ラ・トゥール新宿ファースト【デザインでの物足りなさはあるが、賃料設定はわりと現実的】72㎡470,000円(坪賃料21,682円)
続けて、ラ・トゥール新宿ファースト【賃貸版】。
設計はアール・アイ・エー、E.D.L共同企業体、施工は大成建設です。
設計のアール・アイ・エーはシティタワー新宿にも携わっており、西新宿五丁目北地区防災街区整備事業トータルでのデザインを考慮した結果なのだと思いますが、こちらは”シティタワー新宿との対比”を強調させたフォルムで、想像していた以上にオフィス感の強いものです。
中・低層部の住友不動産新宿ファーストタワー部分はともかく、高層部(19~35階)のラ・トゥール部分は外観デザインに変化を持たせるなど、見た目的("あそこに住んでいるんだ"といった高揚感のあるもの)な魅力も追及して欲しかったですね。
特異な形状のセントラルパークタワーラ・トゥール新宿、同階にオフィスと住宅を共存させた二面性を感じるラ・トゥール新宿グランドなどラ・トゥールシリーズの中でも個性的なものが多かったので期待していたのですが、少々拍子抜けしてしまいました。
天井高約8mの2層吹抜としたエントランスホールやガラス貼のアトリウム、さらに幅約3mを確保した内廊下など共用部の重厚さや高級感は確かなものではあるのですが、意外性や目新しさといったものが感じられないのはやはり残念です(オタクでなければ気にならないところかとは思います…)。
シティタワー新宿もしかりで近年の住友不動産の傾向(方針)そのままではあるのですが…。
なお、コンシェルジュはもちろんのこと、バレーサービスも備わった物件で、ホスピタリティの高いサービスが受けられます。
前回のラ・トゥール新宿ファースト。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の1LDK、北向き中住戸です。青梅街道の先、北方向には住居系地域が広域に渡り広がっており、高層階からは奥行ある眺望が楽しめます。
当物件の南側にはそのシティタワー新宿がありますので角住戸を除くと北向きが多くなっており、日照的には芳しいものではないのですが、こういった1LDKタイプを希望する方であればそういった点を気にする方は少ないかもしれません。全面ダイレクトサッシなので、日照がある方角だと直射が厳しいですしね。
間取りは最低でも70㎡を確保した物件内では小さなタイプなのですが、70㎡で1LDKを採用しているようにラ・トゥールの名に恥じないゆとりある設計です。
まだまだコロナの影響が残るとはいえ外国人ニーズも少なくないエリアで、この面積帯で1LDKを採用するぐらいであれば浴室も1620のゆとりを実現するのが相応だったように思いますし、収納もちょっと少ないのは気になる点でしょう。
坪賃料は21,682円。シティタワー新宿の高層階中住戸は坪単価800万円前後(西向き除く)が多くなっており、シティタワー新宿の表面利回りは3%台前半が想定されます。昨今マンション価格の高騰を鑑みてもシティタワーの価格設定はいくら何でも割高な印象があり、そういった点から言うと賃貸の方が相対的に魅力的とは言えるでしょうね。
まぁ、パークタワー西新宿の中・高層階中住戸の600万円前後をベースにすると表面利回り4.3%超になりますので、こちらも十分に立派な賃料設定とも言えるのですが(昨今の都心部の新築で4%超は少ないため、相対的に賃料が高いということになる)、その高いホスピタリティの高いサービスに加え、室内の三次元性能などにおける魅力も高いラ・トゥールは一般的な分譲タワーよりも一回り上の賃料設定になっているのが通例ですからね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、カップボード、床暖房(分譲の際はあって当然なので普段言及していませんが、昨今はそこそこの高級賃貸でもなかったりするので記載しています)、全室ビルトインエアコンなどそれなりです。
駐車場はオフィス利用部分も含め200台超あります(ラ・トゥールだけで厳密に何台という決まりはないようでケースバイケースです)。
設計はアール・アイ・エー、E.D.L共同企業体、施工は大成建設です。
設計のアール・アイ・エーはシティタワー新宿にも携わっており、西新宿五丁目北地区防災街区整備事業トータルでのデザインを考慮した結果なのだと思いますが、こちらは”シティタワー新宿との対比”を強調させたフォルムで、想像していた以上にオフィス感の強いものです。
中・低層部の住友不動産新宿ファーストタワー部分はともかく、高層部(19~35階)のラ・トゥール部分は外観デザインに変化を持たせるなど、見た目的("あそこに住んでいるんだ"といった高揚感のあるもの)な魅力も追及して欲しかったですね。
特異な形状のセントラルパークタワーラ・トゥール新宿、同階にオフィスと住宅を共存させた二面性を感じるラ・トゥール新宿グランドなどラ・トゥールシリーズの中でも個性的なものが多かったので期待していたのですが、少々拍子抜けしてしまいました。
天井高約8mの2層吹抜としたエントランスホールやガラス貼のアトリウム、さらに幅約3mを確保した内廊下など共用部の重厚さや高級感は確かなものではあるのですが、意外性や目新しさといったものが感じられないのはやはり残念です(オタクでなければ気にならないところかとは思います…)。
シティタワー新宿もしかりで近年の住友不動産の傾向(方針)そのままではあるのですが…。
なお、コンシェルジュはもちろんのこと、バレーサービスも備わった物件で、ホスピタリティの高いサービスが受けられます。
前回のラ・トゥール新宿ファースト。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の1LDK、北向き中住戸です。青梅街道の先、北方向には住居系地域が広域に渡り広がっており、高層階からは奥行ある眺望が楽しめます。
当物件の南側にはそのシティタワー新宿がありますので角住戸を除くと北向きが多くなっており、日照的には芳しいものではないのですが、こういった1LDKタイプを希望する方であればそういった点を気にする方は少ないかもしれません。全面ダイレクトサッシなので、日照がある方角だと直射が厳しいですしね。
間取りは最低でも70㎡を確保した物件内では小さなタイプなのですが、70㎡で1LDKを採用しているようにラ・トゥールの名に恥じないゆとりある設計です。
まだまだコロナの影響が残るとはいえ外国人ニーズも少なくないエリアで、この面積帯で1LDKを採用するぐらいであれば浴室も1620のゆとりを実現するのが相応だったように思いますし、収納もちょっと少ないのは気になる点でしょう。
坪賃料は21,682円。シティタワー新宿の高層階中住戸は坪単価800万円前後(西向き除く)が多くなっており、シティタワー新宿の表面利回りは3%台前半が想定されます。昨今マンション価格の高騰を鑑みてもシティタワーの価格設定はいくら何でも割高な印象があり、そういった点から言うと賃貸の方が相対的に魅力的とは言えるでしょうね。
まぁ、パークタワー西新宿の中・高層階中住戸の600万円前後をベースにすると表面利回り4.3%超になりますので、こちらも十分に立派な賃料設定とも言えるのですが(昨今の都心部の新築で4%超は少ないため、相対的に賃料が高いということになる)、その高いホスピタリティの高いサービスに加え、室内の三次元性能などにおける魅力も高いラ・トゥールは一般的な分譲タワーよりも一回り上の賃料設定になっているのが通例ですからね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、カップボード、床暖房(分譲の際はあって当然なので普段言及していませんが、昨今はそこそこの高級賃貸でもなかったりするので記載しています)、全室ビルトインエアコンなどそれなりです。
駐車場はオフィス利用部分も含め200台超あります(ラ・トゥールだけで厳密に何台という決まりはないようでケースバイケースです)。
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