが、円形テーブル、カウンター、ベンチシートなどが施され、用途によって使い分けられるスペースにはなります。
ホールに加え、メールコーナーなどと隣接されることで空間的な広がりが得られるようにはなっていますが、3LDK中心の総戸数100戸超のスケールを鑑みるともうひと回り大きなものになっていると良かったようには思いますね。
コロナ前であればこんなものなのでしょうが、昨今は総戸数100戸未満のごくごく一般的なスケールの物件でも共用面を充実させる物件が増えていますからね。
前回のザ・パークハウス松戸。
公式ホームページ

お部屋は65㎡の2LDK、南西向き中住戸です。当物件は南西向きと南東向きの2棟構成で、こちらの南西向きは1フロア5戸となっています。
こちらのタイプは南西向きのちょうど真ん中に位置しており、正面方向は戸建(とそのお庭)になりますね。その先も戸建などの低層建物になっているので、低層階でも日照良好なポジションです。
間取りは70㎡前後の3LDKが大半を占める物件内では小さな方にはなるのですが、2LDKながら65㎡が確保されているのは驚きました。
昨今の狭小トレンドであれば65㎡は3LDKの方がむしろ自然な印象ですし、まして共用廊下側の柱もほぼほぼアウトフレーム化した高効率性あっての65㎡ですからね。
そのわりにLDは11.2畳とそこまでの大きさではないですし、収納も充実しているとはいえ凄く特徴を感じるレベルではないので、ちょっとモヤっとしたりもするのですが、突出したものはないながらも1つ1つのスペースにゆとりを設けることが出来ているということでしょう。むしろ洗面所は手狭な印象もありますけど(汗)。
LDから洋室2にかけては「連窓サッシ×ウォールドア」設計になっており、合計約20畳の開放感の高い空間として使うことも可能です。
坪単価は274万円。同じ2階の南西向きでも南東側の隣戸は4階建マンションの影響が強くなるのですが、思っていたほど単価差はなく、3LDK中住戸との差もほとんどないですね。
こちらは低層階ながら前建は低く、日照も得られるポジションですのでこのご時世としては単価的な魅力を感じやすいように思います。「中層階以上で視界抜けも望める良好なポジション」、「全戸南東・南西向き」、「総戸数100戸超でそれなりの数を捌く必要」という3つの条件がそろった結果、"平均的な物件ではむしろ悪くない条件の低層階"の単価を抑えるに至ったのではないでしょうか。
こちらは2LDKとしてはかなりグロスが嵩んでおり、ウォールドアの開け閉めで3LDKと2LDKどちらにも対応するものになっていると良かったようには思いますが…。
設備仕様面は、水回りの天然石天板仕様はありませんが、スケールを生かしディスポーザー、また、食洗機に加えトイレ手洗いカウンターも備わっているので違和感はないでしょう。
管理費は326円/㎡。ディスポーザー付とはいえ、外廊下、かつ、総戸数100戸超のスケールメリットがあることを鑑みると300円超は高く感じますね。充実した植栽の管理コストなども影響してはいるのでしょうが、インフレの影響を強く感じます。
ちなみに、エレベーターは普通に2基になります。
※総戸数100戸超の物件でも1階住戸が多いケースでは1基(2階以上は80~90戸ほど)となるケースはありますが、こちらの1階住戸は3戸のみで2階以上に104戸なので2基となるのは必然。
駐車場は全36台で身障者用のみが平置、35台が機械式になります。別途来客用が1台あります。
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